ご覧になられている方も多いと思いますが、私は横浜流星演じる蔦屋重三郎の、どうにかして前進していこうという姿勢が好きでした。頑張れと何度も共感しました。
また、少しずつ立派になっていく着物はじめ風貌が、商売人としての大成を感じられ、憧れました。
私、実は4月に吉原に行ったんです。東京の台東区の千束です。
大河ドラマに出てくる、この遊郭があった吉原ってどんなところなんだろうって。
あと、普段テレビで観る小芝風花はかわいい女性としか思わないが、花魁を演じる小芝風花は素晴らしく色気があった。
あの上目遣いや、振り返ったときの視線で落ちない男はいないだろうなと感じましたし、「ありんす」の声の透明度が美しかった。
ここが吉原です。今はもう吉原に入る門である吉原大門はないんですが、この写真の街灯のところが壁で、道路の向こうの歩道までの門があったようです。
道路二車線分、そんなに大きな門ではなかったんですね。


写真の歩道両サイドに街灯があるしょう。そこが門の柱の跡で、写真の一直線の道路が吉原の中心を貫く仲之町通りという道です。
しばらく眺めました。
ここであの有名な花魁道中が幾度も行われたんだなぁと。
べらぼうでのあの大人数の踊りもここですよね。
ずっーと想いながら門から歩いてきたものです。

また、ここまでの間に、同じ仲之町通り沿いに、ありました。
吉原神社です。綾瀬はるか演じる九郎助稲荷が祀られているところです。


ここで横浜流星の蔦重と、その幼馴染である小芝風花の花の井は語りあい、心を通わせたんだなぁと。
大門からまっすぐ歩いて10分くらいのところにある吉原神社。
当時の幕府公認の遊郭吉原。
隔離されたこの狭い世界で、当時多くの女性たちがせいいっぱい生きてきたんだなと、実際に歩き、スケール感も感じ、今の日本のいかに幸せなことかと改めて想いました。
ちなみに周辺には、さすが吉原、現在もソープがあちこちありました。



密集してありました。やたらと周辺には怖そうなおっさんがいたのと、現代はお客さんを迎えにいくのか、黒いアルファードがありました。
至る所に黒のアルファードです。
そんな、大河ドラマ「べらぼう」の初期の吉原編の思い出です。
最終回、楽しみです。12月がくるともう最後っていつも分かっているんですが、寂しいです。


