社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2016年08月18日

解体されるのは寂しいなぁ

モノレールには乗ったことがありませんし、見たこともありませんが、私自身が小さい時から存在した、点々とあるモノレールの跡と、この建物は何か私にとって言い方はおかしいかもわかりませんがロマンみたいなものでした。

 
高尾アパート オレンジナイト

 
 
あちこちに点在したレンガでできた廃墟のような、まるでゲームに出てくるかのようなモノレールの高架。

 
そして、何よりこの高尾ビルの異様なつくり。

 
建物の真ん中をモノレールがぶち抜いているんですよね。

 
住んでいた人は駅に着いて、改札を抜け、階段を上がるともう「ただいまー!」なんですよ。すごくないですか。

 
寝ているすぐ下をモノレールが走っている光景とかを想像すると、そしてあの建物の構造をイメージするとワクワクするんです。

 
確かに今の時代、危険ですし、もうこの先使うこともないのですから解体は当然ですが寂しいですね。

 
 
私の「これぞ姫路の景色」の大きな一つなんです。

 
あっ、姫路の人間は駅の周りのことを「姫路」と言ったものですね。今でこそあまり言いませんが、高校生くらいまでは「姫路に行ってくる」は駅の周りをさしました。

 
駅の周りも、そしてこの将軍橋のところも、また朝日橋のところもガラーっと変わっていきますね。

 
昔あった、コンクリートの凸凹の将軍橋の上から見た高尾ビル、懐かしいです。

 
 
 
posted by orangeknight at 17:11

2016年08月18日

100年前の神戸新聞発見

おはようございます!朝一で草抜きをし、ゴミの分別をしていたらすごいものを見つけてしまいました!

 
神戸新聞 オレンジナイト

 
 
感動です!なんと、明治39年の神戸新聞です。

 
神戸新聞オレンジナイト

 
私たちの祖父母世代のまだ産まれる前のものです。100年も前の新聞です。すごくないですか!

 
よくもこんなにキレイな状態であったものだと思います。何か歴史を感じますよね。

 
当時、こんな新聞を取っておられたのですから裕福な家庭か大きな農家、地主さんのお家でしょうか。

 
畳に座ってお父さんがこの記事を読んでいたんでしょうね。

 
調べますと、明治39年には3月、伊藤博文が韓国統監府の初代統監に就任、11月南満州鉄道が設立されています。

 
ときはまさに1年前に日露戦争が終わり、戦勝に沸き、これから軍国主義へ突き進む真っ只中。この新聞の30年後には大東亜戦争があるのですからなんとも言えない気持ちになります。

 
朝からすごいものをみれてとても感動しました。

 
 
ちなみにこれは昭和42年の神戸新聞。私の生まれる10年前です。

 
神戸新聞オレンジナイト

 
 
うちの原に「この新聞、見せてもらって、あとはごめんやけど処分しといてな。ただ、無造作に捨てるなよ」と言いますと。

 
ここ、オチなんですが。

「はい!わかりました。シュレッダーかけときます!」と言いました。

 
さすがにそれは阻止し、うちの会社の女性最年長の新原が持って帰ることなりました。

 
100年前の新聞さんもここまで長生きし、まさかシュレッダーをかけられそうになるとは思わなかったでしょう。

 
リフォームの仕事をしていると30年、40年前の新聞はたまに遭遇しますが、100年前のは初めてです。

 
朝から感動しました!
posted by orangeknight at 09:37
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