社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2025年07月30日

倉庫のスリム化していこう

倉庫のなかにある、何か分からないようなものをボンボン捨てていっています。

 
なんでこんなものをとっておくのかなぁと思うのですが、それはその人間それぞれの性分でしょうね。

 
 
今一度、オレンジナイトではこうありたいと思っていますし、共有してほしいことを書いてみる。

 
 
まず、一番大切なのは費用対効果。

 
なんでもそうですが、倉庫に関して言えば、あの倉庫に物を置いていることでお金を生まないといけない。

 
たまたま自社の倉庫なので家賃は発生していませんが、物を保管しておくということはお金がかかることなのです。

 
もったいないについては、ここに物を置くことがもったいないという観念を持ってみることも大切です。

 
また、今度使うかもしれないなぁというようなものに関して。

置いておきたくなる気持ちも分かります。

では、半年も一年も使っていないようなものは捨てるようにしましょう。多分もう使いません。また使ったとしても3年先では忘れてしまい、新たに注文してしまうでしょう。

 
材木なんかはすぐまた使えると思うんですよね。寸3とか寸5、ベニヤや針葉樹、こんなものは。

 
しかし、既製品の枠材とか、リフォーム框とか、フロアでも6ミリのものとか。まぁ出ないし、マッチングさせる方が神経を使う。

 
 
 
私がオレンジナイトをシカマ工務店として創業したとき、倉庫は無かったんです。

 
倉庫は、今のあしたのエコキュートの建物の2階の4畳が物置でした。現在は撤去した外階段から入った部屋です。

 
2階なので、持って上がるのが不便でしたし、そもそも4畳の広さでは、天井も2メートル40センチですから、横にしても3メートルの長物が置けないのです。

巾木や廻り縁はクニャッと曲げて置いていましたからね。

 
それでも4畳で置けていたんです。

 
今の倉庫を建てたのは創業して数年が経ってからです。

 
あれは私個人が、創業してから稼いだお金で建てた、生まれて初めて持った不動産なのです。

 
今でこそ不動産は20も30もありますが、初めてでしたから、土地を買うのもドキドキしました。

 
当時は事務所も全部賃貸でしたから、自社の建物ってすごいものを建てた感じがしたものです。

 
真夏に上棟し、建築費の節約のため、休みの日に原と一緒にシロアリの薬を柱に塗ったものです。

数時間かかったんですが、暑いのと、ブルーシートで覆われていたので、臭いにくらくらしたのが思い出です。

 
偉そうに費用対効果などと現在は言っていますが、当時は自分でした方が安いと考えていたものです。

 
 
倉庫が出来てから、もちろん売上も増えていったので保管される物も増えていった。

 
でも、そうだなぁ、あんなに大きな倉庫がなくても、エコキュートなど、かさばる物の保管場所さえキープできたら足りるんじゃないかなと、片付けをしながら思うのです。

 
極端に言ったら、これもいらない、これも、これも、これももっと少なくてもいい。

 
いざとなればそのときになんでも買える。

 
いる分だけ買って、余ったら捨てる。

 
その方が、むしろ会社の営業利益率は高まるんじゃないかなぁ、なんて想像もしてみる。

 
 
とにかく、物を置くということにもお金はかかる。日本中、ただの場所はないし、誰の持ち物でもない地面はない。

 
また今度使うだろうと思ったとき、半年、1年使わないような物なら捨ててしまおう。全然もったいないなんてことはない。

 
昔は倉庫は4畳だった。それでも1億、2億そして3億くらい売れたんですから。

 
 
倉庫のスリム化をしていこう。それも楽しそう。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 17:47

2025年07月30日

やってあたりまえの基準

おはようございます、なんやかんや言っても朝、太陽が昇り始めるのがちょっと遅くなっている。

夏本番やけど、やっぱり物事は登っていくときが最高やな。

夏至を過ぎるともう次は冬至に向かっている。

なんでもピークがあるけれども、1つのピークを過ぎたなら次のピークを目指したいものだ。

 
 
やってあたりまえの基準。

 
昨日も会社の朝礼で、やってあたりまえの基準の話をした。

 
なんで私が夏の甲子園、なかでも智弁和歌山のファンなのか。

 
それは前監督の高嶋仁さんのテレビで言っていることを聞いて素晴らしいと感じ、本を読んで感銘を受けたから。YouTubeなんかも多分ほぼ全部観ている。

 
高嶋さんは何回もその中で言われている。「智弁和歌山が甲子園に行くのは、うちがやってあたりまえの基準が高いから」だと。

 
そう、いつも甲子園に出るようなチームは、もちろん良い素質の選手を集めているかもしれない。

 
でもそれだけではない。

 
やってあたりまえの基準が高い。

 
腹筋を毎日練習前に2000回するらしい。

 
それを聞き、さもありなんと感じるような学校や子どもたちが甲子園に行くんだろうし、毎日30回を3セットするような野球部が甲子園に行けるはずがない。

 
ノックも1時間と、時間で決まっている学校と、午前から初めて、ご飯を食べるのも忘れて夕方まで、時間ではなく、「今日も良い感じになった」と思えるまでやる学校、そんなのどちらが甲子園に近いかなんて誰でも分かる。

 
朝の5時に起きて、まず素振りを2000回するのがあたりまえの環境にいる子どもたちにはそれはなんら変わらない日常。

 
大切なのは環境であり、その環境に順応できるかどうかが個人の資質。テクニカルなところだけでなく、心の面。

 
 
なんでも結果を出している人たちは、このやってあたりまえの基準が、結果を出せていない人より高く設定されている。

 
やってあたりまえの基準が高い。

 
夏の甲子園に出てくるような学校、子どもたちは、そんな高い基準をもちやってきている。

 
そのうえで、勝ちきれるかどうかっていうのをあの瞬間で表現する。

 
 
やってあたりまえの基準。自分自身には常に言っているが、結果を出したかったからそれを高め続けることだ。

高めて、継続してやっていたらそれがあたりまえになる。

 
環境って大切だから、その基準が高く設定できないところにいるなら抜け出すべきだ。そんなぬるま湯にいてもなんの成長もない。

基準が高い環境に身をおくべし。

 
 
そんなふうに思っている。

 
今日もやりきります。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 07:13
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