2014年07月21日

「空」という考え方の大切さ

「変化することを受け入れれば、悩みは消えて幸せになれる」

昨日の続きみたいな内容ですが、変わる、変化するということを考えていくうちに、そうだと思いだし本を読み返しました。

仏教の教えに似たような事が書いてあったような、と調べると書いていました。

諸行無常ー全ての物事は千変万化しており、永遠不滅のものなど存在していない。

一切皆苦ー全ては千変万化して移り変わるから、自分の思うようにはならない。

諸法無我ーあらゆるものにはわたしという実体もわたしのものもない。

これらの三つが理解出来てはじめて自分を悩ませていたものがなくなりスッキリする。これを「涅槃寂静」(ねはんじゃくじょう)と言うらしいです。


般若心経が私の営業車のCDに今も常に入っているんですが、「色即是空(しきそくぜくう)、空即是色(くうそくぜしき)」とあります。

これが「空」( くう)の本質です。

「空」の考え方を持つことこそが変わるということをいとも簡単に受け入れられるようになるための手段ではないでしょうか。

「空」とは全ての物事は膨れ上がった風船のようなものであり、実はその中身は空っぽで実体などないという意味あいです。

全ての物事は実は実体はなく、そこから全てが始まるというのが「色即是空、空即是色」、人は幾年か生きてきたら勘違いするようです。

しかし、そもそもが「空」なのです。それが理解できると変わるということに抵抗はなくなりますし、それこそが唯一の生き残りの手段だと分かります。

「空」って深いですね。この度初めて少しわかったような気がします。

我々の世界では変わるというのは著しいエネルギーを生じることなのかもしれません。

しかし、その本質はいとも簡単なことのようですね。

「空」覚えておきます。


posted by orangeknight at 21:59
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