先週のリフォーム産業新聞の一面です。消費税増税に対しての各社の戦略です。
新聞に入るチラシを見ていても「次世代住宅ポイント」の活字が入るものが増えてきつつあります。
駆け込み需要を獲り切るか。はたまた今から１０月以降の反動減を抑止するか。
特にこのデリケートな数ヶ月は長期的な計画ではなく、１ヶ月単位で戦略を練り直しています。
たくさんいる同業他社はどういう戦略をとっているのか、そしてとっていくのかをみています。
エコキュート。例えば３５万円。エコキュートを今契約して今工事すると消費税8％。税込３７８０００円。
それを、今契約して１０月に工事をすると消費税は１０％。税込３８５０００円。
税率が２％上がるから７０００円損なような気がしますが、国の施策「次世代住宅ポイント」が適用され、２４０００ポイントが還元されるので、実質１７０００円得なのです。
こういったものがたくさんあり、これをどういうふうに見せていくか。
お客様に損した感を出させるわけにはいきませんし、増税前後の需要をしっかりとオレンジナイトが獲得しきれるよう戦い、勝たなければいけない。
オレンジナイト太子店のオープン以後、「外壁塗装」「オレンジナイトビジネス」「屋根工事」と、次世代住宅ポイントと直接関係のないメニューできています。
これから出していくであろ次世代住宅ポイント絡みのチラシと間をあけ、お客様の不満を頂戴しない戦略をとっているのです。
しかし、もうそろそろ次世代住宅ポイント絡みの内容を出していかないといけないと考えます。
オレンジナイトはまだ９月末までに工事を完了する能力があります。
正直、注力してきた外壁塗装などは今月でキャパオーバーとなるでしょう。
しかし、戦略上除外してきた「リフォーム」はまだいけます。お盆までに受注したものであればなんとか８％のうちに完工させられると予想しています。
７月８月の駆け込み需要の獲得の最大化、９月からの急転換、これがオレンジナイトの戦略です。今のスピードを減速しないでいき、急スピードで反転します。
急スピードで反転しますのでこけるリスクはありますがハイリターンが得られると信じています。
数字として結果を出せるか。
自分の実力を試す機会だと思っています。
前回の消費税増税後、自分の無知、浅はか、力のなさを結果で思い知らされました。ずっと覚えています。
今回は必ず勝ちます。完全に勝ちきります。
