2012年11月21日

靴の脱ぎ方ひとつ

「靴は揃えてっ」と小さいとき言われたことがない人っているんでしょうか?

なぜかと言いますとうちの会社に営業にこられる方、また面接にこられる方のうち2割、3割くらいの方が靴を脱いで、靴の向きをひっくり返さずそのままでスリッパに履き替えられる。

正直、この時点でその人がどんなに仕事のできる人であっても、礼儀や躾のいきとどいてない人だと判断します。

悲しいかな第一印象の存在は非常に大きいものなので、いきなりかなり下からのスタートになってしまいます。

同じくらい面白いのがおしりをこちらに向けて、かかとを玄関框にあてて靴を脱ぐと同時に靴を揃えている人。

まず靴の脱ぎ方を知りませんし、そもそもお客さんや年長者や上司、目上の人に対して「ケツをむける」ことに対し何も感じないことが僕の常識ではありえません。

靴を履いて帰るときでさえ、僕はお客様のおうちに伺っているときはおしりを向けませんが。

外で用事をしていてちょっと中に入るとか、そんなときはいいと思うんです。

しかし、本番に出来ない人は一事が万事でいつも出来ない人です。

うちのお客様も仮に弊社の営業なりがお伺いした際、靴の脱ぎ方が出来ていませんでしたらそういう会社だと、またそういう人だと判断して下さい。

いろんなところにそういうのが出ると思いますし、靴をきちんと脱げない人がきめ細かい養生や掃除をできるはずがありません。

いろんなお宅に今までもお伺いしましたが、基本的に玄関のきれいなお宅は部屋の中もきちんとされています。

靴が飛び散らかっているお宅は家の中も然りです。

子どものころは、靴をきちんと脱ぎなさいと言われると「うるさいなあ」と思ったもんですが、結果言ってもらっていないと自分が恥をかきます。

習慣化しておかないと必ず、それも大切なところで出るもんです。

僕も3歳の娘に言っています。

「靴はこうやっておきなさい」と。

娘は言います「うるさいなぁ~、はぁいはぁい、わかりましたぁ~」と女の子は返事もませています。

でもかわいいので言い続けます。







posted by orangeknight at 11:50
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