社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2023年02月19日

コインランドリーの稼働率

コインランドリーの稼働率は10%と言われている。

 
どういうことかと言うと、その店にある機械を1日24時間フル回転させたときの売上が10万円だとすると、稼働が10%だからその日の売上は1万円ということであります。

 
ランドリージャパンもしっかり当てはまっています。もちろん日によっては違いますが、今日など絶好調で現時点で稼働率21、6%ですが、5%の日もある。

 
今までの最高は約31%だった。その約3割でも店内はエキサイティングな状況で、昼前と夕方に機械の中に溜まったリントを掃除機で吸った。

 
 
全自動洗濯乾燥機があるとする。この機械が1回で1300円を売る。1時間かけて売る。

では、出し入れする時間や、AIが洗濯の状態を感じ、その時間を自動で数分延長したりする技術を考慮しないで考えたら、1日で最高31200円売り上げる。その10%が平均稼働率なのでコンスタントに3120円売り、あとは待機していることになる。

 
もったいない。待機が長い。

 
そう考えると、1日のMAXは決まっているのでドリームはないが、まだまだ可能性があるビジネスだと思えてしまう。

 
コインランドリーを使っている消費者はまだ全体の10%から20%。まだまだ使ったことがない人が多い。

 
現に私もコインランドリーを1回も使ったことなく、試しにやったこともなく、やると決めて機械を契約したあとに、近所の他店で初めて取引先の卸の社長に教わった。それが初体験であった。

 
なくても生活は出来たが、使ってみたらことのほか便利で、また使いたくなる。

基本仕事って消費者が求めることをサービスとして提供し、対価を得るのだが、アナログだが、需要を創造するビジネスであり、今までなかったスマホなどと同じだなぁと考えている。

 
 
毎日30%回る店を創れたらどんなにいいか。難しいでしょうが、心底無理ではないとも思っています。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 23:52

2023年02月19日

トイレでの手洗い

トイレで手を洗うということは大切だと思う。

 
でも、トイレの手洗いに関していくつも疑問がある。

 
まず、手洗いはどうせ洗うならしっかり洗いたい。手首まで全部。

ウイルスや菌が、水だけでほぼ流れてしまうのは今回のコロナ騒動で学習した。手洗い用の洗剤で洗っても、ただの水洗いとなんら衛生面で変わらないとは認識しているが、それでもキレイキレイとかミューズとか、ビオレuで洗いたい。

 
油分が落ち、キレイになったと錯覚できる。

 
現在建築中のオレンジナイトのトイレで、アラウーノを入れているところの手洗いは、全て手洗いに洗剤置きを付けている。Panasonicのアラウーノ手洗いだけそれがある。

 
なので私は竣工して引越ししたら、いちいち二階のそのトイレに行くようにする。

 
 
男性がおしっこをする。それは小便器でも洋式便器でも構わない。それで、ちょちょっとトイレの手洗いで指を洗って何が変わるのだろう。

 
ちなみに私が想定しているのは家庭用のトイレの手洗いで、高速道路やゴルフ場などのそれではない。

 
男性がおしっこをして手を洗う。正確には指を洗う。男性は女性と違っておしっこのあと紙で拭かないし。

 
 
洋式便器のタンクに付いている手洗いで手を洗う、基本あそこも指洗いとなる。手のひらや甲を洗おうものならまわりがべちゃべちゃになる。

 
その手を洗った水がそのままタンク内に溜まる。そして、次回トイレをした人が流した際にその水が出ていき、大や小やペーパーを流す。

 
タンクの中、汚くないか。あれだけコロナコロナと言っておきながら、コロナに感染しているかもしれない人が手を洗った水がタンクの中に溜まり、それが別の人の排水に使われる。実におもしろい。

 
 
リフォームでたくさんのお客様の住まいのトイレを改修させていただいたが、ある一定数、トイレでは手を洗わず、そのままトイレの横にある洗面台で洗うという方がおられる。私は必ずヒアリングする。本当の生活スタイルを知ったうえで提案したいから。

 
「いや、実はトイレでは洗わない。洗面所が横やからね」全然理解できる。先の理由などから。

 
そんなお客様にはそれならとタンクレスをお勧めする。

 
その際、だいたいお客様は来客の際のことを口にされる。

 
あとはその頻度と、タンクレスでトイレが広くなることやスタイリッシュさを天秤にかけられ選ばれる。

 
 
トイレの手洗い、なかったら汚いし、他人には洗ってほしいと思うが、その効用というか、そこでの手洗いは、実際あまり価値はないように思ってはおりますし、それが文化とか、慣習なのかなとも考えています。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 17:16

2023年02月17日

原点だから

 
フィリピンから日本に指示をして、お金を騙し取っていたという話があるが、お金を持っていそうな人リストに電話をかけていたらしい。

 
電話をかける役割の人を「かけ子」と呼ぶらしい。

 
私は昔はテレアポや飛び込み営業をしていた。

20代の頃は、それで新規のお客様とアポをとり、訪問日時を設定し、現地調査や商談をしていた。

 
それで営業成績は100人くらいいた営業マンの中で入社1年後からずっとトップをとっていたし、それに命をかけていたと言っても過言ではない。だからこそ、電話をそんな詐欺に使ってほしくないし、何か悲しい気持ちになる。

 
もう10年以上そういう営業はしていない。

時代のながれと違うから。

今は反響と紹介だ。

ただ、昔、それをやってきたことは今でも誇りに思っているし、全身全霊かけてやってきたのでそこが原点だし、力になったし、良い体験をさせていただいたと感謝している。

 
 
電話をかけてアポイントをとる手法、これをテレアポという。

 
神経を研ぎ澄まして何万件、何十万件とテレアポをやってきた。なので相手が電話に「もしもし」と出た声だけで年齢、体型、どんな性格かなど分かる。これはアポを取って訪問したことの繰り返しによる、すり合わせ学習と自分なりの統計である。

 
まず、こちらが名乗る。

そして、要件を伝えると、その次相手が言う言葉がある。決まっていう言葉である。

 
それは「結構です」だ。他にも「要りません」「いいです」などあるが、まずは断り文句で始まる。

 
ここでいきなり「待ってました」とか「考えていた」と言う方も1000件に1件くらいあるが、だいたい眉唾であり、受注まで繋がることなどない。

 
ナンパと同じである。

「彼女、お茶しない?」と声をかけたとしよう。いきなり「いいよ」と言われたら逆に怖いでしょう。成功する場合も、まずは彼女は怪訝な表情をするものであるし、それが正しい。そこからだ。

 
話を戻すが「結構です」と言われた後、それを「そうですよね〜」と肯定する。そして「でも、〜」と再度投げかける。

 
何が言いたいかというと、この再度投げかけた時の相手の反応で、アポイントが取れる、取れないはだいたい分かる。分かるようになったのだ。

 
言葉尻は関係ない。「お金がない」とか「先では」と否定的な言葉でも全然分かる。「あ、この方、絶対に興味がある」と感じる。

 
いや、ニーズもそうだが、人間性が分かると言った方が正解だろう。いろんな要素があるが、何よりも私は人間性で判断することを理論立ててきた。

 
そこからは押したり引いたり、テスクロをかけたりとしていったが、良いアポイントは3分で取れる。取れた。

 
逆にあーでもない、こーでもないと、テレアポでコネクリ回したアポは、訪問したときにはもうお腹いっぱいで良い方向には繋がりにくい。

 
あくまで、アポイントをとり、期待させた状態で訪問することを心がけ、あとは全力で提案し、プレゼンし、そして自分を売ったものだ。

 
 
書いていたら気持ちが昂ってきていくらでもかける。それくらい熱くやってきた。アポを取るためにはテクニックも必要だが、何よりも真心、気持ちであり、パッションであり、相手にはそれは必ず伝わると信じてやってきた。相手もこちらを見ているのだ。

 
決して口のうまさではなく、心なのだと思っている。

 
だから、そういうのを悪い方に使う奴らがいると、腹が立つ以上に悲しくなる。能力があったなら、正しい方向に使ったらいいのにな。

 
 
やってきたから、詐欺がどういうふうにアポを取っていったのかもなんとなく分かる。

 
人を騙して得たお金は絶対に残らない。他人の不幸の上に自分の幸せはない。

 
神聖なテレアポを冒涜された感じがすごいするのです。

 
それまでの人生、特にこれといった成功体験のなかった自分の原点だから。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 14:37
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