社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2019年12月18日

適正な価格と売り手と買い手の想い

適正な価格。

 
お客様が普通に「その代金を払ってもサービスを提供してほしい」と考える値。

 
店側が「その価格であれば粗利から経費を差し引いても利益が出る」と考える値。

 
両者のマッチング。

 
値上げしたいと切に考えている経営者は多い。私も。

もっと儲けたいという想いからではなく、もう少し利益があれば、いろんなことで自由になるのだがという想いから。もう少しでいい。

 
 
客観的に分析し、多分こんな感覚がある。

 
お客様側としては800円のラーメンの値段が5%上がって840円になっても美味しくて、また食べたいし、店に行きたいと思うなら許容範囲な値上げである。

 
店側としては40円の値上げで経費の支払いが大きく変わるのに、その5%をとても大きなものと感じてしまっている。

 
お客様はそれよりもサービスのクオリティを望んでいるのに。

 
店側の私が言うのもおかしい話ですが、売り手は値上げに対してとても消極的な生き物である。

 
お客様ももちろん10%も20%も一気に値上がったらそっぽを向くかもしれない。

 
しかし、それが許容範囲のものであれば認めてくださる生き物だ。

 
この言葉が付帯するだろうが。「値上げは良いけど、いっそうきちんとやってよ」

 
 
リフォームも同じ。

適正な価格で販売する。

買った側も納得。これで一層快適になった。担当者も職人も良かった。満足。

 
売った側も儲かったと感謝する。これで利益が出て生活ができる。ありがたいと。

 
 
売り手と買い手はお互いにそんな風に思っているのではないかと私は思っている。

 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 18:28
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