社長の日記「つみかさね」

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2015年05月20日

バッカンのゴミ

おはようございます!

バッカンにキレイにゴミが入っていると嬉しくなります。

バッカンというのは写真では青色の、工事で出た建築資材のゴミなどを捨てる大きな入れ物のこと。

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キレイに解体した木が入れられている。

どの職人かうちの社員かは分かりませんが、バッカンにキレイに整頓してゴミを入れてくれるとたくさんのゴミが入ります。

こういうバッカンは一杯何万円と決まっています。

例えば箱物をバッカンの中央にボンッと捨て、その上に積んでいっても一杯は一杯。

写真のようにキレイにたくさん入れても一杯は同じ。

バッカンにそういうふうに入れてくれる人はまず仕事をきちんと責任をもってこなすであろう人。

そして、誰も見ていないからといっていい加減な行動をしない人。

それと会社の経費を自分ごとのように考えてくれる人であろうと思います。

適当に入れ、それが飛散し周囲の方々に迷惑をかけるなんてもってのほかですし、たかがゴミ捨てですがいろいろ思う。


バッカンにゴミがいっぱい入っている事は当たり前ではない。それだけ仕事があるから、いただけているから。

たくさんのゴミがあり、それを整頓して入れてくれる人がいる。

本当にありがたいことです。
posted by orangeknight at 08:39

2015年05月18日

疑問を疑問のまま済まさない

疑問を疑問のまま済まさない事ってとても大切だと思います。

私は飽き性な好奇心旺盛タイプなので、すぐに新しいものに目移りはするんですが、自分が知らないことを知りたいという欲求は大きいほうだと客観的に分析できます。

営業という仕事を23歳からしてきて、この仕事は毎日違うことが起こるので、知らないことの連続、言い換えれば初体験の連続で、刺激があり、かつ成果というものが目に見えるのでわかりやすく面白く、そして成長できることがわかりました。

自分の行動を振り返ったとき、疑問を疑問のまま済ますという事はほぼなかったと思います。

いくら営業マンとはいえ若造の私が自分の親や祖父母くらいのお客様より知識が多いはずがありません。建築の知識に関してもそうでした。だから分からない単語や工事が出てきたらお客様に直接「それはどういう事ですか?」「言葉の意味が未熟で分からないので教えてください」と聞いてきた。

そのおかげでいろんな事を知る事ができたと自負していますし、私の財産です。


今思えばひどい事なんですが、私が新人の時、飛び込み営業をしていて話を聞いてあげるよというお客様を初めて見つけた時の事です。

場所は姫路市四郷町本郷、めちゃくちゃ大きな家で、純和風の入母屋の豪邸でした。たぶんベテランの営業になると家に入るのを尻込みするくらいのおうち。

オレンジナイトをしてからも仕事を下さる当時からおじいちゃんでした。

私が屋根の瓦が歪んでいる(実際に棟のところがどう見ても歪んでいた)と恐れ多くも指摘すると「あーあれか、漆喰もよう見たら痛んでいるな!」とご主人様が言われた。

私はその次何て言ったと思いますか。

「漆喰ってなんですか?」って言ったんですよ。

その発言は今でもお客様は覚えられていて、前に工事をお世話になった時も「あの時は〜」と冗談を言われますが、そんな事から知らなかったんです。

お客様からは「あんた、ほんまに営業か!もぐりちゃうか!がっはっは」と言われました。もぐりという言葉が印象的で強く記憶にあるんですが、そんな状態でした。

そして「漆喰ってなんですか?」との私の問いに「棟があるやろ?(棟ってなんですか?)棟言うたら〜で、昔はのし(のしって何ですか?)の高さが家の格を表したんや!アンタ、何にも知らんな!絵書いたろ」と言って新聞の広告を取ってこられ、裏が白紙の紙に屋根の各部の名称を絵入りで書いてくれたのです。

普通ならそんな営業マンを信用してくれませんが、そのお客様は「暇だったからや」と謙遜されますが、いちいち細く教えてくださいました。

ちなみに漆喰工事の契約までくださったんですよ。

見積もりの仕方も分からない私に「電話で上司に聞きなさい」と言ってくれ「だいたいでええから、実際やって多少の誤差が出たら言うて」とおっしゃり、その場で漆喰工事を契約してくれたんです。


この話は私が新人が入ってきたときに「私も昔は全く無知でひどいものだった、こんな無茶苦茶な質問もしていた。とにかく、お客様のところに伺い、お話している途中で分からないことがあったら聞きなさい。誰でも最初は未経験だから」とたまに話をしているのでうちの社員では知っているものもいると思いますが恥をかかないと覚えないと思います。


ある姫路市今宿のお客様の奥様で「はははっ、そら魚住くん、こうやのしろばかまやで」と言われたこともある。

すぐに、それはどういう事ですか?と聞きました。

だから今も覚えていますし使います。現に今使えます。財産です。


社員でも疑問をすぐに聞いてきたり調べたりし解決する者はやはり伸びがよいです。

分からないであろうに、その場を取り繕うように「はい!」という返事だけする者はゆっくりしか成長しませんし、お客様から「返事したということは了解したということだろ!」とお叱りをいただきやすい。

あらゆることにおいて疑問を疑問のまま済まさないという事ってとても大切だと思いますし、成長への超近道だと思います。

大工が「そんなことしたらその角がワラってまうで!」

塗装の職人が「ちょっとシャブシャブやなぁ」

会社で「きちんと立って挨拶をしなさい」

何でもそうなんですが、知ったかぶりと恥をおそれるのは良くないですね。そして、疑問に思ったり知らなかったら意味から質問することが大切ですね。


まだまだ私も質問していきます。聞くことって全然恥ずかしくないですもんね。むしろ素直に聞いたほうが丁寧に相手は教えてくれるというのは私のこれまでの体験から絶対です。




posted by orangeknight at 14:48

2015年05月17日

シロアリが大量発生

今日はあるデイサービス様の施設内の足湯の改装工事を着工させていただきました。

利用者の皆様が来られない日曜日に、前回の浴室工事に続いて開始させていただきました。

現状は檜の浴槽が水漏れで腐食してきているため、今回のReformではブロックと左官で足湯の浴槽を形成し、それをFRPで防水して完成させる方法をご提案しました。
少し前にうちの仕事をしてもらっている防水屋さんの事務所に行ったんですが、その方法で水槽を作り、らんちゅう(金魚の一種)を飼っていたんです。それを思い出しご提案し、採用いただけました。

しかし、今日は現場に7時間位いることになってしまいました。

それは、解体してみるとシロアリの被害がすごかったからです。

急遽大工の駒田親方、シロアリ駆除の施工をお願いしているエース白蟻の難波氏に入場を要請し、バタバタの一日になりました。

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解体していくと思わぬ被害が見つかったんです。しかし、今回見つけて良かったと思いますし、お客様にもおっしゃっていただけました。これだけのシロアリはなかなか見ることができないので、このままでは大変なことになっていたと思います。

駆除まで今日行いましたので、これで安心して営業していただけると思います。

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左官や設備の職人さんたちもみんな解体を気持ちよく手伝ってくれ、とても助かりました。

解体したものを運ぶのもみんなでしたらすごく早く進みます。

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手にのせてみました。シロアリはクロアリみたいに固くないんですよ。水の塊みたいな感触ですぐにつぶれてしまいます。

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掃除までし、シロアリの薬をこの部分だけでなく、できる限りの範囲にまかせてもらいました。

うちの軽トラに解体した廃材を積んだんですが、そこにも薬を自分でまいておきました。

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この時期シロアリの駆除や予防のお問合せも多いです。

シロアリは家を滅ぼします。オーバーではなく本当に。絶対にシロアリの予防、駆除はしたほうがよいと思います。

こちらのデイサービス様では明日からも続いて工事に入らせていただきます。
posted by orangeknight at 18:16
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