社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2019年11月03日

ご提案するときの私の考え

自分の家で採用したい。親や兄弟、祖父母などの家で「これにしておくといい」という住宅設備機器をお客様にも提案し、販売したい。

 
これは嘘偽りない個人的な想いであります。

 
「売れる商品を売る」というのも理解できる。おかしいことではない。

 
しかし「売りたい商品を売りたい」という想いがある。

 
「あなたに任せるから」という昔からの常連の方々や紹介されてこられた方々、もちろんそんなご新規のお客様には、私が良いと思っているその時々の商品を提案している。

 
高価なものが良いということではなく、価格帯で言ったら中上級が多いと感じる。

 
普及品を提案することは相手が望まない限りない。

 
やはり良いものは良いし、安いものはそれなりである。当たり前ですが。

 
私はリフォームという業界の「受注してなんぼ」という現状を打破したい。いや、打破する。

 
それにはお客様の価格最優先という、売り手に洗脳されてしまった価値観を少し解き放たないといけない。

 
価格は大切なポイントであります。しかし、価格を最優先した選択はほぼ全てのお客様を不幸にする。

リフォームを相見積りで価格を最優先して決めたお客様のほとんどは、完工したときあまり満足感は残らない。これは我々の業界の常識であります。

 
今まで一生懸命に頑張ってこられた65歳のお客様のおうちのリフォームは、そのお客様に見合った内容のものを提案したいし、住宅設備機器に限らず、床材、照明、建具、それらも見合ったものをお使いいただきたい。

 
30歳代のお客様は安い物でも良い。今から頑張ればいいから。

 
しかし、65歳、70歳、80歳のお客様には自分が使いたいと思うような商品を提案したい。するべきだと思っています。

 
 
工事が終わり「いや〜、お母さん、リフォームして良かったなぁ。オレンジナイトに頼んでほんまに良かったなぁ」「そうね、お父さん。ありがとう。」とお二人だけの食卓で、笑顔でそんな会話がなされるのが私の理想なんです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 13:21
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