社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2013年02月05日

毎朝の掃除

うちの会社は毎朝全員で約30分掃除をします。

事務所に店内、トイレに窓ふき、洗車に外の掃き掃除まで考えられるところは全て毎日しています。

なので「うちの会社はいつもきれいでしょ?」と、取引先などの方には堂々と言っています。

この掃除は創業時から続けています。

理由は「売上をあげるため」です。

そういうと変なふうに聞こえるかも知れませんが、仕事の基本中の基本はあいさつにはじまる礼儀と掃除だと考えています。

そういう事がきちんとできない会社が、また人が利益を出せるわけがありませんし、仕事をいただけるはずがありません。

職人の世界でもそうだと思いますが、掃除をおろそかにする者が良い腕をもっているというような話はきいたことがありません。

仕事を覚えるとか以前の問題で、掃除を一生懸命に取り組むというのがまずうちの会社では求められます。


毎日掃除をしているとどうなると思いますか?


僕が思うにまず掃除が上手になるんです。


床や机、トイレの便器を磨くのが上手になります。

洗車が、そして掃除機が上手になります。


これって財産です。僕もそうですが、家でも掃除しますが昔よりレベルが上がっているのを感じます。

一度覚えれば一生使える特技となります。


それと同時に掃除をするとき、常にでなくてもペチャクチャ無駄口をたたかず、黙々と取り組むことで人間的に成長できます。

今、その成長とは何かというのを僕はまだ未熟なのではっきりした言葉で表せませんが、格段に心が成長できると思っています。

何かわかりませんが、無言で心を込めて掃除をすると、自分の心が洗われるんです。

楽しく話をしながらする掃除も楽しいですが、その中で無言で真剣にする掃除からは心が洗われる気がします。

掃除はとても良い教育だと感じます。

自分自身でも自分に対して良い教育を施している気がします。

社員の中で「そんな気がする」とか「あー同感やな」とか、はたまた「私はわかっていたよ」という者がいたら嬉しいですし、ずっと続けたい習慣です。


















posted by orangeknight at 21:49
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