社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2019年12月04日

バッカンに捨てているトイレからお金を稼ぐ

お金を稼ぐ。利益を出すっていうのは売上を上げるだけでなく、いらない支出をいかに少なくするかにもかかっています。

 
売上を上げるということには意識はいきやすいのですが、いらない支出をいかに少なくするかという方はあまり注目されていないような気がします。

 
 
こちらは弊社の工事で出たゴミです。

バッカンと言われるこの鉄の入れ物に仮置きしており、このバッカンに山盛りにゴミを捨てて6万円ほどオレンジナイトは産廃業者さんに支払います。

ちなみに毎月のゴミ代は70万円から100万円オーバーにもなります。

 
バッカン

 
写真の中央にトイレが3つあるんですが、全てトイレの取替えリフォームで、お客様のおうちから外して持ち帰ったものです。

 
今でこそ樹脂製のトイレもありますが、リフォームの対象となる10年以上前のものは全て陶器です。

 
陶器なので割れるんです。

 
トイレの形ではカサがありますが、陶器って割ったらびっくりするくらいボリュームが無くなります。極論を言えば小さく小さくすれば砂になるくらいです。

 
こんなになります。

 
バッカン

 
 
こちら側も。トイレをそのまま捨てているとこれですが。

 
バッカン

 
カナヅチで割ると。

 
バッカン

 
こうなります。

 
 
割らないと、もったいなくないですか。

 
私にはこれがお金儲けにしか感じられないんです。

 
この割るという作業に10分も15分もかかるのであればそれも考える必要がありますが、今日は一つに対し1分くらいです。

 
この考え方は経営者になれば全てがお金に見えるから、普通の商売人ならこの感覚はある。

その感覚をサラリーマンや雇われている職人のうちから持てば、見えてくる景色が変わるんです。

大げさでもなんでもなく、そこから人生が好転するとまでいっても過言ではないでしょう。

考え方や気づきから行動にすれば全てが変わる。

このトイレを割る行為をする人はお金持ちになり、ずっとしない人はずっとお金に困るのはトイレに限らず世の中の絶対ではないでしょうか。

 
いらない支出をいかに少なくするか。

 
これはお金を稼いでいるのと同じ行為です。利益を出す素晴らしい行動です。

 
 
たくさん稼いでギュッと締めて、必要な時にケチらず使う。無駄遣いをしない。

 
お金を貯める基本ですよね。

 
 
今日はバッカンでトイレを4つ割りました。5000円稼ぎました。積み重ねです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 13:24

2019年12月03日

ダイキンの感謝会に参加させていただきました

先程大阪から帰ってきました。

今日はダイキンの代理店・特約店の感謝会に招待いただき午後から参加していました。

 
ザ・シンフォニーホールにて全国から集まった会社の中でも特に仕入れが多い会社が表彰されていました。やはりダイキンですからエアコンの販売施工の会社が上位をしめていました。

 
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その後、関西フィルハーモニー管弦楽団の演奏を、首席指揮者の藤岡幸夫さん(有名らしいです)の指揮で聞かせてもらいました。

 
ここで発見があったんですが、指揮者の指揮って演奏より僅かに前にいっているんですね。

 
初オーケストラでしたが、初めて知りました。

確かに、それでこそ指揮ですよね。しかし、よく耳で今聞こえる音を聞きながら、ほんの0、5秒くらい先を指揮できるんですね。当たり前のことですが、感動しました。

 
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その後、ホテルニューオータニにバスで移動し、食事会でした。

 
こんなに横長の部屋見たことがないくらい向こうが見えませんでした。笑

 
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新聞やビジネス雑誌でよく見るダイキンの井上会長を見れて良かったです。

 
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個人的にかなり好きなオール阪神巨人の漫才など、とても豪華な会でした。

 
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さすがダイキン。全国から1000人以上の参加の盛大な会でした。

 
会社のみんなでたくさん売って、お客様にたくさん買っていただいたからこのような体験ができました。

 
吸収したものを明日からの仕事にぜひ活かしたいと思います。

 
ご招待いただきありがとうございました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 23:32

2019年12月02日

リフォームを売る。買っていただくとは

お客様がリフォームをする動機は「現状に不満があるか、不便があるか」だけ。それ以上でも以下でもないと、この仕事を19年させていただき現段階では思っています。

 
いくらお金があっても今のお住まいに満足していればリフォームはしない。

 
いくらお金が無くても今のお住まいに不便があればリフォームをする。又せざるを得ない。

 
ということは重要なことはお金の有る無しではない。

 
現状に不満や不便を感じられているお客様はいつかリフォームしたいと潜在的ニーズがある。

 
経験上ほとんどの方が今のお住まいになんらかの不満と不便を持たれている。そしてほとんどの方が「お金があったらしたいんだけど」と仰る。

 
しかし、そこにお金というキーワードが出てくるにしても、それが一番の決定要素でないというのが持論であります。

 
「お金が無い」とは言いますが「お金がある」という方はあまりいません。

 
お金が無いとは「お金は必要なところに使う」という意味であり、その優先順位が現状でリフォームは低いという事です。

 
重要な事はほとんどの方が潜在的ニーズを持っているので、それを顕在化させる理由を訴求できるかにかかる。

 
いや、理由で無くても優先順位をごぼう抜きして1番にしていただければお客様はリフォームをされる。

 
不満と不便という絶対のキーワードからスタートし、それを今にする動機付け。そして、決して売り手本意ではなく、お客様にとってメリットがあることが大切。

 
どうやったら売れるのかではなく、どうやったら喜んで買っていただけるのか。モノを売る基本。

 
そんなことを考える。

 
答えは出ませんが、口だけでなく心からお客様の生活を今より一層快適にするという覚悟。それが大前提で今リフォームをするという大義名分をプレゼンできたら間違いなく買っていただける。どんな方にでも。

 
お金では無い。お金が理由でない。そこです。

 
と、いつも考えておりますし、今も考えております月曜日のお昼でした。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 12:20
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