その店のことをどうこういうつもりはない。
気づきが1つあったのです。
写真は今日の午後のもの。


昨日日曜日もここを通ったが、日曜日にも関わらず作業されていた。目視で2人。今日も2人はいた。
気づきですが、これだけのALCの大きな店舗の外壁塗装なのですが、足場を組まずにやっているんです。
昨日はマジマジと車を停めて観てしまったが(今日は車から降りましたが)、マカオやタイに行ったときに見た塗装工事と同じように、長い棒にローラーを付けて高いところを塗っているではありませんか。
上の写真は今日のものですが、昨日、彼は間違いなくこの面をその長い棒でせっせと塗っていた。
ちなみに今日は広い通り沿いの西面を同じように塗装していた。
昨日は色褪せていた壁が、写真のように今日は鮮やかな色がついている。
少なくとも、これが中塗りであるということは、下塗りが存在するわけで(シーラーを塗布しないと、上塗り材の密着が達成できない)、あの長い棒で仕上げてきているわけである。
もっとも、この写真のようなローリングタワーという移動式の足場はある。

どうしてものところや、緻密さが求められる部分はこれに乗って塗っているんだろう。
しかし、私はこれくらいの規模の外壁塗装で、足場なしで、それも大手の会社の店舗で作業されているのを初めて見た。
理由は分からない。
決して予算がないからとは限らない。
社長が足場が嫌いなのかもしれない。会社の方針であるし、そこは自由である。
ただ、足場が無くてもできるんじゃんと思った。
固定観念だったか。
いや、足場がある方が作業も安全な面もあるし、目の前で作業ができるから高いクオリティで施工が可能だろう。
それも大切なことではあるが、それを求められないような現場もある。
そんなところではこれも選択肢である。
柔軟な思考と自分では思っているがさらに柔らかく。この工事はこういうものという考えを固めたらいかんと、考えさせてくれる現場でありました。
マカオやタイでその作業を目撃したとき、彼らは地面を養生していなかった。文化の違いを感じたものです。さすがにそれはされていた。うっすらと。
そうそう、これこれ。なんでも写真に残しています。去年のタイ。
