社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2013年11月28日

法人Reform店初受注!

今期今月からオープンさせた「法人Reform店」嬉しいことに今日初めての受注がありました。
ちなみに「法人Reform店」とは戸建てやマンションにお住まいの一般のご家庭ではなく、会社やお店、事務所や商店などのいわゆる法人のお客様を対象にReformをご提案させていただく部署、オレンジナイトでは一つのお店という位置付けで法人Reform店と命名しました。
今月の前半を準備期間とし、三週目から企業様のところに飛び込み営業(オレンジナイトではドアコールと言います)をしています。

この店の成功は確固たる自信がありましたが、担当させたのは全く実績のなかった先月まで営業ではなく企画管理課にいた森を中心としたメンバーなのでどういうふうになっていくのかなというのはありましたが杞憂でした。

今日契約をいただいたのはその森です。

森は先月まで何か迷いのようなものが感じられましたが、今月からはすごいいきいきしています。

彼女をみていて僕が最初にまわした部署が違っていたと思いましたし、適材適所で同じ人間がここまで変わるものかと身を以て理解することができました。

森が先日少し照れながら言っていました「私、今この会社でやっと仕事ができているなと感じています」と、そして「少しオレンジ色に染まってきたような気がします」と。

とても嬉しい言葉でした。

もっともっと活躍してやりがいや満足感を感じてもらえたらいいなと思います。

工事に大小はないんですが、今日受注したのは数万円の工事です。

でも何かすごく前に進めた一本の契約ですし、彼女らもこれで何かふっきれたようなものもあるんではないかと思います。

法人の皆様にも、一般のご家庭のお客様同様良いご提案ができ、トータルでご満足いただけるような店となれたらいいなと思います。

今日はとても価値のある一日でした。


僕が姫路別所店にいるので、森の「ほっとしている表情の写真を撮って送ってください」と柴田に言っていたらこんな写真が送られてきました。

普段こんなことしないくせに照れているんでしょうね。いや、ほっとした表情を表に出さないところが大器なのかもわかりませんね。

Attachment-1.jpeg

頑張っていきましょう!と心から思いますし、たくさんのうちの社員たちから「良かった」という声が聞けたのも幸せでした。






posted by orangeknight at 20:34

2013年11月27日

瞬間の重要性

営業でもなんでも同じだと思うんですが、仕事をしていくうえでプラスの反応を相手から得るためには「瞬間」にこだわらなければならないと思っています。

当たり前に大切な第一印象よりまだその前の、例えば会った瞬間、いや、接した瞬間と言ったほうが適切な表現のような気がします。

一瞬の間合いで勝負が決することって往々にあります。

僕はそこに力を入れずに、第一印象そしてその後に力を入れるのはすごく労力のいることだと考えています。


例えばお客様から「チラシを見たんだけど…」といただくお電話ですが、この「チラシを見たんだけど」と仰っている瞬間は心の中で他社にも一度聞いてみようと思われているかもわかりません。

そこにうちの受付が笑顔でとても感じの良い電話の取り方をしたらどうでしょう、その瞬間お客様は心の中で「おー、優しい感じの人だな、こんな人が受付なら会社自体も信頼できそうだ」とオレンジナイトに任せてみようと思ってくれるかもわかりません。

受話器を取った瞬間の「お電話ありがとうございます…」で言わばお客様の心を制することができます。

ここを何も考えずに電話を取り、その次の複雑なご質問に相応な返答をしても「他社との比較の消滅の確率」は前者ほど大きくないんです。


お客様宅に伺って挨拶をするまえのドアを開けた瞬間の目の輝きにどれくらいのうちの営業がこだわっているのか一度聞いてみたいです。

お客様が大切なお住まいのReformを任せる会社を決定するのは価格だけではありません。
価格はもちろんその要因の一つですが、物を販売してハイサヨナラではないサービスを提供している会社とは、やはり工事中担当ないし会社全体との波長が会う会わないも重要な選択肢の一つです。

そこを僕はもっともっと研究したいと思いますし、探求してほしいです。


野生の動物の世界、例えばライオンどうしが戦うときなどはおそらく対面した瞬間に勝つか負けるかはお互いに分かるはずです。

それが本能というものでしょうし、十中八九負けるような相手に飛びかかっていくようなライオンはボスにはなれないでしょう。

人間も動物ですから、見るや聞くの、そのちょっと前の「感じる」というところでお互いにいろんな影響を受けているはずです。

髪型、顔の表情、口調、臭いや服装、持ち物などで瞬間に制することができるか。

制すると言ったら語弊があれば、相手の心を自分色のきれいな花で埋める。

手の動き、爪、そして毎日の服装。

毎日の服装など瞬間の連続であり、ネクタイをきちんとしている、会議の場やTPOに応じた服装を面倒くさがらずにしているかなどでその連続が印象となり固定化してしまいます。

印象が固定化してしまうとそれはもうなかなか覆りませんから人間関係を決定化してしまいます。そうなると終了です。

おそらくうちの社員や関係者で僕のネクタイがゆるんでいたり、カッターやズボンがヨレヨレになっているのを想像できる人はいないと思います。

ネクタイは会った瞬間に目に入る。ネクタイをゆるめるとすごくラフな感じがしますし、ピシッとしていると正装感がでます。

ネクタイをゆるめるということはカッターの首がきついんです。

いついかなる時もネクタイをきちっとしてその瞬間の連続に勝利したければカッターをオーダーすれば良いのです。

お客様に良い印象を持っていただくためなら非常に安い投資ですし、僕は27、28歳から全てそうしています。

ちょっと良い既製品のカッターだと5千円以上しますが、生地の質を並くらいで首回りや袖やウエストを測ってもらいオーダーのカッターシャツを作っても6千いくらでできましたし、していました。

オシャレなボタンやライン、そして模様などはなく真っ白ですが、かえって真っ白のカッターの方が清潔感がありこれまた印象が良い。

以来僕はこの安い投資で「いつもネクタイをぴっちりしている魚住君」という印象を勝ち得ています。


「瞬間」で相手の次の一手は変わっている。これを良い反応にさせたのも自分、悪くさせたのも自分、ここにこだわると勝負が早くなり勝ちが多くなるのではないかとケースバイケースはあるでしょうが思っています。

パーンと出会う、接するその瞬間、大切ですよね。


posted by orangeknight at 13:28

2013年11月26日

新入社員の研修制度

来月新入社員が6人入ってきます。

このところ非常にたくさんのご応募をいただけていて本当にありがたいなと思います。そのほとんどが僕のブログを結構な量読んでくれているのにはいつも感心します。

新入社員が入ってくるにあたり次からしようと思っていたことがありました。

それは新入社員の研修にもっと時間と手間をかけるということです。

今も最初の数日は各部署の先輩や上司とともに行動をとるようにしているんですが、何ぶん行き届かないところがあり、新入社員の中にはわけのわからないまま実戦に入ったという者もたくさんいたと思います。

大企業ならそれにすごい労力をかけるんでしょうが、我々中小はそこに力を注げないというのが正直なところあったんです。

しかし、社員からもそこにもうちょっと力を入れていきましょうという提案も多々あり、今回研修のマニュアルを作成しています。

下準備が完了し、今から一気に作っていく段階なんですがかなり指導にも時間がかかると思いますが、次から入ってくる人たちは今までとは全然違う、はるかに良いスタート位置につけるような気がしています。

そして、本社で僕を筆頭にある程度仕組みや意味や基本などを指導することによって各店長をはじめとする現場のみんなの負担が軽くなるでしょうし、より教えやすくなるんではないかと考えています。

僕は10人入社して10人全員が1年続くような会社はいけないと考えています。

この持論は変わりませんが、最初の段階で会社としてもう少し手間をかけることが必要だったと思っています。

大企業が最初にそこに力を入れる。

中小は言い訳して(僕のように)そこに力を注がない。

これではその差は縮まるはずはありませんよね。

逆算したらやはり最初のそれは大切だと考えるようになりました。

もっともっと僕自身もそこに今期は力を入れたいと思っているんです。
posted by orangeknight at 17:59
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