社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2014年08月23日

車を査定してもらう

ランクルを持っているんですが売却をするんです。

新車で買い二年半、走行距離は約17000㎞、色は白、グレードは最高のZX、前後左右のスポイラーとマフラーをオプションで付けました。余談ですが1㍉のキズもありません。タバコは吸いませんし。


「ネットで一括見積もりといって、情報を記載したらたくさんの会社が見積もりにやってくるのがあるよ!」と教えてもらったんでインターネットを開き、記載事項を記入しました。

すると驚きますよ。

約10秒後から私のスマホに合計10社くらいが電話をかけてきたんです。

そのレスポンスたるや向こうで問い合わせがあれば音で鳴る仕組みにしているとしか思えないくらいの勢いで次から次に、キャッチのまだキャッチという電話の状態でした。

昨日の夜の話なんですが、それでアポを取り、向こうが他社と顔を会わせるのをみなさん気にされないらしく、日曜日の15時から17時で数社と約束しました。

一括見積もりではバッティングは当たり前、そういうシステムなのですというのが彼らの状態みたいです。


私はこういうシステムを初めて利用し、こう感じましたし思っています。

電話をかけてこられたのはどの会社も若い男性と女性。来るのは同一人物なのか、はたまた役割分担しているのか。

そして、5〜6社の方としゃべったんですが誰一人印象に残らない。感じは特に悪くないのですが粛々こなすといった感じ。

全体での数が多いからか、相見積もりを毎日毎日繰り返しているせいで、決まるか決まらないか分からないものに、そして慣れがしょうじ、さほど気持ちが入りにくくなったか、ただ夜なのでしんどいのか。

そして、私は自分自身がどういうふうに売る会社を決定するのかに興味が湧いています。

うちみたいなReformと違い、商品を売ってそれでおしまいなので、ただ単純に査定が少しでも高いところに売却するのが通常かもわかりません。
A社が500万、B社が480万、C社が550万といった金額になるのか、はたまたもっと大きく差がでるのか僅差なのか。全く想像がつきません。

工事だと金額も大切ですがそれ以上に見極めないといけないことがあります。

しかし、車の売却はどうなんだろうとすごく興味があります。

どなたが私を落とすのか、また私はどういうふうに売却先を決めるのか。そこを客観視し、我々の営業に活かせればと考えています。


私は自分の会社で「お客様はどこで工事をするかを絶対に金額だけで決められてはいない」と教えています。

初対面の挨拶から、いえ、それ以前の電話の受付から、またチラシのポスティングからお客様は選びの状態になっておられると話をしています。

工事はモノを買って終わりではない。担当者との打合せも回を重ねますので、彼の人間性、彼の提案や選択が決定の重要な要素の一つになると思っていますし、伝えています。

そういうふうに思っている私がいわば競り的状態となってしまった車の査定をどう決定するんでしょうか。

少なくとも、人間性が悪く提示金額だけが高い会社は選ばないであろうと思います。

最安値ですが「とても良い人」にも売らないかもわかりませんが、少しでも高く売りたい私はどうするんだろう、まぁ自分のことだから金額だけでは決めないんだろうなと予想しています。


私も逆の立場では「買ってあげたい」と思ってもらわないといけないと日頃常に考えています。

「売ってあげたい」も同じで、買ってあげたい、売ってあげたいは顧客満足の一つである。いや、そうですね、今思いましたが完全にそれは顧客満足に関連する欲求ではないでしょうか。

人はしてあげたことでも非常に満足する生き物であります。

各社の営業マンを見てみたい。そしてどういうふうに私をもっていくのか体感したいなと思っています。














posted by orangeknight at 14:43
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