セミナー58「塗装に使うローラー」

戸建ての外壁の塗装工事についてですが、現在は吹付けではなく、ローラーによる手塗りが主流となっています。

 
主な理由は塗料の飛び散りや、シンナーなどの臭いの低減です。

20年〜30年前に外壁の塗り替えをされたことがある方ならあの臭い、覚えてらっしゃると思います。

 
「家の中におったら頭がクラクラしたわぁ」と以前よく聞いたセリフです。

 
 
ところで、塗装に使うローラー、いろんな種類があるんですよ。

 
一部ですがオレンジナイトの店内に置いている分です。

 
IMG_5242

 
 
今日は2つのローラーを説明します。

 
まずこちら。

 
IMG_2384 のコピー 3のコピー

 
マスチックローラーと言います。

 
分厚く塗れるローラーなんですね。

 
IMG_5233

 
 
外壁塗装では下塗りに主に使います。

 
よく「3回塗る」と皆さん耳にされたことがあると思いますが、これは下塗り、中塗り、上塗りの3工程を指します。

 
そして、例えばモルタルの壁に3回塗るとき、下塗りで厚みを出すのがセオリーなんですね。

 
そのとき使うのがマスチックローラーなんです。

 
一般にホームセンターに売っているようなサラサラの塗料はこのローラーでは塗れません。

 
ドロドロな塗料用なのです。ドロドロ塗料がこのローラーにいっぱい入り込み、分厚く塗装できるのですね。

2日目のカレーみたいな粘度だと思ってくださいね。

 
 
では、こちらのローラー。

 
IMG_5237

 
IMG_5235

 
ウールローラーと言います。

 
こちらは薄く、均等な厚みで塗装するためのローラーです。

 
モルタルの壁の外壁塗装などでは中塗り、上塗りに使用します。

 
下塗りで凸凹を作り、その形状の上に上塗りの塗料を2工程被せるイメージです。

 
 
サイディングの壁や最初から模様のある壁材はこのウールローラーで3工程いきます。

 
こちらの写真のような壁に、マスチックローラーを使うとどうなると思いますか。

 
凹凸が無くなってしまったり、また浅くなって見た目おかしくなるんですね。なのでウールローラーで3工程塗ります。

 
IMG_2325 のコピー2

 
IMG_3280 のコピー2

 
 
 
最後ですが、屋根も全工程ウールローラーです。

 
pY47a のコピー2

 
屋根は熱を持ちますので、厚みを持たせると塗料が膨らみます。

 
なので薄く均一が基本なんですね。

 
 
マスチックローラーとウールローラー、主に2種類のローラーを使い分けて、外壁や屋根は塗っていっているんですよ。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ページトップ