社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2022年07月21日

忙しいと言われるのは

よく社内でも「お客様がお忙しいそうで、アポがとれない」と耳にする。

 
口にするのはいいが、この言葉を心でどう解釈しているかで、営業マン、いや、他人にアポイントを取る必要があるビジネスパーソンの命運を分けると言っても過言ではない。

 
まず第一に、そこまで忙しい人はいない。そんな人まわりにいないでしょう。

 
よく口癖で「忙しい、忙しい」と言う人はいるが、総理大臣でもあるまいし、分刻みにスケジュールは入っていない。仮にそんな日があったとしても2日も3日も続かない。

 
倒れてしまうし、ストレスがたまる。また、そんな人にはマネジャーや秘書は絶対に必要だ。トラブります。

 
不思議と、相手の言う「忙しい」を鵜呑みにする人は結構な割合で存在する。

 
性格が良いのか、素直なのか、断る前から「お忙しいですよね〜」と言ってくる人もいる。

 
どういう意味で「お忙しいですよね〜」と言っているのか分からないが、マイナスにしかならない。

 
余談だが、言うのなら「ご多用だとは思うのですが〜」にしたらいいのに。

 
では、この忙しいは、どういうふうに解釈するのが正しいのか。

 
それはこれしかない。

 
 
面倒くさい、また、優先順位が低いということだ。

 
 
それ以外に意味はないし、そう言われていると思うのがベストだ。

 
なので、アポを取りたければ、相手の優先順位を上げるメリットをお届けするか、会いたいと思われるようにならないといけないのだ。

 
逆の立場でもそういう相手とはスケジュールを調整して会うでしょう。

 
メリットが感じられないから後回しになる。

 
言い換えれば、そこまで必要とされていないということ。

 
 
人は社会で共存している以上、いろんな繋がりがるし、予定がある。

行事ごと、子供の面倒、親の介護、病院もあればカラオケもある。仕事もあるし、PTAもあるだろう。

家庭でもそれぞれに役割もあるし、観たいテレビや読みたい本もある。

 
それら全てを優先順位をつけて、人間は毎日行動する。

 
そこから漏れたのが「忙しい」

 
それ以上でも以下でもない。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 09:46
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