社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2020年10月12日

在庫をストックしておくという発想

在庫をストックしておくという発想。

 
この発想は一般生活においてはライフラインに関わるようなものに関しては正解でしょう。

 
商売に関しては販売機会を逃さないため。チャンス。これに関しては正しいと思う。

 
しかし、それ以外に関しては全て非効率です。

 
極論を言ってしまえば全て無しの方が良い。

 
確かに使っていた商品がなくなってしまい、困った時に在庫の備品があれば助かる。

例えば食器を洗う洗剤。いちいちそれだけを買いに行くのも時間の無駄なので1本予備があれば助かる。しかし2本以上は全く意味がない。

 
ここです。

 
多くの家庭、会社には2本以上、2個以上の在庫、予備がある。

 
1つなくなれば次の1つでよいのになぜか2つ、3つ、4つとある。

 
安心だから。まとめ買いで安くなったから。いろんな理由がある。

 
 
しかし、結論から言うとその在庫の全てはきちんと使われない。絶対に。そして、経営面から言うとお金が棚や物置に眠っている状態が延々と続く。

 
 
そこに意味はあるのか。

 
ライフラインや販売機会のためなら在庫は意味がある。釣り合う。でも、それ以外は無くてもよいものがほとんどで、あっても予備1つで事足りる。そこを考えない。思考停止に陥ったらもったいない。

 
 
多くの生活用品を在庫しているご家庭が裕福かと言えば一概に逆の傾向にある。お金持ちは在庫していない。物を捨てるが貯めない。毎月の生活をどうにかこうにかというご家庭には溢れるストックがある。

 
多くの商品を在庫している会社が黒字経営かと言うとそんなことはまずない。赤字の会社ほどモノが溢れ、捨てたらよいようなものでもどんどん置いている。儲かっている会社にはまず溢れていない。

 
考え方なんでしょうね。

 
 
結果がこのように出ているのだから、在庫のストックは無い方が良い。

 
 
発想はズバーンと転換させたら未来が変わる。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 11:08

2020年10月11日

ありがとうについての想いを書いてみました

10月で終わるオレンジナイトの13期のテーマは「ありがとうを集める」でした。一年間それを一層意識してやってきました。

 
ありがとう。

 
ありがとうってなんなんだろうと考える。

 
 
まずそもそも、ありがとうという想いは感じるものである。そうです、感じるものであり、人それぞれ違う。

 
どういうふう感じるものかと言えば、私は「あたりまえではない」というのがありがとうだと考えている。

 
だから、小さい子にはまず最初は教えるものだと思う。

 
現に私は娘と息子にありがとうを想いなさい、言いなさいと教えた。

 
小さい子にとって、ご飯が出され、それを食べるというのはあたりまえに映る。

 
2歳や3歳の子が、そのご飯を誰が作って、誰が食材を買って、誰が育てて作ったか。ましてや普通に食事が出来るのはあたりまえではないということなど考えるはずがない。

ご飯が当然のように食卓に並ぶから、当然のように普通にパクパクと食べる。

 
幼少期はそれでよい。教えられ、それがあたりまえではないということを「知って」ありがとうと言い始める。

 
これがステージ1のありがとうであり、それは「己に直接の利をもたらされた時」のありがとうだと私は考える。

 
 
大人になり、それは人により度合いは違うが、もう一つのありがとうを感じるようになる。

 
大原則として「あたりまえではない」が、ありがとうであるのには変わらないのですが、直接の己の利ではない事へありがとうを感じるようになる。

 
これこそがステージ2のありがとうであると私は考える。

 
何かをしてもらってのありがとうではないありがとう。

 
 
本当の感謝というものは、頭をガツンと打った人のみが知るのではないか。いや、理解すると言った方が適切か。

 
頭をガツンと。涙がポロポロ流れるような経験は現状への感謝を教えてくれる。

 
あたりまえに映っていた景色がそうではない景色に見える。

 
先人はそんなことから「苦労は買ってでもしなさい」と教えたのだと思う。

 
 
今の環境に感謝、ありがたいという感情は頭を打ってから初めて理解できる境地ではないか。

 
 
 
ありがとう。ありがとうには己が直接に利を享受した時に感じるステージ1のありがとうと、頭をガツンと打った事があり、なにくそとその困難に立ち向かっていく人だけが知り得る日常への感謝というステージ2のありがとうがある。

 
そして、それらに共通するのはあたりまえではないという概念。

 
 
自分には運があると思っている人の方がステージ2のありがとうを理解している傾向にある。

 
 
ありがたいという想いを持って生活していると人生は好転する。うまくいっている人は皆感謝という言葉を口にされる。

 
 
ありがとう。ありがとうについての想いを書いてみました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 18:21

2020年10月09日

うちの柴田と山﨑に感心、感謝していること

うちの経理を担当している主任の山﨑。近頃変わってきたんです。

 
何がかと言いますと「モノの伝え方」です。

 
彼女は一所懸命にこういう事だと伝えてくれようとするのですが、何が言いたいのかイマイチ分からない話し方や書き方をするところがありました。

 
しかし先月、課長の柴田が「結論から言うのは分かっていると思いますが、こういう風に話したり、書く習慣を持てば」と具体的に何度も口で言ったり、文章で会話したりし指導し、山﨑が劇的に変わってきました。

 
 
すごいなぁと感じています。

 
 
ぎこちないところもありますが、頑張って「結論から伝えよう」と努力しているのがとてもみえますし、きちんと伝わってきます。

 
山﨑の良いところは書ききれないほどあるのですが、まず一番に私を絶対に裏切らないというところです。だから経理をしているのですが、安心です。お金を安心して任せられる。私の自慢です。

そして、同様に素晴らしい点が、最古参であるにも関わらず威張らず、傲慢にならず、昔のまま謙虚であるというところです。

 
 
山﨑より柴田の方が年齢も下で、数年あとから入社していますが今は上司です。彼女は元はパートで入社したのですが、能力と考え方は抜群に良いので今の立場にいます。

 
今回も、そんな柴田だからこそ、こういう風にしたら山﨑がさらに良くなると考え、試行錯誤し教えたんだと思います。また山﨑は、そんな柴田を心から認め、その通りにしようとやっているところがこれまた彼女の長所だと感じるのです。

 
 
私は直接に山﨑をそんなふうにしてあげられなかったですが、柴田の導き方と、山﨑の素直さ、そして2人の人間関係がピタッとうまくいっているからプラスプラスに変化しているのだと思います。

 
 
2人ともが一層成長しているように感じます。

 
柴田と山﨑に感心していますし、感謝していることです。ありがとう。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 10:02
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