先程帰宅したのですが、帰り道ではカエルの大合唱が途切れることがなかった。
 
自転車に乗り、飾磨区中島の会社から飾磨区阿成の自宅まで、表通りではなく、村の中を駆けると常に視界の中に田んぼがある。
 
育った環境のせいで、私はカエルの大合唱を聴くとすごくリラックスできる。ずっと実家の2階の部屋で裏山のカエルの声を聴いてきたから。
 
アマガエルの声が一番好きですが、ウシガエルの独唱も捨てがたい。あの低い声。
 
 
感心するのは毎年このカエルの大合唱を引き起こす田んぼへの水の引き込みなんです。
 
決められた日が近くなると地域の田んぼのおっちゃん達が用水路のドロを上げ、どこから繋がっているのか水をみごとに引き込んでくる。
 
こんなふうに、普段カラの用水路に水が押し寄せ、右に左に接する田んぼに注がれていく。
 
 
素晴らしいですし、受け継がれてきた技術を感じる。
 
用水路を追っていくと急に見えなくなる。道路の下に隠れる。道路の下はどうなっているのだろう。
 
おそらく道路の下は配管だらけだ。
 
ワクワクする。
 
そんなことを考えながら自転車をこいだ。自転車での通勤は風や季節を感じられとても楽しい。
 
水が引き込まれるとどこからカエルたちは集まってくるのだろう。それにしても上手いこと畑には入れずに田んぼにだけ水を注ぐ。
 
 
今日は特にやりきる日だと朝に書きましたが結果が出せなかった。悶々としながら帰りだしたさなか、たくさんのカエルたちが歌ってくれた。
 
カエルが大合唱できるよう田んぼにおっちゃんたちが水を引き込んでくれた。
 
明日はまた新たな気持ちで朝からやるんです!