2021年01月24日

「先日はありがとうございました」

「先日はありがとうございました」「先日は申し訳ございませんでした」と、先日起きた出来事に対して、当日 相手に出会った瞬間に言うことって、その人の全体像を表すくらい大きなことだ。

 
当日に開口一番それを言う人、あまり言わない人、ちょくちょく忘れる人、さまざまですがその差はなんなのでしょう。

 
ただ、世の中で大成している人、結果を出せている人でそれを言わない人は私は見たことがない。一度も。

 
そこでその人のコミュニケーション能力がはかれる。

 
コミュニケーション能力とは、その行動をすることにおいて相手がどう感じるかを想像できることだと思うから。

 
悪気はないがその行動が出来ない。「先日は〜」が言えないというのは そこに至らないからか。

 
 
 
前の日にご飯をご馳走になったら次の日に「昨日はご馳走さまでした」と言うのはルールではなく、マナーでもなく、翌日のスタンダードな会話の始まりだと考える。

 
 
あたりまえだが親子間、夫婦間で、恋人間で、そして友人間で「昨日はご馳走様」とはまず言わない。

 
「昨日はご馳走様」と言わなくても円滑なコミュニケーションがとれているからだ。

 
 
 
人間関係、会話の潤滑油として「先日は〜」と感謝や謝罪やお礼が翌日の会話の冒頭になされる。

 
ややこしいことでもなんでもない。

 
そのひと言で相手の気持ちが一気に晴れることってある。

 
たったひと言のそれで相手がそういう感情になってくれたら嬉しいではないか。

 
 
「昨日はご馳走様でした。美味しかったです!」と言われたら嬉しいでしょう。「そうか、また行こう」と笑顔になる。

 
「先日は申し訳ございませんでした」と言われたら「まぁ、もう終わったことだから、これからもよろしく」とニコッと新たなスタートがきれる。

 
 
人間関係はそういう小さな繰り返し、積み重ねで出来上がる。大切なことですよね。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 11:54
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