社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2021年04月01日

マンボウ

おはようございます、爽やかな朝、しかし朝からテレビで「まん防まん防」と言っている。魚のマンボウみたい。

 
しかし、コロナは蔓延させるから終息に向かうと思うのですが。締めたらリバウンドはあるんですけどね。ライザップです。

 
テレビを観て思った。一部の人でしょうが「厚労省の役人も会食しているから」とか「緊急事態が解除されたんだから自由だと思って」とモザイクをかけられてコメントをしているが、自分でしっかり考えた方がいい。

 
みんながしているからという考え方では、いつまで経っても搾取される側で終わる。

 
緊急事態宣言下だろうが、そうで無かろうが、ロボットじゃないんだから自分で考えないと。

 
確かに組織の元での決まりはある。所属している以上守る義務がある。また、その権限下の場所では従う必要もある。

 
しかし、ある程度自由なところは、自分で何が正しいのかを、もっともっと考えないといけない。

 
あまりに思考停止している。

みんなが的な考え方は、小学生のファミコンねだりだ。私もでしたが。

 
 
コロナに対し萎縮する必要はないが、みんながしているからという考え、行動をとっていたらいつまでもマンボウマンボウと終わらなくなる。

 
 
花見をするなら考えてしたらいいし、日常の行動、選ぶお店など、コロナでいろんなものを変化させないと生き残れません。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 07:38

2021年03月31日

先週に発表されました今年の本屋大賞受賞作「52ヘルツのクジラたち」を読みました。

 
 
 
素直に何度も涙が出てきました。

 
世の中には真横にいても52ヘルツの声ってたくさんあるんだろうなと、今まで考えもしなかったことを気付かされました。

 
誰しも多かれ少なかれありますそんな声。

 
人はお互いにそんな声を聴いてもらい(本書では訊くという字が使われていた)生きている。それが届いたとき、他人に理解してもらえたと胸が熱くなるものだとあらためて考えました。

 
これから読む方も多い作品でしょうし、ネタバレになるので内容には触れないでおきますがとても素晴らしい本でした。

 
生きていくってみんな色々ありますよねって一層思えた作品です。

 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 12:09

2021年03月30日

同じ味を出すやつ

社長になったら分かる。

 
でも従業員のうちにはなかなか分からない。

 
従業員でそれが分かっている人は、それだけですごい価値のある人。

 
 
板長は弟子がどんな盛付けをしたらそれを任せるか。

 
また、どんな味付けをしたら信頼するか。どんな魚を仕入れてきたらヨシヨシと褒めるか。

 
 
それは同じ盛付け、同じ味、自分が選ぶような魚を持って帰ってきたときです。

 
 
なぜボスに認められないのかと嘆く暇があるならば、あなたの上司、先輩、親方にしっかりとつかえてください。

 
いくら実力があっても、自分と違う味を出す弟子を自分の代わりに板前に据えません。

 
 
あなたが社長ならきっとそうするでしょう。

 
 
私は20歳代のとき、当時勤めていた会社の人事に異論があり、専務に畏れながらと物申した。するとこう言われました

「あいつを課長にした理由は、お前がほんまの大人になったら分かるわ。はっはっはっは」と。口は笑っていましたが、いつもながら眼差し鋭く言われたことがあります。いつもながら怖かった。

 
今日の話は典型的な私のことですね。

 
当時は全く理解出来なかった。若気のいたり。頭に血がのぼり、専務の部屋まで行った。恥ずかしい。25〜26歳の私とその倍の歳の専務。

 
 
同じ味を出すやつ。実力や結果もそうですが、その場所で求められている味を出せるやつ。そういうものです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 14:54
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