社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」
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2012年11月18日

新聞各社の選ぶ写真

新聞って記者クラブの影響で同じ写真、そして同じ文章の記事が別の新聞にもかかわらず掲載されていることが多々ありますよね。

それとは逆に新聞各社によって思想と言いますかイデオロギーもさまざまです。

朝日新聞と産経新聞なんか全然違いますし、社説は社是そのものです。

子どもの頃は新聞というものは、全て事実を掲載していると思っていましたが、各紙の正義を事実と照らし合わせて掲載しているものであると20歳をすぎて気付きました。

今日新聞を見て感じたのは、昨日日本維新の会と太陽の党が合流しましたが、その中の一コマで橋下さんと石原さんが記者会見場で握手をしていたシーンでのこと。

日経は石原さんが頭を少し下げてペコっと橋下さんにした瞬間を、神戸はその後石原さんが背筋を伸ばした時に橋下さんが近寄って握手した瞬間、産経はその直後石原さんが着席しそこへ橋下さんが笑って同じように座る瞬間を載せています。

それぞれカメラマンは連写しているわけですから、どこも全てのシーンを撮っているはずです。

各紙どなたが写真を選んでいるのか知りませんが、写真の撮れ具合やピントの良し悪しで選んでいるんではないことは明白です。

各紙自分たちのイデオロギーを広めたいわけですから、それが最も反映されているものを選択するはずです。

写真でこの度の合流をどうとらえているのか、又選挙をどういう方向性でもっていきたいか、世論を形成したいかが読め面白いのなと感じたのと、マスコミはなんでも断片を抜くのでいろんなシーンをみせると「損」だと再確認しましたし、小泉元総理みたいに短いフレーズで話したほうが操作されなく「得」だと言えますね。

総選挙が行われます。

僕の個人的見解ですが、自民が勝利し維新が大躍進、民主がズタボロ、そしてその後自民と維新との内閣成立です。

それはともかく、新聞に書いていることを純粋に受け止めるって危険なことです、大局観をもたないといけないと思います。






posted by orangeknight at 23:05

2012年11月17日

足場が隣に入る

朝から雨です、そのせいもあるんでしょう、赤穂店にきているんですが姫路バイパスと高取峠の二カ所で事故っていました。


昨日から社員から報告をうけている話なんですが、工事現場での隣のおうちとの問題。

工事をさせてもらう家に足場が組むと、隣の敷地に20cm空中で入ってしまうという内容です。

お隣は今はそのおうちに住まれてないし、連絡がとれないので空中で20cmですし、このまま着工しようと思いますがと、多分営業担当本人の心にもひっかかるものがあったんでしょう、僕に聞いてきたので却下、今の時代では通用しません。

そんな人ばかりではむろんありませんが、「お互い様」という観念より「損得」、そしてすぐに訴えられる時代ですので「ええわけないやろ、連絡先を調べて許可してもらいなさい」ということにしました。

今でこそ言えますが、僕も昔無許可で足場を道路に組んだり、姫路城の堀の際に建っているおうちを工事したさいなど家の人と「ま、いっか」と勝手に堀の中に足場を組み工事を進めたこともあります。

しかし、今思えば「恐ろしい」、当時は責任をとる立場でなかったのと認識が甘かった、そして飲酒運転と同じで時代がまだ許していたと思います。

今では「ありえない」ことだと思います。


話は戻りますが、どうにか連絡先を調べ、隣にお願いすると「NG」との事。

これはよくある話でして、隣同士で普段からあまり仲がよくないっていうのは珍しくありません。

連絡とっておいて良かったです。

2~3軒隣となるとそんなこともない場合が多いんですが、どうしてもすぐ隣となるとお互いの利害関係と言いますか、ストレスの積み重ねでそうなることが多いんです。

僕の体験談ではとにかく直接隣同士で話し合うことはなく、僕ら営業担当を通し話をしたり、僕らに怒られたりするので苦笑いです。

とにかく難しい時代、相手を思いやり信じる気持ちをもったうえで法に従った営業活動していかないとと思います。








posted by orangeknight at 09:40

2012年11月16日

三宅氏の死を悼む

政治評論家の三宅久之氏が亡くなられた。非常にファンでしたのでショックでした。

面識のない、テレビや本の向こうの人がお亡くなりになって「えっ」と胸のざわめきを感じたのは小学生のとき、昭和天皇が崩御された以来だと思う。

著書やテレビでの発言からは勉強させていただきましたし、自分と違う思想を持った人の話を聞く時の、強い口調と優しい笑顔の融合が好きでした。

日曜日の10チャンネルの「たかじんのそこまで言って委員会」は時間のあるかぎり観ていましたが、春くらいで辞められ、たまにビデオ出演していましたが体調が悪かったんですね。


これまたかっこいいなと感じる最近の「暴走老人」石原慎太郎氏といい、80歳をこえてなお国のためと活動されている方がいる。

自分の体を整えて、一生奉公と言いますか社会の役にたとうとされている方は美しいと思います。


僕の美徳を野球選手に例えると、「年齢や怪我で、体もぼろぼろになってスタメンからも外されようと、いつくるかも知れない代打のために控え室で黙々と素振りをこなす人」。

できるうちに引退するんではなく、「もうできないとなり引退する人」になりたいなと考えています。

もちろん若くしてリタイアというのも選択肢の一つではありますが、生かされているという「状態」を僕は一生認識しておきたいと思います。


己が選挙に勝つために、世話になった民主党を思想もなく離党する政治屋さんには、来る総選挙では落ちていただき、三宅氏の考えを引き継ぐ方々に国を変えてほしいと希望し、哀悼の意を評します。
posted by orangeknight at 10:35
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