和風のおうちとメーカーさんのおうちがひっついた二世帯住宅となっているお家で、今回はおばあちゃんが生活されている和風のおうちの、いつもおばあちゃんがおられるお部屋の改装工事でした。
お年は90歳で、いつかReformしたいなと思っていたんや。やっと夢が叶うわと工事前には仰っていました。
そこでただの改装ではなく、オレンジナイトが売りにしている「いつも生活されているひと部屋に、ちょっとお金をかけて、普通以上の快適な生活をされませんか、というコンセプトのひと部屋リッチをご提案させていただきました。
今日で完工したんですが「とても満足です。ほんまにようなった。嬉しいわ」と言っていただけました。
ではご覧ください。
施工前です。
そしてこれが施工後です。ガラッと変わったでしょう。とてもクオリティーの高いリッチなお部屋になりました。
おばあちゃんは絵を描かれまして、それはもともと窓の上にかけられていました。
それを今回は珪藻土の壁の中に埋め込んでみました。窓はLIXILのサーモスという外部はアルミ、内部は樹脂の断熱性の非常に高いものを採用しました。
床のフローリング、壁の羽目板そして建具や枠材は全てウッドワンの無垢材ピノアースを採用させていただきました。
台所は別にあるんですが、おばあちゃんはほとんどこのお部屋で生活されているのでシンクもここにプランニングしました。
小さく、システムでもないキッチンですが、お部屋のリッチさを損なわないようにクリナップのステンレス製のシンクを採用させていただきました。
エアコンは加湿機能の付いているダイキンのRXシリーズ「うるるとさらら」をご提案しました。
エアコンでお部屋を暖めていると工事前にお聞きしていたので、朝から晩までいるお部屋が乾燥しないようにこの高級機種をお勧めしました。
いつも絵を描かれているおばあちゃんの座られるスペースは畳にさせていただきました。お洒落なヘリの無い半帖の畳です。
色を変えられたのはおばあちゃんやお嫁さんのセンスです。いい感じです。
テレビの台も新しくして欲しいと言われ、取引先の家具屋さんに私が行き、お部屋に合うものを仕入れてきました。
廊下との壁には明かりとりと開放感を演出するために、今回新たに障子を入れさせていただきました。
こんな感じで建具屋さんに作ってもらい、お部屋の色に合うように先に塗装をしてから紙を貼りました。
おばあちゃんの座る場所の裏には新たに収納を設け、ここの化粧には和紙の襖を選びました。これも先に作って塗装してから貼りました。
照明はこんな感じです。埋め込み式で、色も白から電球色まで調節できます。明るめにしたのでこの真下で絵を描いたり、本を読んでいただけると思っています。とってもリッチで、とっても使いやすいお部屋になったのではと思っています。
90年も生きてこられ、この日本を創ってきてくれたお客様が残りの人生を「快適、快適、とても満足」と暮らしてもらえたら嬉しいことだと心から思います。



