2025年12月02日

トイレの蓋と蓋に座る話

先週、愛知県にあるLIXILのトイレミュージアムで、ヨーロッパの人もトイレに腰掛けて何かをする文化があると教わりました。

 
何かとは、化粧や、髪のセットとか、歯磨きなどかなとは思いますが、読書などもあるかもしれません。

 
 
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ヨーロッパの人もと書いたのは、ベトナムの人はそうなのだと先々月に教わって、ある種ビビビときまして、鮮明に脳裏にインプットしたからであります。

 
 
これはベトナムの中間層から富裕層の間に売られているトイレです。

 
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蓋がこんなに薄いんです。

 
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皆さんがイメージされるトイレの蓋って、樹脂という名の分かりやすくいうとプラスチックですよね。

 
柔らかさも、トイレクイックルで拭くとややしなるくらいのあの強度だと思います。

 
あれは樹脂でもABS樹脂という素材でありまして、オモチャとか家電なんかによく使用されるものなんです。

 
対して、腰をかける、座るという文化がある国のトイレの蓋は、ユリア樹脂を使用しています。

 
接着剤の世界ではこの樹脂がスタンダードあり、硬さが特性なんです。また表面はよりツルッとなる特徴があるんですよ。

 
実際、私も拳でコンコンとしましたが、しっかり感がユリア樹脂の蓋は全然違いました。

曲がりませんから、トイレクイックルでしっかり拭けますよ。

 
もちろんベトナムにもABS樹脂の蓋のトイレもありましたが。

 
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トイレって今までも考えてきましたが、よくよくより考えれば考えるほど、歴史や科学、哲学から数学や文化に慣習、非常に興味深いです。

 
小便やうんちが、瞬間で自分の目の前からどこかに去ってくれるって、素晴らしくないですか。

 
 
日本では、機械でどんどんあのトイレの形ができていきますが、まだまだ全然違う形状のトイレも発明されてくるだろうと思います。

今の形は固定観念でしょうからね。

 
 
そういえば、愛知県のLIXILの工場では黄色のファナックが稼働していました。

 
余談ですが、フィジカルAIで今日はファナックは高騰していますね。

 
トイレの蓋と蓋に座る話でした。

 
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posted by orangeknight at 14:49
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