社長の日記「つみかさね」

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2018年01月11日

喫茶店リフォームの不思議なご縁

今日はこんな不思議なことがありました。

 
先月、創業時からのお客様であるY様がご来店くださいました。Y様はご夫婦共に80歳くらいです。

10年前にふいに来店くださってから断続的にいろんな工事をご依頼下さります。

 
「年やから喫茶店やめることにしたんや。幸い店もすぐ売れた。次も喫茶店をやる子が買ったからそのまま渡すんやけど、店を片付けるのと、家に新たに物を置く倉庫を建ててほしい」

 
そのお店は奥様が40年くらいされているお店。御主人様も退職後一緒にされていると聞いていました。

「わかりました。そうなんですね。〜          どのようなものを建てますか」と。

 
「ワシは思い立ったらすぐにしてほしいんや。年内にしてほしいんや!」と仰るので無理にでも工程を組み、倉庫を完成させました。

 
お店には何度も通い、荷物をおうちまで軽トラックで運びました。

お世話になっていますし、そういう終わりのときに立ち会えるのも何か感じるものがあります。

姫路の飾磨から飾磨なので近いのです。

 
長年の荷物を出したお店は何か寂しく感じました。そして、ここで色んなことがあったのだろうと考えると何か私も感慨深くなりました。

 
 
今日の夕方に1本のお電話が会社にありました。

 
うちの柴田が電話を受け、私の所に走って笑顔でやってきて言うのです。

 
「すごいことが起こりました。先月、社長が工事をしたY様の喫茶店あったでしょう。今、そこを買ったという人から電話があり、喫茶店を始めようと物件を買ったんだけど、そこを少しリフォームしたいのでお願いしたいって言われています」と。

 
すごくないですか。私は笑ってしまいました。

 
先月荷物を出して、鍵をかけた物件です。

長いあいだお疲れ様でしたと私はY様に言いました。

 
そこへまた明日現場調査に行くんです。

 
内情をよく知っている物件に明日また新たな施主のもとお伺いする。

 
新しいオーナーは「よくオレンジナイトの前を通るので、知っていたから電話をした」と言われていると聞きました。

 
明日この話をしたらどう言われるかな。

 
ぜひ、私が担当させていただこうと思いました。ご縁が嬉しいなぁと感じました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 23:07
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