社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2014年01月22日

「採用」のセミナーを受けて

昨日、大阪でセミナーを受けさせていただきました。

僕を筆頭に全員でどんどん成長していくために取り組んでいる研修制度であり、各個人に受けてほしいカリキュラムを組んでいます。

昨日のテーマは「採用」というもので、企業の成長は人そのものでありますからオレンジナイトにおいても重要な課題の一つです。

僕は社員を採用する際、最も重要視しているのは「僕の考え方を理解してくれる素養があるか」ということです。

完全には見抜けませんし、中には即戦力候補を交えて採用していきますが、テクニック経営ではなく理念経営がしたいのでそこは大切であると何年か前に気づきました。

面接に来る社員の質は会社の質に比例していると思っています。

僕のレベルが低いのに良い社員が来ないと嘆くのは本末転倒ですし、正月に毎年やっている箱根駅伝を見てもそうですが、強い大学や優秀な先生のいる大学には一層優秀な人材が集まる。なので余計に強くなっていきます。

中には青田買いしておいたり、一本釣りもしているでしょうが、そうなれば好循環ですがそうなるまでが踏ん張りどころ。

大手企業にはおそらくガンガン希望者は集まるんでしょうが中小はそうもいきませんよね。

実話なんですが、まだオレンジナイトがシカマ工務店と名乗っていた創業した年や翌年、いやその次の年くらいまではうちに面接にくる方々の質はひどかったです。

前述したとおり僕や会社にともなった方々が来てくれているのでしょうが、正社員の面接なのにスーツを着ていないなどはザラで、金髪や完全茶髪の人、香水プンプンの人、ヨレヨレのカッターシャツにコーヒーを大量にこぼしてそのままくる人には驚愕でしたし、無気力な人などは数えきれず、不採用とさせていただいた方の一人からは何度も何度も代引きで注文もしていない商品が嫌がらせで送られてきたこともありました。

その中でたまに考え方を理解してくれそうな人が来るんです。少しずつ少しずつそういった人が増え、頑張ってくれ今も会社を作っていっています。なので今いる社員はとても大切なのです。

早くからいる社員ほど苦労してくれていますし、今くらいに入ってくる人たちも数年後から見たらまだまだ初期段階であると思います。

会社の方向性をみんなが理解しようとしてくれますし、こうしましょうと決めたらみんながやろうとしてくれることにはとても感謝しています。

人間変わると僕は考えています。

特に若い人や自分というものがまだできていない人などはどうにでもなる。

しかし、ある物事を提起したときにその事象に対する受け取り方や考え方は根本的に違う人というのは存在します。

そのような人とはそもそも一緒に働かないほうがお互いのためですし、そこの採用する側と採用される側のお互いの見極めが面接だと思います。


昨日、採用に関してさまざまなまだうちが取り組めていない事を本当にたくさん聞けました。

もっともっと面接する僕らの意識も変えていかないといけないと感じましたし、良い人材を集め、共に成長していけたら会社の可能性は無限だなと思いました。

それと同時に今働いてくれている会社のみんなに対し何かの縁で一緒に毎日過ごし、いつも気持ちよく働いてくれてありがたいなぁと再認識しましたし、採用というものがいかに重要であるか考えさせられました。

新しい採用に関する一式を早速考えていこうと思っていますし、一ヶ月以内にはそれを開始します。

とても有意義なセミナーでした。








posted by orangeknight at 09:04
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