社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2012年04月11日

世の中は繋がっている

ソニーがすごい赤字となる見込みですね。3月期連結決算の純損益が5200億円の見通しらしく、過去最大で4年連続との事。

ソニーだけではなく、パナソニックやシャープも赤字で国内電機メーカーは総崩れです。

要因は僕が書くまでもないですが、僕はこの記事をみて感じたのはあたりまえですが、このままではいけないという事です。

ソニーはグループで、この12年度に1万人のリストラによるコスト削減を目指すらしい。

字で読むにはすごい数だなぁだけで終わってしまいがちです、僕の回りにも関係者はいませんので他人事になってしまいがちですが、その1万人に該当する人は路頭に迷います。

僕も経験がありますが、職が無いというのは不安なものです。なんとも言い様のない気持ちになりますし、第一生活ができません。

会社はリストラ策で数年後の回復を目指しても、社員は首切りで終わり。また景気が良くなればせその時に人員募集。これは辛いですし、当の会社の経営陣も人事担当者も辛いと思います。

もちろん企業努力は怠ってはいけませんし、経営において利益を出せる態勢をとらないと生き残れません。

でも今回僕が思うのは、今のデフレが、今の安さ信仰の流れが、そういったものにも要因があるのかなぁと思います。

たしかに安いというのは魅力的です。僕もメーカーに対して値切ります。でもそのラインが下に振れすぎているのかなと感じます。

安さにも限界がありますし、限界ではいけないと思います。テレビを買いにいっても50型が10数万円と少し前に比べて何分の1です。

メーカーが苦しく、小売りだけが儲けて、消費者が安いと目先の得を追う。これは違うと思いますし、これからはそうであってはいけないのではと思います。

結局、目先の安さを追求し、限界を超えた果ては景気の後退やリストラとして消費者である国民に帰ってきます。

僕もアップルやサムスンや海外メーカーの優れた商品は買いますが、それは日本のメーカーがあってこそですし、それが強い状態だから海外のものを買える、という観念があります。

国内メーカーが全部ダメになって、身の回りの商品が全て海外メーカー品となってしまうほどさみしい事はありません。例えばベンツはトヨタがあるからいいんです。

長くなりましたが、僕も含めた我々消費者は、目先の自分の得だけ追わずに、広い視野で経済活動(物を買うだけで立派な経済活動です)を行う事が先の国のためになりますし、メーカー、小売りや消費者はウインウインを考えていく事が、自分だけの、自分の会社だけの得を考えない事が大切だと感じました。

世の中はいろんなところで繋がってくるものですね。

posted by orangeknight at 10:54
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