社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」
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2013年12月17日

協力業者会での話題に

今週の土曜日は協力業者会を行います。

オレンジナイトの工事現場に入場する全ての業者様と、弊社の営業や管理を中心とした社員が参加します。

テーマはもっぱら工事の安全とサービスの向上で予定していますが、今年話題になったSNSの事も話そうと考えています。

夏でしたか、あるコンビニのアイスの冷蔵庫に寝そべって写真を撮り、それをFacebookにアップしたことでその店は結果閉店となったという話。

他にも似たようなことがかなりたくさん報道されていましたが、あれは決して人ごとではありません。

店員はおそらく気軽な気持ちで投稿したんだと思います。

もちろん元をただせば、売り物を入れる冷蔵庫に全身を入れて写真を撮るなど、幼稚な行為ではありますが、閉店というような極刑が相当かといえば僕はそこまでは厳しすぎると思います。

店長やオーナーからゲンコツでももらい、諭されて理解して次そんなことをしなければよい、というものだと思います。

しかし、インターネットの力でそれが公に出てしまうとそんなわけにはいきません。

ましてやそれが個人商店のレベルではなく企業となるときちんとしたみそぎをしないと許されない現在の風潮があります。

それだけすごい力を持っているということを、再度認識しなければいけないと思うんです。

こうやって僕が書いているブログも、どなたにご覧いただいているかなど検討もつきませんし、予想もできないところで目にするのがネットの力だと思います。

社員には会社の事はFacebookやツイッター、LINEなどのSNSで書いてはいけませんと言っています。

もちろん今年の夏からですが、いろんなネタもあるとは思うんですが、オープンにして良い悪いの判断基準がまちまちであるのと、結局は責任の所在は各個人にはいきませんからそこは規制をかけています。

これを協力業者会でも皆さんに提言するつもりです。

例えば、現場の風景を何気に撮りました。そこにどこからともなく転がってきたタバコの吸い殻が端の方に映り込んでいるとなると、たちまち「オレンジナイトの工事現場はタバコはポイ捨て」となるやもしれません。

そんなことはいくらでも想定できますし、考えれば考えるほど怖いなと思います。

僕もブログやツイッターをしています。連動しているのでFacebookもしているような形になっています。

そこで感じたことがあるんですが、奇抜なネタは注目が集まるんです。

長文でほのぼのとした話を掲載するより、単文でゲッというようなネタにはいわゆる「いいね」が集まる傾向があると考えられます。

ウケようと考えると、ポピュリズムに走ると同調が得られやすいんですが、そこには確固たる信念が得てして無い場合が多い。

僕は自信のブログを通じて感じましたが、読み手の受け取りようを意識して書いたものや写真中心はウケがよい。

しかし、考え方を深く盛り込むとさまざまな意見がでる。

僕はどちらも好きですが、後者は絶対にこれからも続けたいと考えていますので、面白いだけのものではありませんがお読みいただければ幸いです。

話はそれましたがそれともう一つ、僕はLINEやメールで噂話や他人の陰口をたたくような人間は嫌いです。

特に子供ならまだしも、大の男どおしがそんなもので会話することが考えられません。

便利なツールですが、そんなことは日本中でおこっているでしょうが、人間関係は会って話してなんぼ、最低電話で口でしゃべりましょうなどというような話もしたいと思っています。

今日もまた本当に長々とありがとうございました。




posted by orangeknight at 11:01

2013年12月16日

お酒の飲み方

今月は忘年会の誘いが多く、必然的にお酒を飲む機会が増えています。いや、厳密に言えば毎日家でも飲んでいますので、外で飲む機会が増えています、というのが正しいでしょう。

もちろん会社の者も含め、いろんな方とお酒を飲みますが、こういう場でその人の内面や本質というのは得てしてよくみえますよね。

気配りのよくできる人、予約などに余念のない方、そして次の日が仕事の日であればその日に、日曜であれば月曜にご丁寧にお金を出した出していないに関わらずお電話下さる方、このお礼はもちろん僕もしていますが、昔は「ごちそうさまでした」のお電話だけでしたが、「お時間をとっていただいてありがとうございました」のお礼のお電話ができて始めて一人前であることは取引先をみて気づき、教えられました。

社内などで時間のお礼までは言う必要はありませんが、取引先や対外的にはこれは必要最低限の礼儀であると不肖魚住、30歳くらいで知りました。

とても素晴らしいと最初に感じましたし、逆にオレンジナイトでもこれができない者は大切な場や仕事である飲みの場は任せられません。


僕はこの世に無礼講はないと思っています。

お酒の場で吐いた言葉は消えませんし、忘れてももらえないと思ったほうが賢明でしょう。

急に態度が不遜になればそれが本来の姿かと思われますし、適度に明るくお酒の力で場が和むというのが一番好ましい姿でしょう。

友達や家族や知人など以外と飲みにいくのは全て仕事です。たまに若い子でそんな認識なく暴走するのがいますが大学のサークルなどとまだまだ勘違いしていたり、おそらく何も言われずに育ってきたんだと感じられます。

仕事ができる人や企業においても若くして出世していたり、そしてそれなりの地位にある人は一概に酔っぱらいません。かといって固く、仕事仕事とやっているんではなく、その場を楽しみつつきれいに飲んでいます。もうこれは絶対です。

そういった姿などを見て僕もそうなりたいなと感じますし、そういった場から発展していくものってあると思います。

昔、よく言いました「花見や忘年会で自分が幹部やと思う者、またそうなりたい者は酔い潰れるな」と。平本なんかには何度も何度も言っています。

まず楽しむんではなく、来客や上司に楽しんでもらうというのがまず彼らに求められることですし、その日の最大の仕事だからです。

そんな事を言っていたらオレンジナイトのイベントは楽しくないなと感じられるかもわかりませんが、十分楽しいですし、ただワイワイと騒ぎたいだけなら個人的にやればよいのです。

芸能人でもよくテレビで言っていると思いますが、原則後輩などのみをグループに入れ飲みに行くのは自分がトップで気の置けない集団でないと100%リラックスできないからでしょう。また、それは自然な姿だと思います。

でも、会社や組織ではここでも大切なのが、こういう場でもらす上司の不用意な一言であったり、部下に「それが本音か」と思われてしまう発言。これにより普段の言葉が価値のあるものでなくなってしまっているのも昔からよく目にします。

お酒を飲むというのは大切な仕事です。特にたくさんの人数でする会などはまわりが楽しめ、士気が上がるものにしなければ価値がありませんし、忘年会という名のもとであるならば一年間の感謝を伝えるということが、楽しむということより数段上の目的でありますし、そうでないといけないと思っています。

こういうことが理解でき、実践できてはじめて飲みの場では一人前になると思いますし、僕はそうなりたいなと思っています。













posted by orangeknight at 10:03

2013年12月15日

赤穂義士祭に行く

昨日は生まれて初めて赤穂義士祭を見ました。

一年前に赤穂店を出させていただき、それから数ヶ月して赤穂の社員からその存在を教えてもらいました。

「すごい本格的な」「道路も通行止めになりますし」「ずーっと練習するんですよ」とにかく想像はつきませんでしたが、赤穂の人々が誇りに思っていることは分かりました。

でも、その年のそれには店は閉めて、赤穂には行きませんでした。今思えば浅かったと思うんですが、忙しいとかにかこつけて見なかった。

でも、今年は考えが変わりました。

赤穂で商売をさせてもらうんなら、そんな赤穂の誇りである赤穂義士祭を見た事がないというのは失礼だし、そんなことではいけないなとの考えに至り、今年は来店が有る無し関係なく、赤穂の社員は休ませた上で店を開け、僕は2時間だけですが真剣に見せてもらいました。

赤穂浪士の話は大好きですのでもちろん知っています。

あれこそ武士道の極み、そういう生き方って美しいと思いますし、そういう逃げない、そして仕えるという感覚や年齢まだ幼い頃からのしっかりとした考えに、最近の自分さえよければという風潮をつくっている社会を一人の日本人として恥ずかしく思います。

赤穂の皆さんが一所懸命にされる行列と、延々とナレーションみたいに詳しく解説してくれる浜村淳さんの語りに当時の絵がなにか鮮明に眼前に迫ってきました。

主君が切腹となり、そこから仇討ちを志し約2年、雪の舞う真夜中に吉良邸を急襲、広い邸内での戦い、いないいないと探しまわった時に見つけた時の彼らの想いはいかなるものだったんでしょう。

決して嬉しいなどといったものではなかったと思います。

その為に自らの残りの人生をかけ、そして自らの人生も閉じる。

日本人なら誰でも胸が熱くなる感覚を感じると思います。

感動させてもらった赤穂義士祭の様子を写真に撮りましたのでご覧下さいね。

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松平健さんが大石内蔵助をされていました。

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とても良かったです。感動しました。行って本当によかったです。
posted by orangeknight at 11:51
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