社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2012年05月24日

常連のお客様宅にて

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「あんたぁ、庭の草刈りを息子にしてくれ言うたら、わし、腰が最近痛いからできひん言うんや、ちょっとしてくれへんやろかぁ」と姫路の青山のお客様から電話がありました。

「あんたが見たら怒るもんが一つあるんやけど、玄関の横やし隠せへんから先に言うとくわ、へへへへへぇ」との事。

以前からお世話になっているお客様で、60歳の息子様との二人ぐらしのお宅です。

事あるごとにお呼びいただき、それこそ草刈りから水廻りまでいろいろ工事をさせていただいています。


赤穂店に行く前に、通り道なのでさっそくお伺いすると、玄関の横に写真のドアとは言い難いドアがついていました。

奥様に「息子様が作ったったんですか?」と聞くと「へへへへへぇ素人がしたみたいやろ」と笑われていました。

聞けば、通りすがりで、大工みたいな人が入ってきて、ここにドアを作ったるわと言われ、曖昧な返事をしていると作りだし、18万円請求され、なんやかんや言って帰らないから、払って帰ってもらったとの事。今どきまだそんな人がいるんですね。

奥様は「私もきちっと断らへんのが悪かったんや」と反省されていましたが、ちょっとダメだと思います。

同じ業種でご飯を食べている者として情けなく思いました。

実際、仕事もでたらめで、本職の大工が絶体しないような施工方法ですし、下手くそ。そして何より金額が法外ですよね。

材料と手間代をかんがえても2~3万円がいいところです。

人の良い方を騙すような事はだめですよね。百歩譲って、もう少し「本職の仕事」といえる施工をしないとダメです。

お金を頂く以上、プライドをもって仕事をし、金額にみあった施工をしてもらいたいものです。

うちだけではなく、まともにやっている大多数の同業者が同じような目で見られてしまいます。騙して儲けるというのは悲しいことですね。
posted by orangeknight at 18:29

2012年05月24日

ファールに対応した床材

画像画像朝一で便器を取付け、トイレのリフォームが完成しました。

前の便器もそんなには古くなかったんですが、トイレの床を張りなおすついでにと新しいものに変えさせていただきました。

最近は小便器の無いおうちが多く、男性は洋式の便器におしっこをします。この際、座られてされる方もたくさんおられますが、年齢層が上がるにつれ立ってされる方の割合が多数を占めます。

よく主婦層、お母さん世代、おばあちゃん世代に聞く話として、ご主人がおしっこをこぼす、おもしろい表現として「まき散らかすんや~」というのがあります。

男性ならだれしも経験があると思いますが、なぜか(笑)便器の中央に放流されない事があります。今回のおうちも奥様にそれをどうにかできんか?と言われ、LIXILが発売しています、トイレ用のセラミックフロアを便器の周囲に張らせていただきました。

30年前はタイル、20年前はCF(クッションフロア、ビニル製の床材)がトイレの床材として主流でしたが、現在はフローリングが王道です。いろいろ加工され傷みにくくはなってはいますが、耐水性はタイルやCFには劣ります。そこで、このセラミックフロアを部分的に施工するのが効果的だというわけです。

仕上がりをご覧になられた奥様がおっしゃいました。「あの白いとこだけでお父さんの汚い(笑、実話です)おしっこがおさまるんかいな~」

どれだけ便器の外にするんですか!と僕は思いましたが、「ハハハハハッ大丈夫ですよ」と笑ってこたえました。


商品はLIXILの便器がサティス、手洗いがコフレルで共に自動タイプです。

床材はウッドワンのピノアース、便器周辺はLIXILセラミックフロアでファールには対応していますが、場外ホームランはバッターが自身で拭いてくださいね。










posted by orangeknight at 11:14
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