社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2026年04月19日

数年後の思い出話を創るとき

中東情勢の影響で、いろんなものが入荷しない、また、入荷しづらい状況になっています。

 
システムバス、トイレなどの住宅設備機器をはじめ、防水シートやシンナー、さらに波板、雨樋、塩ビの配管や接着剤。

 
養生資材を発注しようとしたら、テープやマスカーなどの商品も欠品になっており、代替商品がめちゃくちゃ高いという始末。

 
この1週間で状況は確実に悪くなりました。

 
 
さて、これをどう捉え、アクションするかがこの先の運命の別れ道となる。

 
リーマンショックやコロナ禍のように、過ぎたあと、後々になって振り返ったとき、「良い思い出話」にできるかどうかは、今このときにかかっている。

 
 
商品がないって。

 
どこかにあると思うんです。

 
そんな、みんなが一瞬で買い占めただろうか。

情報が乏しいオイルショックのあのときとは違う。

また、戦争を経験していなく、いわゆる平和ボケしている現在の日本で、どれだけの人が危機感をもち、即行動するか。

 
 
先週「TOTOが受注を再開」みたいなニュースが出て、一瞬我々の業界はホッとした。

 
でも、私は停止が受注になっただけだと考えたし、納品されないと意味はない。

責任をとりたくない現代の日本において、大企業がリスクをとるはずがないから、そう簡単には正常化に向かわないと思っている。

 
いや、私が大手の責任部長であっても「絶対大丈夫」という、誰が考えてもそう判断する状況に至らなければ、そういう発表はしないと思う。

 
 
 
これからますます建築費、リフォームの工事費用は上がる。

 
先月、NHKのクローズアップ現代で、5年前から比べ、リフォームの費用は136.1%になっていると放送されていた。

 
あの番組をどれだけの方が観たか。視聴率から考え、800万人くらいは、いや、モロに客層である800万人が観たと感じた。

 
そういうのはむしろ歓迎する。実際そうなのだから。

 
 
私には現場での実感はあります。取引先から見積りをとらずに自分で積算したときの見積りは、実際に請求される実行予算と乖離する傾向を、ここ数年感じてきたから。

 
 
今、3000万から4000万円かかっているうちが建てているテナントやアパート、コインランドリーの実行予算など、5年前とは全然違いますから。

 
それが136%なんだなと思います。

 
 
ますます上がる建築費、そして入ってこない建築資材。

 
しかし、それでも我々の業界は無くなることはない。

 
衣食住の1つですから。

 
無くなるとしたら、変化できなかった会社と個人であり、全体は、また、どこかは残る。

 
 
ピンチはチャンスでしかありません。変わるチャンス。

 
 
数年後の思い出話を創るとき。

 
 
歳をとって、笑い話をいっぱい話すために。

そのときは多少盛って話はするでしょうが、それができるかどうかは今にかかっております。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 12:00
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