昨日、帰りにドラッグストアにアタックの洗剤の価格を見に行きましたが、値段上がっていますよね。

コインランドリーの新店のオープンでいつも洗剤をプレゼントしていますから、もう3〜4年は定期的に大量に買っております。
当初は安い店では1つ290円で買えました。なのでアタックの商品名も変化していますが、69%、約7割も洗剤の小売価格が上昇しています。
もはや税込み492円ではプレゼントなどできるような金額ではないですよね。
オープン3日間では、例えば1400円の洗濯乾燥を700円で提供します。それに約300円のランドリーカードを薦め、そこにチャージしてもらい次に繋げるのですが、チャージしない方もいますし、1回きりの方も当然ある。
そうなるとカード代はモロに経費となり、採算が合わなくなります。
カードはそういう諸刃の側面を持ちますが、それでも攻めのランドリー経営には必須と私は考えていますのでやっています。
そして、そこに洗剤をプレゼントしますから、当然赤字となります。
もちろん商売の常套手段ですから、投資の赤字は全然良いのですが、492円と290円の差額200円って大きいです。
コインランドリーを毎年9月にオープンするのは10月から繁忙期に入るからであります。
7月や8月と10月、12月では倍とまでは言いませんが、それくらい売上が増減します。
そこで、9月にオープンさせ、10月からの繁忙期をまず絡め、認知度を高めたいという意図があります。
もっとも、オープン月は前述の洗剤プレゼントや、オープンイベントでの人員配置なので大赤字です。
新聞折込みもしますから、さらに超赤字です。この広告、これが一番こたえますね。
それらを半年間くらいの売上で吸収したいというのがイメージであります。
言ったら半年間は儲けなしです。
それだけオープンイベントではお金がかかりますし、お金をかけたら利益が出ないのがコインランドリーなのです。
皆さんのおうちのまわりのコインランドリー、大半が何もアクションをされないでしょう。ただひたすらじっと構えて待つみたいなスタイル。
それがセオリーなのかもしれませんが、ランドリージャパンはバタバタしていきたい。
そんな経営をしていますから、洗剤7割アップ、大きいなぁ。
いや、しかし、うちで使っている洗剤の仕入れ値も上がっているんだから、値上げも視野に入れてやってみるのも良いかもしれないな。
実際、コインランドリーでアタックを使っていますが、他店の洗剤とは皆さん驚くほど洗剤価格は違うんですよ。
コインランドリーの洗剤は「泡だてば消費者はよく洗えていると感じてくれるので、とにかく泡立つように」をベースに作られているものが多いです。
その多くが中国製や海外製の安かろ商品です。
と、コインランドリーをやりだして知りました。なので、それでは騙しやろとアタックを採用しているんです。高いですけど。
200円って大きいなぁ。半年間でトントンが7ヶ月になる。いや、たつの店はびっくりするくらい売ってくれるはずや。
と、不安と期待が交錯する。そういうのが新店オープン前の経営者の気持ち、みたいなものですね。
では、今日もやりきります。月末にやりきる者が来月月初もやる。大切なのは今。