社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」
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2023年11月08日

ケンカというものは

ジャニーズを見ていて感じる。

 
ケンカ慣れしていない人がおもてに立つと、めった打ちを食らう。

いや、自らそれを食らいにいくというか、ノーガードであり、性善説で相手に挑みにいく。

得てしてこういう傾向が多い。

 
東山は「人類史上最大のなんとか」とか「法を超えて補償する」などと言っていた。

 
良い人なのだと思う。

もちろん花はあるし、アーティストとしては一級品だ。

ただ、揉まれていない。

そして、守られてきたのだ。

 
人類史上最大のなんとかは、もっともっとひどいのがある。

戦争を知らないのか。

今のガザ地区で行われていることに比べたら、ジャニーズの当事者には悪いが比べ物にならない。それは全然事実であろう。

 
法など超えたらボコボコ来るのだ、世間は。

法という、逮捕権を持つものが取り締まるルールがあるから、為政者は現状を維持しているわけで、強者も弱者もそれが拠り所であり、特に弱者が法を超えて補償などしても、国家権力はいざという時に弱者にそれ以上のことなどしてくれない。

 
 
建築をしていたら、いくらでもこんなケースがある。

 
足場を組んで外壁塗装工事をしていたとする。

 
お隣の家から朝一に電話がかかってきた。会社に。

 
内容は「お前の会社が隣で足場を組んでいる。朝起きたら瓦が飛んできて車に傷がついている。どうしてくれるんだ!」とブチ切れている。

 
初動として、もちろん伺うことが肝心である。

 
しかし、電話を受けた瞬間、また報告を聞いたとき、ケンカ慣れしていない人は「申し訳ございません〜」と平身低頭に謝罪し、その瞬間から加害者になる。

そして、罪を犯した人として、罪を償う道へ一直線に突っ走る。

 
ケンカ慣れしている人は冷静に聞き、その場で謝罪しない。

むろん、お隣に対して「うちではない!」といきなり言ったりはしないが、でも心の中で、うちの職人の仕業かどうか定かではないし、なぜ夜中に瓦が落ちるのだろう、その他いろんなことを考察する。

 
おもてには立つが、ノーガードで接しないし、語弊はあるが、いつでも殴れますと右の拳を握りしめて話をする。

こちらに非があることがわかれば謝罪はするが、それまでは粛々と対応する。

右の拳を握っていないと認識された瞬間、相手は飛びかかってくる。

それを抑止力というのだ。

 
 
そうでないと、世の中で自分の顔で、また頭を張って生きてはいけない。

 
繰り返すが、良い人はたくさんいるし、気持ちがある人もいっぱいおられる。

でも、そうでない人もいるし、正義もそれぞれにある。

イスラエルとパレスチナを見ていたらわかるだろう。どちらにも良い人はいるのだ。2人であったらすごく仲良くなるかもしれない。

しかし、組織のトップとはそういうものではない。

 
 
ケンカは、小さいケンカを売られ、それに勝つことで少しずつ大きなケンカに勝てるようになる。

決してこちらから売るものではないが、仮に売られたら、その売られたケンカが勝てるか、ちょっと頑張れば勝てるくらいだと感じたら買うことでこちらは成長する。

 
それを経ずに、いきなり強敵に出会えば、一撃でいかれるのは目に見えている。

 
ドラクエで、レベル1ではスライムが相手だが、いきなり最終章に行けばゲームにもならない。

 
 
 
オレンジナイトでは、社内で、こちらに非があることに対してはきちんと謝罪しなさいと教えていますし、会社のみんなにはあらゆることは自分が源であると教えている。

また、損得ではなく、善悪で判断することと指導しているし、毎週全員でそれを唱えている。

 
とても大切なことだと考えている。

 
ケンカの仕方は教えていない。

 
教えてどうこうなるものではない。

 
 
それは、売られて、自分で買うからできるようになるもの。

 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 12:02

2023年11月07日

結果報告 第16期の産廃費用削減目標 未達に終わりました

ユンボを投入して臨んだ前期第16期の目標の1つであります「産廃費用20%削減」ですが、未達に終わりました。

 
どういう事かと言いますと、うちの本社の横に産廃を捨てるコンテナ(バッカン)を置いています。2つ。

 
産廃回収コンテナバッカン

 
この2つのコンテナの中に入れられる産廃を、ユンボで潰し、容量を小さくして、産廃処分にかかる費用を昨年より20%少なくしようというものです。

 
この費用には、大きな解体工事や、屋根瓦の葺き替えなどの処分費は含んでいません。

 
それらは直接処分場にダンプで運ぶので別計算です。

 
あくまでリフォーム工事の解体工事における、そしてそれを本社まで持って帰ってきたゴミの費用の総額に対しての削減目標であります。

 
 
上記条件にあてはまる、具体的数字としては、第15期が978万円でした。

そして、これを20%削減しようと臨んだ第16期の結果は930万円が最終でした。

 
目標値は978万の20%減で782万でしたので、全然です。遠く及びませんでした。

 
 
売上自体昨年よりは上がってはいますが、でもそれも吸収して達成したかったですし、とても悔しく思っています。

 
結果として昨年が978万円でしたので僅か48万円の減。

 
ユンボに400万円投資していますし、ユンボの免許取得費、またそれにかかった日数、さらにそれに乗って産廃をガンガン潰した時間のトータルを考えたら、無念ではすまされない数字です。

 
正直、できる自信しかなかったのですが、まずまずのお金お使い、責任を感じてはおります。

 
 
しかし、分析により浮かび上がったものもありますのでリベンジでもう1年いきます。

 
第17期は前の期930万円の20%減、744万円が目標です。

 
必達しますよう、自分の役割は現場全体を考え、動かし、そして最後はユンボ免許保持者みんなで潰して挑みます。

 
次の協力業者会で話をしたいテーマの1つです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 14:24

2023年11月06日

労働時間と生産性の関係

労働時間と生産性の関係ついて考える。

 
基本比例はしている。

人間はある程度の連続時間で生産効率は落ちてくるが、生産性が原則マイナスにはならない。

 
残業は昨今悪のように言われる。

しかし、8時間労働が10時間になった時点で生産性がどれくらい落ちるのかは個人差である。

生産性は落ちたとしても、必ず前には進む。

そもそもの量をさばかないといけない時はそれが求めれる。

 
 
5時間で働いたからといって生産性が上がるわけではない。

それが2時間でも同じ。7時間でも同じ。

8時間労働が最適というのはおそらく後付け理論ではあろう。1日が24時間なので8時間と定めたか。

 
残業は生産効率を下げながら、それでも生産をし続ける仕組み。

 
それとは異なり、休日出勤の生産効率は優れている。

 
補足するが、途方もない毎日の残業時間、その上で休日も返上しての労働を指しているのではない。

それは過労死します。

 
適度な毎日の労働。8時間プラス、3×6協定の範囲内での労働時間に週に2日の休み。

この2日の休みのどちらも、またどちらか、またその一部を労働に充てることは高い生産性をもたらす。

 
そもそも週休2日という制度はここ10年、20年のものだ。

 
私が小学生の時は土曜日は3時間目まであった。今は土曜日は休日。しかし、私学は土曜日も普通にやっているではないか。ちなみに海外も。

 
勝っているところは週休2日ではない。これは1つのヒントになる。

 
 
話を戻すが、週に1日休み、休み1日の全部、またはその半分や一部を労働時間に充てると生産性はグンと上がる。

 
現場などで例えたら分かりやすいだろう。

職人が週2回現場を空けると、週に6日×7時間の42時間分進むところが、5日×7時間の35時間になり、生産性は20%弱も下がる。

 
現状、現場を週1の休みにしているのは、全体の20%の生産性を維持するためと言える。その上であらゆることは成り立っている。

 
 
結論ではないが、労働時間と生産性、生産性を上げたければまず時間だ。時間は裏切らない。

健康を損なわない程度に、長くした労働時間は、生産性をより求めるときには即効性がある。

 
効率を求めるなら残業ではなく、休日か。

これは自分の経験でも同じだ。やはり、よく寝て、休みの日に出勤すると進む。効率も全然悪くない。

 
 
そう考えていくと、人間ではなく、機械がベストではないか。AIをはじめとするコンピュータは8時間労働など概念もない。

 
夜中もやるし、休みも与えなくていい。

 
人は人にしか出来ない仕事にますますシフトしないと、これまでの話から勝ち目はないか。

 
 
そういえばうちのコインランドリーはずっと売ってくれている。

 
1ヶ月が31日間の月は、30日間の月より確実に1日分売上は増える。

 
これが労働時間と生産性の関係の今日の結論かな。もっと考えていきたい。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 12:16
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