2011年12月18日

飲酒運転はありえない

今日の神戸新聞の一面に、先日の加西市でおきた、飲酒運転による小学生の兄弟が事故死した記事が載っている。

被害者兄弟のお母さんが取材をうけて、悲しみを語られている。

それにしても、この時代に未だに飲酒運転をする人間がいるというのが、僕には理解できない。

偉そうに言っていますが、僕は二十歳くらいの時は飲酒運転をしていました。

自分は酔ってないから大丈夫、とか言っていましたし、ごく普通に車に乗り込んでいました。

時にはどうやって運転して家に帰ったのか、次の日に記憶がない事もあったのを鮮明に覚えています。

大学の時は世の中を甘くみていたと思います。

就職してからはしていません。理由は警察に捕まって免許がなくなったら仕事にならない、と思ったからです。

しかし、その理由は間違っていました。

皆さんも記憶に残っておられると思いますが、数年前に起こった、福岡県での飲酒事故。

当時、福岡市の職員をしていた男が運転する車が、橋の上で会社員の男性が運転する車に激突し、会社員の方の車が橋の上から海に転落し、それに乗っていた小さい息子さん二人と娘さん一人が水死した事件です。

時間は夜で真っ暗、真っ暗の海の中に凄い衝撃を受けて怪我をしたうえでなげだされたらどうでしょう。

お母さんは真っ暗な海の中、子どもさんを探されたと聞きます。

僕はこの事件(こんなものは事故ではありません)をテレビで見て、涙がとまりませんでした。かわいそうですし、恐ろしい事です。

それと、自分が飲酒運転を止めておこう、としていた理由の次元の低い事に気付かされました。

自分本意であったと思いました。

子どもができて、親の気持ちがわかります。悲しみが想像できます。

僕が親なら冷静に裁判の結果などとても待てません。

自分がされて嫌な事は人にするなと、親や世間に教えてもらっていますよね。

僕は二度としませんし、うちの会社の規約にも入れています。

飲酒運転は犯罪です、自分の間違った行動で取り返しのつかない事をして、人を悲しませるのは人間失格だと思います。

posted by orangeknight at 12:26
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