社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」
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2012年12月02日

「見て、見て」

画像画像家に帰ると、毎日3歳の娘と1歳の息子が何かを披露してくれます。

昨日は娘がセロハンテープという粘着質なテープがおもしろいらしく、それを自分の口に貼ることによって口が開かなくなった私を見て~ということで走ってやってきました。

「すごいでしょ?すごいでしょ?おっきくぴーって引っ張って、ペタンペタン貼るとこうなるんです~」と自分でテープを顔に貼り、満面の笑みで僕の反応をうかがいます。

僕は「すごいなぁ~!こんなことを覚えたんか~!口が開かんようになってもたなぁ(笑)」とかなりオーバーに感心して言うと、自尊心が満たされるのか認められたと感じるのか、バナナのような目をして喜びます。

弟は負けじと、まだしゃべれませんので「あ~あ~!」と僕を階段に導き、階段をのぼっていき、僕はお姉ちゃんと同じく、手すりを持って立って降りられるようになったんやでっと言わんばかりに勢いよく降りてきます。

上の子だけ写真を撮って弟は観るだけにしていましたら「うーうー」と不満な顔をして写真を撮れと言います。

スマホを構えますとまた階段を上がっていき、勢いよく降りてきました(写真がそのシーンです)。

「上手に降りてこれるんやな~!すごいなぁ、えらいなぁ!」と頭をなでであげると横で見ていた上の子に「トトロ」のような横目でニヤッと視線をおくっていました。


僕もそうでしたが、小さい子は「見て、見て」と本当によく言います。

中学生になり、高校生そして大人になるにつれ「見て、見て」とは恥じらいもありなかなか言わなくなるもんです。

でも、この子どもの姿をみて、大人になっても「できるようになったら見てほしい」という願望はある。

ということはできた時は、またそれを垣間見たときはもっと感動を大きく表現して伝えることって大切だと考えさせられました。

また、僕自信が相手に認めてもらいたいとき「見て、見て」と純粋な気持ちで飛び込んでいくこともまた大切だと思いました。

子どもの「見て、見て」は素直な表現方法です。善くも悪くも大人になっていくと忘れてしまうことってありますよね。


posted by orangeknight at 09:29

2012年12月01日

サンタ動員

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姫路本店では今日の寒さに打ち勝つためにサンタクロースを動員しています。

といってもうちの事務の小林ですが、ちなみにフルネームで小林未侑。

名前が「みゆ」なので通称「ミュウミュウ」と言います。

前を通られる方が、皆さん物珍しげに見ておられます。

あっ、コスチュームは会社所有ですが彼女の志願でやっています。

見られるのが快感らしいです。

しかし、注目度アップの上ご来店のお客様は笑ってくださいました。

この寒いなかよく頑張ってくれています。
posted by orangeknight at 13:15

2012年12月01日

自分の反省点

12月のスタートです、昨日に続き移動展示車が店の前に陣取っています。もうお客様もこられているようで一日今日もみんなで頑張ります。


何があったというわけではないんですが、自分自身もっともっと社員に対し愛情こめて接しようと思う今年の集大成の12月の初日です。

自分の行動や言動を振り返り、僕の態度や姿勢というものは少なからず会社の中で、また社員のみんなに伝染する。

自分自身では毎日意識して、そしてこの5年間で変わってきていると思ってはいるんですが、もっともっと変わらねばいけないと感じています。


昔、姫路本店の店長をしている平本と、友達のように毎日居酒屋に行っていました。

今思えば気色悪いかもわかりませんが、独身のときなぜか男どおしで僕の家でたこ焼きパーティーまでしたこともあります。

赤穂店の店長をしている小林は、シカマ工務店にくる以前から知り合いで、何か僕にとっては仕事だけのつながりではなく、何か言葉では言い表せないもっと親しい感情があります。

一番最初、僕も営業をバリバリにしていた頃の営業室は12帖くらいのせまい部屋でした。

2人が4人へ、そして5人へ、机を置きますのでそれ以上は入れない大きさでした。

目の前には平本もいますし、今もそのときの写真を飾っていますが、部屋の中なのにシャカシャカ音のなる踊る大捜査線の織田裕二が着ていたような、深緑のナイロン地のジャンパーを着た小林がいました。

少ない人数なのでコミュニケーションもとれていましたし、お互いわかりあっていました。

もちろん今も根の部分では同じなんですが、立場がそれぞれできまして、また組織を作っていくにあたりまして、やはり関係は変化していきます。

そこまでは当然ですし、良いんですが、組織を作るにあたっていくらか肝心なことが抜けていた気がします。

社員は会社のカラーを反映します。

会社のカラーは少なからず僕がだしています。

会社で起こる出来事はというものは、すべからく全て最後は僕の責任であると腹はくくっています。

僕が今一番思っているのは、僕は会社を運営し、店はそれぞれの店長にもっと任せよう、心から任せよう、そして自分は自分の子どもに対する「無償の愛」を社員に向けよう、純粋にそうしようと思っています。

親は子どもに見返りを求めません。そういう愛情を注ぐことが僕の仕事だと思いますし、僕がそうあらないと店長は店の社員に、そして社員どおしでの愛は生まれないと思います。

もちろん今までどおり叱りますしキツくも言います。しかし、もっともっと愛情込めて、そしてもっともっと僕は理念と理想を語ることにしていきたいと今考えています。

そうすればもっと会社はうまくいくような気がします。

昨日、姫路で終礼したとき営業で主任の荒枝が「12月は僕がもっと数字で引っ張り、店長が店をもっとみれるように頑張ります」と言っていました。

嬉しかったです。下がそういう気遣いしてくれる言葉をかけてくれるとほんとに嬉しいものです。


僕は社員にまず求めるのではなく、己が与えようと、まずそこからだと自分に欠如している点を改善しようと思います。

なぜ、今月から?と思われるかもわかりませんが、常に気づいた瞬間から僕は変わる人間になりたいからです。




posted by orangeknight at 09:54
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