社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2016年08月19日

強い人間でいることを

私は社長だから社内でブスッとしていると空気が悪くなる。

 
機嫌がいいと周りの人間もニコニコする。

 
それを理解しているので意識しているのですが、たまには不機嫌全開でいる時もある。そんな時は心の中で、社内で自分が一番偉いのだからいいだろうと認識している気持ちと、それに甘えている気持ちが混在する。

 
ただ、私は社長だからたまには怒ろうが、厳しく言おうが、場の雰囲気を悪くしても、結論としてやむなしと今は考えている。だからする。自分の会社だから。

何をしても良いというわけではないが、それは自分で自分に「してもいいよ」と言っている。

 
それに対し、自分に対して「絶対にしてはいけない」と言っていることがある。

 
それは、暗くなること。弱々しくいること。落ち込むこと。なげやりになること。

 
多分、そんな私を会社の人間で見たことはないと思う。

 
涙もろいので泣くことはあるが、それは大半が悲しくてではなく、感動して。また、こみ上げて、気持ちが入って、熱くなって、のもので「シクシクシク」の泣きはない。

 
先日、うちの柴田が「リーダーの条件」という話をみんなにしていた。

 
全くその通りだと話を聞いて思った。

 
リーダーの条件にはあらゆることが求められると思いますが、その中でも重要な要件に私はマイナスの感情を出さぬことだと意識している。

 
出せば楽である。

 
しかし、それは周りに伝わる。リーダーが弱っていると組織自体が必ず弱る。

 
リーダーが絶好調だと組織も絶対に絶好調になる。これは絶対です。

 
 
人に使わる方の立場でずっといても良い人はマイナスの感情を「たまには」出してもよいでしょう。

 
しかし、それが立場が上になればなるほど、その「たまには」の度合いは少なく少なくなっていくべきでしょう。

 
私は激しく怒る時はあってもこれからも絶対に暗い、弱い、落ちている、と部下に思われないよう意識する。

 
先日の柴田の話を聞いて「理想がある」「理念がある」「人間力がある」「数字」とかいろんな条件を考えましたが、一番に「強い人間であることを演出しきれるか」という想いに至りました。

 
そう思って書きました。

 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 15:18

2016年08月18日

解体されるのは寂しいなぁ

モノレールには乗ったことがありませんし、見たこともありませんが、私自身が小さい時から存在した、点々とあるモノレールの跡と、この建物は何か私にとって言い方はおかしいかもわかりませんがロマンみたいなものでした。

 
高尾アパート オレンジナイト

 
 
あちこちに点在したレンガでできた廃墟のような、まるでゲームに出てくるかのようなモノレールの高架。

 
そして、何よりこの高尾ビルの異様なつくり。

 
建物の真ん中をモノレールがぶち抜いているんですよね。

 
住んでいた人は駅に着いて、改札を抜け、階段を上がるともう「ただいまー!」なんですよ。すごくないですか。

 
寝ているすぐ下をモノレールが走っている光景とかを想像すると、そしてあの建物の構造をイメージするとワクワクするんです。

 
確かに今の時代、危険ですし、もうこの先使うこともないのですから解体は当然ですが寂しいですね。

 
 
私の「これぞ姫路の景色」の大きな一つなんです。

 
あっ、姫路の人間は駅の周りのことを「姫路」と言ったものですね。今でこそあまり言いませんが、高校生くらいまでは「姫路に行ってくる」は駅の周りをさしました。

 
駅の周りも、そしてこの将軍橋のところも、また朝日橋のところもガラーっと変わっていきますね。

 
昔あった、コンクリートの凸凹の将軍橋の上から見た高尾ビル、懐かしいです。

 
 
 
posted by orangeknight at 17:11

2016年08月18日

100年前の神戸新聞発見

おはようございます!朝一で草抜きをし、ゴミの分別をしていたらすごいものを見つけてしまいました!

 
神戸新聞 オレンジナイト

 
 
感動です!なんと、明治39年の神戸新聞です。

 
神戸新聞オレンジナイト

 
私たちの祖父母世代のまだ産まれる前のものです。100年も前の新聞です。すごくないですか!

 
よくもこんなにキレイな状態であったものだと思います。何か歴史を感じますよね。

 
当時、こんな新聞を取っておられたのですから裕福な家庭か大きな農家、地主さんのお家でしょうか。

 
畳に座ってお父さんがこの記事を読んでいたんでしょうね。

 
調べますと、明治39年には3月、伊藤博文が韓国統監府の初代統監に就任、11月南満州鉄道が設立されています。

 
ときはまさに1年前に日露戦争が終わり、戦勝に沸き、これから軍国主義へ突き進む真っ只中。この新聞の30年後には大東亜戦争があるのですからなんとも言えない気持ちになります。

 
朝からすごいものをみれてとても感動しました。

 
 
ちなみにこれは昭和42年の神戸新聞。私の生まれる10年前です。

 
神戸新聞オレンジナイト

 
 
うちの原に「この新聞、見せてもらって、あとはごめんやけど処分しといてな。ただ、無造作に捨てるなよ」と言いますと。

 
ここ、オチなんですが。

「はい!わかりました。シュレッダーかけときます!」と言いました。

 
さすがにそれは阻止し、うちの会社の女性最年長の新原が持って帰ることなりました。

 
100年前の新聞さんもここまで長生きし、まさかシュレッダーをかけられそうになるとは思わなかったでしょう。

 
リフォームの仕事をしていると30年、40年前の新聞はたまに遭遇しますが、100年前のは初めてです。

 
朝から感動しました!
posted by orangeknight at 09:37
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