社長の日記「つみかさね」

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2023年01月22日

大河ドラマ「どうする家康」第3話

大河ドラマ「どうする家康」第3話。感動しました。

 
そうやって窮地におちいったけど、でもその都度その度に、選択してきたことの積み重ねで天下を獲ったんだなぁ。

 
誰もが知っている通り、決して家康は戦に強かったわけではない。そして、信長も含めて、ここぞという時に勝ち、ここぞという時に負けなかったからこその天下であり、それが生き残る全て。

 
毎日あれこれ考えるけど、命まで獲られないようなぁと思う。ピンチはチャンスとやる気をいただける。

 
 
松嶋菜々子のセリフ、かっこよかった。これぞ日本の女と感じる私は昭和かな。

 
前の大河もそうですが、昔は家を残すことが全て、そのためには命は手段である。

 
現代は家という価値観は薄れたが、そういう考えを男も女も問わず持っていた昔の日本。美しいなぁと感じる。

 
命が最も大切であるという現代の主流みたいな考え方は、正解なようで、ある種一番大切なモノを無くしてしまう。そう、心のよりどころ。

 
 
恐れながらと刀を差し出し、進言する家臣も美しい。重い責任を持って生まれた運命を背負う殿様も、自分の幸せより大切なものがあり、そのために生きる。これもまた美しい。

 
明日からも頑張らないとなと思える大河ドラマ、ありがたい。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 21:05

2023年01月22日

「おいしいごはんが食べられますように」を読んで

先週、第168回芥川賞が発表されたので、その前にと思い読みました。167回の芥川賞作品「おいしいごはんが食べられますように」。

 
芥川賞

 
 
才能っていうものは事実存在し、私の一般レベルであろう文学的それにおいては、いつも直木賞とか本屋大賞の方が共感できるの。

しかし、今回はタイトルがまろやかだったので自分に期待したが、やはり芥川賞の本質まで到達できた感じがしなかった。

 
実際に権威ある賞をとっているので、この本を芥川賞やなって感じた方々のその感じ方を味わいたいなぁと率直に思う。

 
 
職場ではよくある光景であり、いるよなぁこんな人、あんな人と、多くの方が感じる作品だと思う。

 
なぜに二谷は芦川さんと付き合っているのか。2人はどんな話をするから必要としあっているのか。

 
押川さんはそんな2人の関係を知りつつも二谷とごはんを食べに行く。共感できる人間関係、そして理解できない同じくそれが交錯する。

 
みんな心の底ではタイトルにある、おいしいごはんが食べられるようにと、日常に価値観が反映し、行動しているということか。でもそうだと思う。

 
夜に一杯飲むために〜というのもその1つだろう。幸せを感じ、求める。

 
 
でも、どういうところが芥川賞なのかを分かりたいなぁと思った作品でした。決して本作品がどうとかではなく、評価されるものを同じように感じたいという欲求があります。無念。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 10:10
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