社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」
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2019年06月19日

姫セン

姫路セントラルパークの横を車で走っています。

 
こんな道初めて通りました。

 
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しかし、姫路の人は「姫セン」などとは言いませんし、関係ないですが「姫路おでん」とも言わないなあ。

 
どうでもよい心の声でした。

 
早く行かねば。

 
 
posted by orangeknight at 11:59

2019年06月19日

昔の自分はしかしこうだった

前回のブログで思いだしましたが、私は回転寿司のアルバイトを16歳から22歳までさせていただいたのでありますが、数々の失礼をしていました。

 
例えば、高校生のとき、店に巡回に来られた社長に直接「社長、僕、ホールも出来ますし、巻き(巻き寿司)も巻けますし、握りも出来ます!時給あげてほしいんです!」と笑顔で言いました。

 
今思えば赤面する。

 
社長はニヤっと笑って言いました。「ハッハッハ、そうか、店長に言ってみなさい」

 
私はハイッと臆面もなくそのあと店長に社長に言ったら店長に言えと言われたと伝えたのを覚えています。

 
重鎮のパートのおばちゃん(現在はオレンジナイトのお客様、いつも何かあれば言ってくれます)に笑われ、店長に怒られ、でも翌月から20円上がったんです。

 
当時はただ嬉しかった。

 
しかし、あつかましい子供です。

 
また、同じく回転寿司で、朝から晩までのシフトでのとき、昼の15時から17時のアイドルタイムはしばしば休憩だったんですが、私はよく愛車中古の日産シーマを店の裏で洗っていました。

 
Y 32のシルキースノーパールのシーマ。アドミレーションのフルエアロに、アルミを履かせた私渾身のシーマ。ちなみにフルローン400万円強。

 
今思えば店の水道で洗車すること自体が意味不明なのですが、当時は店長が洗っていたから自分も洗って良いと勝手に思い込み、ルンルンで洗っていました。

 
そこに社長があらわれ「おう、きれいにしよんやな」と言われ、満面の笑みで「はい!」と応え、その日社長が帰られた直後に店長に「頼むから社長が来られそうなときに洗うな。ワシが怒られるんや」と叱られたものです。

 
そんな奴でした。何も考えてなかった。

 
経営者の気持ちなど。

 
社長は腹もたっただろうな。すみませんと思います。

 
他にも私が仕事が出来るからと、明石の二見の新店舗オープンの応援に行ったとき、終わり時間に回っている残った寿司をつまみ食いし、経営コンサルタントにブチギレられ、社長に謝罪したり色々とあった。

 
長年お世話になり、アルバイトの分際で本社に行き退職の挨拶とお礼を社長にした。

 
社長にはこれから社会人になっても頑張れと言っていただいた。

 
経営者の気持ちなんか何にもわかっていなかったのに、私には優しく接してくれた。

 
歳にしてちょうど父くらいか。

 
経営者と一緒に働く。働かせていただく。

難しいものだが、いろんな未熟を許していただいた。いろんな方に。

 
私もそれをまた他の人に巡り巡ってするべきなのだろうと、ああ、しみじみと思う。

 
してもらったことは回していかないといけないなあと思う。

 
それにしても、今もまだまだでありますが、当時の自分の未熟ぶりは思いだすだけでうっすらと汗がういてくる。

 
偉そうに書いていますが、私はそんなすごい未熟なやつでした。

 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 01:15

2019年06月18日

職場に経営者がいる いないから

経営者がいる職場もあればいない職場もあります。

 
私も、思えば学生時代にアルバイトをした回転寿司ではいなかった。ピザ屋ではいた。冷凍食品の加工工場ではいなかったですし、ガードマンではいた。ファミリーマートではもちろんいた。

 
たった一人のその存在、いや、仮にその経営者の奥様、旦那様、親や子供もその存在には含まれるでしょうが、完全に別格のその存在。

 
経営者がいなかったら通用する会話から行動。たくさんある。

 
「給料少ないなぁ」これはよほどの店長や工場長などの部門長でなければ言えないオーラは出ないので、普通レベルの彼ら彼女らを目の前にしても従業員は言う。

 
しかし、さすがに18歳でニコニコしている子でも、経営者の息子であれば従業員は目の前でそんなことは言わない。

 
経営者がいたらエアコンの電気代から水の使い過ぎ、ひいてはコピーの紙から電話の使い方まで当然ながら細かいことを言われる。

 
私もアルバイトをしていた時、やはり言われた。

「細かいなぁ」と感じたものだが、彼ら彼女らは全てお金を払っているのでそういう感覚になるのは今ならわかる。

 
23歳で前の会社に就職したときも、やはり社長や専務は別格だった。

 
人数が多かったので、私みたいなペーペーには最初直接に言われなかったし、私はパリッとしたスーツを着て、颯爽とベンツに乗る社長の姿しか見ていませんが、当時の本部長や総務課長は、そんなことを社長が言うかなぁというな事で怒られたとしばしば聞いた。

例えば、社長が好きなゆで玉子を、会社で社長に作ってもらうために(こだわりが強いらしい)買った卵が賞味期限切れの時など「もっと計算して買え」と。そんな話はたくさん聞かされた。

 
 
ところで、経営者と一緒に働くとその感覚を身につけることができるのは財産である。

 
志が高ければ高いほど彼、彼女にとってはかけがえのないものとなる、そして、私は20歳代、30歳代のうちにそんな経験をした方が絶対に良いと思っている。

 
それは感覚感性を磨いてくれるし、当然経営者になれば同じことを言ってしまうこともままあるのだが教訓となることも多い。

 
当たり前のことであるが、20歳のアルバイトにとって彼彼女の視線の先は目の前の客であり、シフトであり、同僚やその月の給料であるわけで、半年後の戦略など考えることはまず無い。私は1%も無かった。

 
そう言えば、私が思っていたのは当時好きだった女の子と、一緒にシフトに入っていたら嬉しいので、2人が一緒に入っているのはこの月はいついつ‥フムフムがもっぱらの最大の関心事であったものだ。完全にアルバイトであり、子供である。

 
 
余談となったが、とにかく視線が全然違うし、立場が180度違うので、経営者が職場にいたらいないよりは疲れるであろう。

 
そして、だからこそ成長できるし、発見できることもある。それはあなたの財産になる。うっとうしいなと感じずに付き合えばあなたにとって素晴らしい力になる。

 
私は従業員として、経営者に対し出来ずに大人になり、そのまま29歳で自分が経営者になったので、後悔もしているし分かっていることがある。

 
それは、従業員のうちに経営者感覚で仕事をするとすごい経営者に認めれるということ。

そして、経営者が従業員にしてほしいけど言わずに我慢していること、言いたいけど言わずに黙っていることを代弁してあげる。

これを行うと信用を通り越して信頼に変わる。まちがいない。

 
そのとき、あなたが頑張ってくれていることも、自分を犠牲にしてくれていることも、経営者は端で見ているからやはり感謝し、信頼へと繋がる。

 
 
経営者をしたことがある人なら誰しも分かると思いますし、リーダーをしたことがあれば誰もがそんな人の存在を願うものです。

 
 
職場に経営者がいる場合、いない場合いろいろあるなぁということを考えていました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 16:14
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