社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2014年11月12日

一人前への近道

一人前になりたかったら親方の言う通りにしてみる。

アレンジはいらない、全く必要がない。

私は大工じゃないですけど、親方がカンナをどういうふうにひいているのかをよく観察し、同じようにしてみるがうまくできない。

それでも同じ早さで、同じ角度でやってみて、見よう見まねでやってみて、何度も何度もやっていたらある時一回だけシュルーと薄くきれいに削れるんではないかと思う。

仕事は全て共通していて、やり方を盗みみて、同じことを何度も何度も繰り返しいるうちに知らず知らずのうちに自分のものになっている、というのが普通ではないかと思います。

「素直とはなんでしょう。うちには素直な人が必要なんです。」と9月から新入社員の面接で必ず言っています。

「素直とは、物事を肯定的にとらえる能力のことです。」と私は説明しています。

そう、それがあればさっきのように入社してからも仕事を覚えるのが早いから。「そうなのか!そうしーよおっと!」というのが一人前になる最も近道であると私は思っています。

できている人のようになりたければ感性を同じくすることが大切であるとも思っています。

その人がしていることを同じようにするだけで、例えば掃除の仕方一つとってもそうであります。真似をしていると感性が似てきます。

同じようにすることが一番の近道。感性が似るから。真似は恥ずかしいと考えるのは二流であり、プロは恥ずかしかろうが、かっこわるかろうが結果を出せば良いものです。


一人前になりたければ言われた通りし、盗み、何度も何度もする。感性が似るよう真似をする。

簡単そうでなかなかできない。でも、簡単なことでしょ。


posted by orangeknight at 21:19

2014年11月11日

もうすぐソフトボール大会

今月、第二回のオレンジナイトソフトボール大会があります。

23日の日曜日、オレンジナイトの従業員と協力業者の皆さん100名強で、6チームを構成してトーナメントで優勝を競います。

去年、道具一式を用意したので今年は準備万端。

ソフトボール実行委員会の者が企画してくれているので確認だけしています。

それにしても去年も同じ事をかきましたがそろそろ体を動かさないといけません。

去年、筋肉痛ではなく、異常な股関節痛に一週間見舞われました。

当日全速で走り、「俺もまだまだ走れるじゃん!」と感じていたのはその時だけで、その日の夜から立ち上がれなくなりました。そして朝起きたら張り裂けんばかりの股関節痛です。

とても楽しみですが、そろそろ体を作らないと!(遅いですか…)

そして、良い天気になり、たくさんの日々なかなかゆっくり話をできない業者さん、職人さんと話もしたいなと思っています。

たこ焼きもやるようです。

溢れんばかりのビールも用意し、楽しそうなグッズや商品もあるようです。

去年はたしか私のチームは一勝もできなかったので今年はまずは!いや、やっぱりやるからには優勝を目指します!

優勝チームにはこんな帽子もプレゼントされるようですよ!

写真 のコピー 8.JPG


盛り上がりそうです!





posted by orangeknight at 17:10

2014年11月10日

実生活を快適にするプラン

お客様のお住まいに伺ってプランを考えさせていただく際、間取りについてよく思うことがあります。

それは家具や家電を置く位置をあまり想定せずに建てられた戸建てやマンションがとても多く、リフォームの提案の際も同じことを繰り返している場合が多いということです。

とかく新築は多い。建て売りだけのことではなく、注文もマンションも最近こそ少なくなってきていますが、我々が工事をさせていただく物件はほとんどです。

ですから、Reformの際はまず、今現在のご不満をお聞きし、ご不便な点を把握させていただき、どういうふうに使い、また生活されていくのかを知らねば数年経過してからも「Reformをして良かった!」という言葉をいただけることは無いと思っていますし、そうしています。

例えば、多くの皆さんはテレビを窓の前に置いています。

それが腰窓の前ならまだましで、掃き出し窓の前にテレビ台を置き、もうそこからは外に出られない状態を作ってまでそこにテレビを置いています。

L型の台を角に置き、一方が掃き出し窓の前にかぶる、というような状態もよくあります。

リビングが縦長のお住まいが多いというのも関連しているとは思いますが、リビングにおいてはテレビを置く場所を確保した上で部屋の間取りは考えないと日常生活の満足度は多くの場合において下がると私は思います。

特に現在はテレビは薄いので壁掛けにするとかなりスマートになります。

テレビの後ろは壁というのが王道ですので、新しく作るにしても壁面の確保は絶対です。ただ、この時私が必ずしているのがブルーレイなどの機械の置き場の確保。

壁掛けはスマートですが、ブルーレイやDVDなどの機械が近くにあるのが家電屋さんやカタログとは違う実生活、いろんな生活スタイルを聞き、どんな収納方法があるのかを勉強し続けることも提案する側の責任です。


冷蔵庫を使いにくそうなところに置いているのもよくあるパターンです。

キッチンとリビングが一体となっているような間取りで、冷蔵庫だけがリビング側へ、それもテレビの横などに置いているお住まいも意外と多いんです。

料理をされる奥様は毎回あんなところまで冷蔵庫に材料を取りにいかれているのかと思うと大変だなと思いますが、ほとんどの奥様が「もう慣れた!」と笑って仰られます。

しかし、冷蔵庫がキッチン本体の横や向かいにあったらどれだけ便利に感じていただけるか。これをこれから数十年は味わってほしいーとすごくそういう時に思います。

システムキッチンの前に立ち、そこから二三歩で冷蔵庫のドアが開いたらどれだけ快適か、これを可能なスペースがあり、プランで実現できるなら提案したい。


そして、台所の間取りを考えるときに私は冷蔵庫は当たり前ですが、必ずゴミ箱の置き場を想定するようにしています。

現在はどこのご家庭も分別されていますので、それ相応のスペースは確保しなければなりません。

せっかく新しいシステムキッチンを買ってもらい、ピカピカのフローリングにクロスに生まれ変わってもゴミ箱の存在で全体の雰囲気はガラッと変わるんです。


まだまだこのような事はありますがきりがないのでひとまずおきます。

私はテレビに出てくるような特別な収納やシステムはともかく、オレンジナイトから発信し、とりあえず見栄えの良い間取りやウケのよさそうなもの、また安いものではなく、これから数十年お使いになられるおうちの方が「やっぱりReformして良かったなぁ〜」と生活されていくうえで感じる内容を考えないといけないと思います。
考えてない会社や人が多い!

もちろんうちの会社内でももっともっとこういう事を考え、プランを出すように徹底していきますが、現在はリフォームが流行っているのでどの業種も参入しています。

それ自体は自由なんですが、やはり最低限「家というものを触らせていただく、事の重大さ」を理解し、どこも誰しもが提案すべきかなと感じる毎日。

こういう想いがオレンジナイトの正義であり、大義です。

全てそうしたかったら大きくなり、影響力をつけなさいということですね。

喜んでいただきその上で大きくならないといけません、オレンジナイトは。















posted by orangeknight at 15:44
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