社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2020年06月28日

ハイオク他社製と実は混合だった。今日の毎日新聞から

今日の毎日新聞一面。スクープでしょうが、驚いたし、腹が立つ。本当にバカにしている。

 
 
毎日新聞 ハイオク

 
石油元売り各社のハイオクガソリンが実はどこも同じだったという内容。

 
出荷前のタンクが同じだったという。

同じ毎日新聞の27面の写真では、エネオスのタンクで出光のタンクローリーが給油している写真がある。

 
 
ここにも世の中の正しくない情報がまかり通っていたし、私は信じ込んでいた。

 
19歳で免許を取り、2台目の中古のY32のシーマから一貫してハイオクを入れてきた。ずーっと。それも必ず出光の。

 
遠出したときでもどこかに行っても、ガソリンが減ってきたら、わざわざ目の前にシェルやエネオスがあっても出光を探して入った。もう100%。

 
出光のスーパーゼアスに特別の性能を感じていたわけではないが、他社製と混合すると絶対に性能は低下すると思っていた。

 
大元で混ざっていたり、いろんなブランドのハイオクだったなんて。腹も立つし、ショックです。

 
驚くことにガソリンスタンドの経営者や店員さんにも隠していたという。

 
売ってもらっている人たちに失礼ですよ。そして、買っている我々をバカにしている。

 
 
今回も情報に消費された。世の中そんなことが非常に多い。

 
 
しかし、そうなんですね、嬉しそうに愛車が喜ぶと入れていたハイオク。それ自体、別にレギュラーと同じ性能だったと近い将来言われそうな気がします。寂しいし、自分が情けないと感じた記事でした。

 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 19:47

2020年06月28日

シリーズ「リフォーム屋の社長のうんちく9」

職人について。

 
腕の良い職人と、腕の悪い職人の違い。一番は口が上手いかどうかである。

 
口が上手いというのはこういうこと。

 
仕事を取るために、自分自身でお客様と交渉をする話術がある。

 
自分がした仕事を誇張してアピールする。資格をたくさん持っていることを列挙する。

 
なんでもかんでも「はい、はい!」「分かりました!」と初対面のお客様にイエッサーという。

 
そのような傾向にある職人は、絶対ではないですが、一概に腕は悪いものです。

 
そこが職人として大切ですよという詰めの仕事を抜く。また、軽視する。口でかわそうとする。

 
腕の良い職人は多くを語らないものです。いろんな性格があり、明るい、暗いとか普段よく喋るとかは関係ない。家でよく喋っていても、お客様相手では口下手な職人が腕が良い。

 
あくまで経験則ですが、なぜかそんな傾向がある。

 
 
ちなみに良い職人というのは最初からいうことをきちんと聴かない。自分自身が相手を認めたとき、はじめてきちんということを聴いてくれる。

 
年齢とか、立場とかは関係ない。認められるかどうか。私は名馬ほど乗りこなしにくいものだと理解している。

 
 
職人の話をしましたが、営業担当者にもあるんですよ。

 
営業担当者を見極めるとき、もっとも大切にしていただきたいのが約束を守るかどうか。これに尽きます。全てを物語ります。

 
多少、鈍くさかっても、口下手でも、とにかく一長一短あるでしょうが、約束を守る営業担当者はあなたをたぶんハッピーにします。

 
 
まだまだ20年の経験則なので絶対ではありませんが、そんな感じがします。

 
 
 
posted by orangeknight at 16:01
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