セミナー105「屋根の遮熱塗料について」

暑い季節がやってきました。これから2ヶ月、毎年屋根の上に上がると、まるで調理中のフライパンの上にいるようだと感じるときがあります。

 
素手で瓦を触ると「熱っ!」てなるんですよ。

 
そんな屋根の上で、いつも作業をしてくれる職人さんらがいることに感謝ですし、とても大変な仕事なんですよ。

 
今日は屋根塗装に最近よく使う遮熱塗料についてです。

 
 
屋根塗装遮熱

 
 
いまどき、スレート屋根の塗装などで遮熱塗料を使用することは珍しくなくなりました。施工手順は通常の場合と全く同じです。

 
いつもお客様に聞かれるのですが、原理としては太陽光のうち、熱の原因となる赤外線を反射させることによって、屋根の温度の上昇を防ぐ力を持った塗料です。

 
屋根の温度上昇を防ぐので、室内の温度の上昇も防ぎ、より快適な生活を実現するという目的で施工させていただきます。

 
塗料にもよりますが、赤外線を90%くらいは反射しますので効果はあります。

 
屋根塗装に使う塗料が出始めの頃は、私も半信半疑でしたし、実際イマイチな塗料もありましたのでオススメをしていませんでしたが、現在はなかなか塗料の力はすごいなぁと感心しています。

 
以前に塗った屋根の上に上がらせていただきますと、夏場の「熱っ!」は「多少熱いですね」くらい体感で差が出ました。手でスレート屋根を触るとあきらかに違うんですよ。

 
データでは15度から20度は差があるそうです。

 
 
通常の塗料で、普通の大きさのおうちの屋根を塗装したら30万円くらいだとしますと、遮熱塗料では塗料にもよりますが35万円から40万円くらいです。

 
そこまで大きな差ではありませんので、屋根塗装の際は、候補に挙げてもらうと夏場に涼しくなったと仰って頂けるかも分かりませんよ。

 
 
 
 
 
 
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