2012年05月29日

善悪は親のそれから子は学ぶ

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善悪、と言いますか良い悪いの認識は幾つくらいから芽生えるんでしょうか?

少なくとも、うちの下の子は来月で一歳なんですが、その認識があるとは僕の目には感じられません。

写真のは上の子で二歳です。二歳になるとあるようです。

写真のイスは下の息子のために買いました。今までは座卓といいますか、床に正座して御飯を食べていたんですが、この度食卓に変え、それに伴い普通のイスに座ったら届かない息子のために子ども用のイスを赤ちゃん本舗で買いました。

ところがです、箱からだした瞬間から上の娘が占拠しているんです。

はまるように座り、得意げな顔で辺りを観ます。

ところが、自分のために買ってもらった物ではないことを、そしてそれが弟の物だという事を認識しています。

なんでも「これ、まこの~ん」と自分の物だと主張するくせに、このイスに対してはそれはなく、これは誰のん?と聞くと聞こえてないふりをします。

そして、極めつけが「こうちゃん、イス怖いって」とまだしゃべれない弟がイスが怖いと言っているとウソをつきます。

もうこのイスの事には触れずに、私に座らせてよというオーラをだしてソワソワしています。

ちゃんとわかった上での行動です。

人のものを取ると怒られる、小さい子どおしがオモチャをとりあってお母さんにダメよと叱られる。

そして、泣いたり、ごめんと言ったり、すねたりする。多分子どもがかなり早くから認識する所有権、これに基づく判断基準だと思うんですが、あらためて面白い生き物だと思います。

怒られるからする言い訳、もうこの時点でするんです。

子どもはよく観ていますよね、僕ら大人が間違った行動をとったり、善悪に対して緩くなると子どもはそれが正しい判断基準だと認識します。

このくらいの子でもわかること、自分の娘を観て思いましたが、家の中でも純粋にいろんなものを吸収している子どもの前では自分を律しないといけないと思いました。

子どもは親の鏡ですよね。
posted by orangeknight at 11:54
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