社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2013年04月11日

経済の動き

株価が上がる、昨日の日経平均はまた年初来高値だったようです。

アベノミクスで景気が上向くと予想され、そこに日銀の新総裁のいわゆる「異次元緩和」で円相場も踊る。

経済は生きているとよく言われますが、今回はこの今からの景気の動きを僕は勉強したいなと思っています。


よく「バブルは良かった!」と聞くバブル景気、80年後半ですから今から20年以上前、僕は10歳くらいの小学生でした。

50歳くらいから上の人は本当にあの時は良かったと、商売をしている人などは特に言われる。

僕には想像もつかないですが、それこそ「とにかく儲かった」らしい。

僕は何不自由なく育ててもらいましたが、父は公務員でしたので、おそらくさほど景気には左右されなかったのかなと思います。

家で景気が良いという話を聞いたこともありませんし、僕が子どもでわからなかっただけかも知れませんが、父や母は普通でした。

いったい景気が良い、それも〇〇景気とつくような好景気ってどんなもので、どのようにして始まり終わっていくんだろうととても関心があります。


アベノミクスという言葉が出始め、世間ではマスコミの影響で「何やら景気が上がっているらしいぞ」となり、本当かどうかわかりませんが「花見の弁当も豪華にしようか」となる。500円の単価アップが景気を押し上げる。

景気が良くなる、良くなると言われ、「それなら会社の業績もあがり、給料も上がるだろう」と考え、その上がった分を消費にまわす。

車を買い、旅行に行き、服を買ってオシャレする。はたまた投資をしようと株を買う。

経済って不思議なものですね。

お金をその時点で効果のある量をタイミング良く注入すると思わぬところで反応する。


多分、一部の経済を動かす側の方が巧みに道筋をつけているんだと思います。

それがやや遅れて経済が動き、もっと遅れて実体経済に反映される。

客観的に今回の景気の動き、デフレからの動きを眺めて勉強したいと思っています。

そして、景気に影響されない、全く影響されない会社を作りたいなと思います。
posted by orangeknight at 11:18
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