社長の日記「つみかさね」

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2025年10月23日

費用対効果で思った

おはようございます、晴れ。昨日が晴れだったら、網干の魚吹神社の祭りも気分良くできただろうに。これで播州の秋祭りシリーズも終わりですね。

 
 
さて、今月、社内で「会社のお金を増やすことを考える」っていうことをテーマにする機会がありました。

 
まず、うちの会社では、会社のお金を粗末にしたりする人は見受けられないように思います。

 
たぶんこれは大きな会社や組織にいる人ほど「会社のお金」という意識を持ち、うちのような小さな会社にいる人ほど「会社のお金」という区別は薄れると思う。

 
もちろん最上級は個人の自覚や受けてきた教育、今の環境もあるだろうが。

 
 
そんななかで、社内では比較的「費用対効果」という認識があまりないんだなぁと知れた。

 
そらそうかもしれない。お金を払う立場、物事を企画する機会が少なければ、それをあまり考えることはないかもしれないし、個人として、プレイベートでそれを考えるのはごく一部の人である。

 
それで思ったことがある。

 
全員が全員ではもちろんないが、私が例えば「どこどこにパソコンが欲しいんです」と言われ「このメーカーのこの商品でいくら」という提案書をもらい「いいよ」というのは、社員の便利を第一に考えてくれていると思われているのではないかということだ。

 
当然、考えている。

みんなが働きやすい環境。

この整備は社長の大切な役割である。

 
しかし、それ以上に考えているのは「費用対効果」である。

 
私はただの良い人ではない。

 
効果をあまり生まない、ただ社員が便利になるためだけのもの、であるならば、その投資はほとんどしないと思う。

 
何か提案されたとき、極論を言ったら費用対効果しか考えていない。

 
私をよく知っている人はうなずくと思うが、私はケチではない。モノやコトを金額が高額か安価だということで判断はしていない。

 
その理由は、費用対効果が最上級の物事の選別理由にあるからである。

 
 
それをして、より一層生産性が上がったり、より一層気持ちが高まったりやる気が出たり、いろんな意味で費用対効果で、いわゆる元が取れるかを考えているのだ。

 
 
政治家は、過疎化が進んでいる100人が暮らす村に、まだこれから新しい橋をかけてあげることが役割である。みんながより生活しやすいように。

 
経営者は、同じ100人の暮らす村が、費用をかけたところで、そこでの生産性が今後高まらないのであれば、その村にもうお金は落とさないし、そこで金でも掘れたなら、いくら資源を集中させても良いと考えるだろう。

 
 
そんなことを今回の学びで知ったし、感じたし、考えた。

 
より社内や近い人たちには知っておいてほしいと思う。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 07:46

2025年10月22日

思い出のミラー

倉庫を片付けしていると、断続的に現れるこのミラー。

 
 
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これ、今からちょうど18年前の10月。会社を始める準備物をいろいろとホームセンターをまわって買っていたんですが、そのときのものなんです。

 
忘れもしない、これから創業する会社で、会社の車が道路に出る際、事故が起こらないようにと、どこかに付けようと思い、買いました。

 
しかし、いざとなればどう考えても付ける場所がなかったんです。あの、見通しの良い国道沿いですから。

 
 
そんなわけで、開封もせず、ちょうど18年間、シカマ工務店からオレンジナイト、オレンジナイトグループと共におります。

 
そんなアイテム、いくつかあるんです。でもほとんど無くなったと思います。

 
ただのミラーなんですが、これを見ると、あのときのワクワクしながらも、ちょっと怖いなぁと思いながら感じていた、今くらいの涼しい気温、風を思い出します。

 
 
 
やっぱり捨てられず、拭いて棚に置きました。

 
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posted by orangeknight at 09:44

2025年10月22日

コインランドリーから学んだこと1つ

おはようございます、家を出るときほぼ真っ暗になってきました。さみしい季節です。朝からガンガン晴れてセミの声の季節が良い。

 
 
先週末からコインランドリーの稼働率がすごい。

 
2022年の3月にやり始めて3年半(もう5年くらい経っていると思っていました)、そこから初めてのことだらけで学習を繰り返しておりますが、それにしてもこの季節の変わり目の市場の動きっておもしろい。

 
春と秋にあるんですが、今なら皆さんも感じられているように「布団が寒い」という感覚。

 
この感覚が、すごい大きな市場を作るんだなとつくづく感じる。

 
うちなら現在6つの店があるんですが、どことも同じようにブレイク中。

 
ということは他店のコインランドリーも同じだし、各所クリーニング店も大忙しでしょう。

 
おそらくこの動きは今週日曜日まで続き、あとは年末年始の繁忙期のそれなりの忙しさに移ろうだろう。

 
 
では、この人々の「布団が寒い」という感覚で形成される市場をもっと取り込めないか。

 
エアコンも同じでありましょう。エアコンなんて、5月から動き出し、6月そして7月にギュッと売れる商品。

 
エコキュートもガス給湯器もそう。これらは12月の1週目。ここが天王山。

 
暑い、寒いという感覚は我慢ができなく、またしづらく、故障と同じで人はそこにお金を使う。

 
窓の工事をする人は相対的にお金に余裕がある人であるが、エアコンや給湯器はそのくくりには全く当てはまらない。

 
 
前述の「布団が寒い」から毛布を出したり、分厚目の布団に変えたい。

 
服装もそう。半袖ではもう無理。長袖、そう上に羽織るものがほしい。

 
暖房器具を出さないといかんな。カーペットを敷こう。

 
 
これらの感情は全部お金である。

 
人の感情を動かせばお金が動く。その際たるものが季節の変わり目。

 
いくらでも市場にはチャンスってありますよね。

 
そういうのを掴んでいきたいし、掴んでいく。

 
 
それにしてもコインランドリー、始めてからまだ3年半か。どこで勘違いしたか、5年くらいだと思っていた。3年あれば別世界です。

 
 
今日もやりきります。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 07:14
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