社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2019年03月08日

リフォームについての私の想いの一つです

リフォームは人生のイベントです。

 
築30年のおうち。

 
8畳の台所と6畳の隣の部屋を一つの部屋にリフォーム。

 
30年くらい前のおうちはだいたい台所は台所、居間は居間と別の部屋になっていた。今みたいな対面キッチンはない。

 
だからそんな2つの部屋の間の壁を取っ払い、2つの部屋をを1つにする工事は多い。

 
初日、解体工事を我々はするが、おうちの方は心の中で今までの思い出、子供さんと食べた朝ごはん、晩御飯、会話を思い出しながら壊されていく台所と居間を見ながら少し寂しく感じているのを知っています。

 
ショールームに行って、新しいシステムキッチンの仕様や色を選んでいただくんですが、ご主人様は「わしは何でもええから、家内に決めさせて」と言いながら奥様の顔を見て少し嬉しそうにされているのが私は好き。男として満足な瞬間を感じていただけていると思うと役に立っている自分に嬉しくもなる。

 
着工中の日曜日、工事に誰も入っていない現場を家族皆さんで眺める。そんな日は嫁いだ娘さんがお客様の孫となる子供を連れて帰ってきて奥様にこう言うんです。「楽しみやなぁ。」

 
小さかったあなたが育ったこの台所がまた生まれ変わるんだなぁ。そんな風に思われるかどうかはわかりませんが、奥様は「そうやなぁ」と笑顔で娘様の方を向きお孫さんの手を握る。

 
今日で工事が終わりましたと言う日。我々も掃除をして引き渡しますが、私たちが帰った後、またご主人様、奥様は掃除機をかけ、真新しいキッチンにフライパンや調味料をしまう。

 
翌朝からそんな台所でコーヒーを飲まれる。そして、ひと言「リフォームして良かったね」と、そんな会話がお二人の間で生まれたなら、そんな幸せはありません。

 
 
明日は新聞折込みとリビング姫路、リビングプラスに広告を出しています。いよいよ春のリフォームのシーズンがやってきました。

 
たくさんのお電話やご来店があると思いますが、リフォームってそんな人生のイベントだと思っています。

ぜひ、成功してほしいですし、一緒にそんな瞬間を感じ、お客様が幸せを感じてくださった上で成長しながら永続したいと願っています。

 
この春、今まだお会いしたこともない多くのお客様とどんなドラマを創れるのでしょうか。明日が楽しみです。

 
「よろしくお願いします」と名刺を渡した瞬間から始まるんです。

 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 00:22

2019年03月07日

モニエル瓦の高圧洗浄

昨日から着工しているこちらのハイツ、外壁と屋根の塗装工事の写真や動画を毎日撮っていきます。

 
ハイツ塗装

 
まずお客様にもお渡しすることで安心していただき、そして、この現場の資料でこれから塗装をお考えの方に伝えていくツールを作るんです。

 
本日はまず屋根の塗装です。

 
こちらの瓦は「モニエル瓦」というコンクート系の瓦です。商品名はセンチュリオンと言います。

浮いたりずれたりという心配はほぼありませんが、塗装において表面を防水する必要性がある瓦です。

 
数年前まで姫路の大津に広大な工場があったので比較的播州ではよく使われた瓦でもあります。近年は製造していた会社がなくなったこともあり使用されていません。

 
割れてももう代わりはありませんので、尚更塗装は必須となっています。

 
このような感じで高圧で洗浄していきます。

 


 
どうしても表面はこのようになるので、まず洗浄をしてからの施工となります。

 
モニエル瓦洗浄

 
モニエル瓦洗浄

 
モニエル瓦洗浄

 
モニエル瓦洗浄

 
 
スマホでご覧になられている方はこのまま下にぐんぐんいっていただいたら、パソコンの方は画面の右側に洗浄の動画をあげていますのでご覧ください。

 
こちらの現場での施工の様子でユーチューバーになりますのでご期待ください。

 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 11:06

2019年03月06日

11年前の事故から受注を

今日もこんななかなか無い事がありました。

 
午前の本社に私あてに電話があったのですが、その内容が「温水器が壊れたので取り替えてほしい」でした。

 
初めてのお客様です。初めてでもここまでは良くある事なのですが、その相手が何と11年前に車で私に追突してきた方のお母様でした。

 
 
忘れもしませんが、姫路の広畑の東新町のローソンの前です。私の乗ったアルトに後ろからノンストップで若い女の子の乗った車が突っ込んできたのです。

 
ガッシャーンとなりましたし、私は軽いむち打ち、車はグシャグシャになりました。

 
私はたまたまその向かってくる光景をバックミラーで見ていて、「あっ来る」と体が硬直し大事には至りませんでした。

 
そこからはあまり記憶には無いのですが、お客様曰く私の対応が良かって、初心者の娘さんに良くしてくれたと、それ以後うちの会社のチラシもずっと取っていたし、常に気にしてくれていたとのことでした。

 
そんな出会いでなかなか仕事のご依頼をいただけることは無いと思いませんか。

 
やはり、何事も真摯に対応していたら、目先の小銭を追ったりせず逆の立場になってと考えて行動していたら巡り巡ってこういう風にかえってくるものだと改めて思いました。

 
11年前にあった事故、その時多分その娘さんはきちんとその場で謝罪してきたと思う。

 
そして、私もその姿勢を見て真摯に対応したと思う。

 
事故はお金に直結するので損得勘定が芽生えますが、やはりお互いに自分が悪い時は相手に謝り、被害を受けた方もわざとでなければお互いさまであると想い、相手へきちんとした接し方をしていれば、その出会いはその瞬間だけのものではなくなり、長いご縁に変化するものだと改めて感じました。

 
覚えてくれて、気にしてくれる人が自分の意識しないところで存在することは本当に当たり前でなく、感謝すべきことだと思います。

 
いろんなシーンが10年後に活きてくるんだなぁと思いました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 22:41
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