社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」
...34567...

2015年06月15日

うちの山﨑の新築工事始まる

うちの会社の経理を担当しているのはこの子山﨑です。

私の4つ下の34歳です。

明日から彼女の実家を解体し、山﨑が施主として家を新築します。

IMG_0523.JPG

3階建ての木造で、かわいい感じのおうちにしたいなぁと考えています。

年末には完工し、正月は新しいおうちで迎えられるようにと計画しています。

山﨑とは彼女が16歳からの付き合いです。

アルバイト先が同じで、私が働かせてもらっているところに後から入ってきました。

ブレザー姿の高校生でした。顔はあまり変わっっていませんが、お互いにですが子供でした。

私が他の所でも掛け持ちでアルバイトを始めたときも、彼女はついてきて掛け持ちしていました。私の事が好きなのでしょう。しかし、最初の私の印象は「こんな恐い人がいるんや」だったらしいです。笑

しばらく会っていない期間もあったんですが、私が会社を創って半年たったある日、飾磨東中学校の前でバッタリ遭い「何でこんな所におるんや?何しとんや?」と私が声をかけて再び一緒に働くことになりました。

「いつか娘のために家を建てたいなぁ」ってずっと前から言っていました。

いよいよ夢を叶える時がきました。

人生の一大イベントです。

「やったな、いよいよやなぁ、必ずいい家建てような」楽しみにしときな。

また進捗状況を書かせていただきます。
posted by orangeknight at 22:10

2015年06月14日

父の誕生日

昨日の話ですが、父の69歳の誕生日でした。

ここ数年は病と闘う毎日で、病の苦しみの中から楽しみをみつけるという試練に挑んでいます。

父はそんなに多弁なタイプではありませんし、私も中学生くらいの反抗期から父と過ごす時間も減り、なかなか話す機会もなかったです。

手術で咽頭を摘出し、数年前に父は声が出せなくなり、それで余計にもっと喋っていたら良かったなぁと思いました。

ここ数年は入退院を繰り返し、いつも母が仕事をしながら看病をしています。

GW前に実家に帰ったら、父が私が貸していたあるものを急に返してきました。

私は返してもらうつもりもありませんでしたし、もう1年以上経っていたので正直忘れていました。

その後、5月の半ばくらいに急激に状態が悪くなったのです。

分かっていたのかなぁと思いました。


昨日は病院で誕生日を迎えさせてもらえました。

飾りやケーキを家族みんなで用意し、お昼に簡単ではありますが祝いました。

私は父から父が病気になってから一番大きなものをもらいました。

それは人生で最大の恐怖である死への姿勢です。

怖いと思います。それに比べるとそれ以上に怖いことなんかこの世にあるのでしょうか。

人はいつ死ぬかわからないから毎日「普通に」生きることができる。

私もそう、明日に交通事故に遭うかもわかりませんが、知らないから今普通にブログを書いている。

人は希望があるから頑張れる。

私は父をみていて思いました。

この先、私はいろんな困難に次から次に直面することでしょう。

でも、父のここ数年の姿をみせてもらい、どんなことが起こっても絶対に逃げないし、絶対に折れないと心に誓いました。

私の人生観をすごく強くしてくれました。全然怖くないと思えますし、思ってしまいます。

それが父からいただいた生まれさせてもらった事に次ぐ贈り物です。

3年前の私ならこんな事思えなかったなぁ。

親は一生子に対して与え続ける。子は一生もらえばいい。「ありがとう」と心から思っています。


今日はちょっと体調が良く、ケーキの果物を僅かですが食べてくれたらしい。

良かった。


IMG_0314.JPG

IMG_0412.JPG

IMG_0328.JPG










posted by orangeknight at 20:59

2015年06月12日

贈り物は気持ち

今日もいろんな事がありましたが、素晴らしいなと感動したことがありました。

ある取引先から先月、プロ野球の阪神戦のチケットをいただいていたんです。

とても嬉しかったんですが、月初めの平日の夕方で、私自身が行くわけにはいかないのでお世話になっている方に「いただきものですが」とお譲りしていました。

とても喜んでいただき、当日は雨天にもかかわらず甲子園まで行かれたそうですが、門の前で中止のアナウンスが流れたと聞きました。

私もそれを聞き残念に感じていたのですが、でもありがとうとおっしゃっていただきありがたいなぁと思っていました。

ドームではない甲子園ですからそんなこともあるでしょうし、しょうがないこと、私はいただいた先にはそんな報告はしていませんでした。

ところがです、今日またその取引先から甲子園のチケットをいただいたのです。

私は不在で、メモにはこういうことが書かれていました。

先日は雨で甲子園での野球観戦残念でした。16日のチケットを用意した、そして今度はまた雨に備えて17日の分も用意したと。そして最後に「是非とも楽しい時間をお過ごしください」と。

私、感動しました。

相手にあげたチケットの結果にまで気がいっていることに。

普通、晴れて何事もなくゲームがあろうが、雨で中止になろうがチケットをあげたほうには極端な話関係のないことでしょう。

雨はしょうがいないことですし、チケットをあげたという行為に偽りはありません。

しかし、その日を覚えておられたことにまず感動した。そして、雨で観れてないから代わりに再度用意していただけたことに感動した。

素晴らしいなと思いました。

私はそういうことができていませんでした。

人にものをあげることに喜びがいき、その結果にまで気が回っていませんでした。

しかし、そういう細やかな配慮に感動しました。

私は先日チケットをさしあげた方に再びお届けできました。

こちらもとてもお喜びいただけ、ありがとうありがとうと言われました。

贈り物は相手に喜んでいただかないと意味はないと私は思っていますが、行動ができていませんでした。


チケットを渡した後のことまで気にかけてくれありがたかったです。

そしてその事がどれほどの感動をうむのかわかることができました。

 
できていなかったことを知ることができました。

贈り物はまずは気持ちですね。そんな細やかな配慮ができるってすごいことだと感じました。

次からは私自身もっとそういうことまでしていこうと気づけた一日でした。


そして、そんな気配りができるところや人と付き合いを深めたいと思うのがやはり人間でしょうね。














posted by orangeknight at 23:09
...34567...
ページトップ