社長の日記「つみかさね」

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2014年03月19日

ピザーラの横にドミノ・ピザ

姫路の飾磨のドミノ・ピザがオープンしたようです。

もっとも、その真横には元々ピザーラがありました。

ドミノ・ピザはわざと真横に開業したんですね、これって最高ですね。

写真 のコピー 3.JPG

僕がピザーラのオーナーなら素直に喜びます。だって売上アップのチャンスです。


僕が先月からこの店舗にドミノ・ピザが入ることを知っていたくらいですからピザーラの飾磨店さんはご存知だったはず。

ここ数日は汚れた外壁をピカピカに塗り直し、看板を新しく大きな物に変えています。

僕は大学中に約二年アルバイト、卒業後一年店長としてピザ屋さんでお世話になりました。

ピザ屋さんというものはアルバイトが主力で今思えば彼ら彼女らの教育とやる気で売上は「簡単に」上がるであろうし、下がるであろう業態だったと感じます。

アルバイトが主力というのがキーワードで、ようはベクトルが揃いにくい反面、若いので揃えることは可能であるし、バイタリティがあるんです。

外から近年のピザーラの飾磨さんを見るに汚い店舗であったと思います。

しかし、これは宅配業界のいわば普通、イートインが無い店はまるで厨房は発展途上国のようですし、やはりそれに伴い普通は年々売上げが下がる。

なので投資も控えるので悪循環です。

今回、ピザーラは改装して新しい店のように変身しています。

むろん本部の応援もあるでしょうし、スーパーバイザーはしばらくは入り浸るでしょうから嫌でも盛り上がります。

昔聞いた話ですが、たしかピザーラの創業者はドミノ・ピザに加盟しようとしたら断られて、それならと自分でピザ屋さんを創業したらしいです。今では業界一位、すごいですよね。

資本主義ですから勝つか負けるかです。しかし、それとともに相乗効果ということもあると思います。

ラーメン屋さんや居酒屋さんが集落を作るのは一店舗では集客力が低いが、店舗数が増えれば必然と集客力が上がるためです。

僕がピザの宅配をしていた頃よくありました。それはどういうことかと言いますと、当時の僕がいた店とよそのピザ屋さんを同時に注文する方ってけっこうおられるんです。

どちらが早いかというのも興味のあるところでしょうし、いろんな味を食べたい、比べたいというのがあるんだと思います。

ピザーラは今までピザに興味がなかった人や眠ってしまっていた顧客をファンにするチャンスだと思うのです。

ドミノ・ピザはオープンなので流行るでしょうが、ピザーラはチャンスです。

もう僕がピザーラのオーナーならワクワクします。


他人事みたいで恐縮ですが、同じ商売人として辛さも理解できます。

負ければ無一文ですから。でも、それも分かったうえでどちらにも頑張ってほしいなと思います。

どちらもが良くなればいいですね。僕もピザが大好きなのでまたどちらにも買いにいこうと思います。

テイクアウト派なので。










posted by orangeknight at 15:03
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