社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2014年10月09日

和室の工事にて

姫路市夢前町寺のK様邸の和室工事が終わったのでご覧下さいね。

和室二部屋の畳を新調と、襖と障子の張替えをご依頼いただいていました。

着工日、畳職人から「畳をどけたらコンパネがカビだらけやで」と連絡があり見に行きました。

たしかに、全体がカビでまっくろでした。

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コンパネ自体も何やら湿気ていたので、二階を工事していた大工の隅岡親方にコンパネを少しくり抜いてもらい、床下を点検することにしました。

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すると、床下自体は他社で調湿材や換気扇を入れられていたので乾いているんですが、床下の地面側から上のコンパネめがけてウレタンフォーム(泡を吹き付け、それが乾くと発泡スチロール状になる断熱工法です)を施工しているのでそれが通気を完全に遮断し、裏面も表面もコンパネがカビだらけになっていました。

このままではいくら畳を新しくしてもすぐにカビてしまうので、畳下地をやりかえることにしました。

そして、今回はコンパネではなく、昔は当たり前に使われていた杉板を下地に採用することにしました。

ウレタンフォームが根太や大引きにも付着していたり、床自体のレベルも少しこけていたので束(つか)部分からさっぱりやりかえることになりました。

撤去後です。

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新しい大引、根太を二部屋に敷いていきます。

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大工工事の後、最後に新しい畳を敷くとい草の良い香りに包まれ、とても美しい部屋に生まれ変わりました。

そして、当然ですが「床がしっかりしたな!」と仰っていただけました。

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昔は畳も年に一度くらいはあげて、パンパン叩いて干していたらしいですが今はそんなことしませんもんね。

快適にお過ごしいただければ幸いです。








posted by orangeknight at 15:02

2014年10月07日

働くという事とは

「自分探しの旅」を若い子はする。

実際に旅に出る者、いくつかの職場を転々とする者、また思想や宗教に傾倒する人などさまざまです。

いや、大人になってもする人はします。

いったい自分はどうしたいんだろう?どうすれば良いのだろう?と考える事もあるでしょう。

迷いの境地に陥り、朝から晩まで考える人もなかにはいると思います。

自分が社会から取り残されたような感覚、将来への不安、どうすればよいのだろうという感覚です。

働くとはいったいどういう事なんだろうと考えます。

毎日毎日朝から晩まで、自分は何のために働いているのだろうと。

「自分のために働いている」もしくは「家族を養うために働いている」と真っ先に考える人は仕事を楽しいか楽しくないか、おもしろいかおもしろくないかで考えるので、真の充実は得られないと思います。

自分や家族がごはんを食べるためにする労働では自分探しは終わらない。自分は一生みつけられない。


今、どこで何の仕事をしていようとその場所、環境を考えるのは間違いで、自らの考え方を変えると働くことに充実がもたらされます。

先日、テレビの金スマで埼玉県の「川越救急クリニック」という病院が紹介されていて、その院長の上原先生のことが放送されていた。

氏は救急医療の現状を憂い、このままではいけないと自ら救急病院を作ったらしい。

救急車は今現在どこでも即座に受け入れが困難な状況で、5件目6件目が当たり前、それが夜中ともなると受け入れされるまでにかなりの時間を要し、それがスムーズであると助かった命はもっとたくさんあったとのことでした。

そこで、その先生は診察がより少ない夜中にいつも働き、朝方にヘトヘトになって一日を終え、少し寝てまた診察するという毎日で少しでも助けられる命や、痛みや不安を患者からとってあげることに邁進していました。

しかも、個人の病院でCTなど高額な医療設備に投資したり、診療報酬の高い検査を繰り返すなどということを一切しないためテレビでは月収20万円程度だと言っていた。昼間に他の病院にアルバイトにも行っておられましたし、ここまでのことをされているのにお金はないと言っていた。

いろんな事を想いましたし、感動しましたし、こういう人をほおっておいたらいけないだろうと思いました。

その想いはたくさんありますが、ここで言いたいのはそういう仕事、働くというのが最高の状態ではないかということです。

自分のために毎日毎日徹夜で仕事ができますか。

収入も少ない、救急なので特に裁判のリスクもある、自分のための時間はほとんどない、しかしこういう方は「なんのために働きますか」と聞かれたら即答できると思います。

今の境遇に感謝し、公(おおやけ)のために働く、会社の誰かが助かるからこれをする、こういった感覚を持てたら、疲れなど出ませんし、使命感でいっぱいではないでしょうか。

人は自分のために働いても充実はしません。

人は自らが生活するために仕事をしても何もみつけられません。

そして、人はすべからく人の役にたちたいという本能をもっていると私は思っています。

自分は人の役にたっている、社会に貢献していると感じたとき、人は満たされるのではないでしょうか。

ということは、今現在の場所でまず考え方をかえるのです。

自分の使命を考え、自分の「身を削って働いたとき」もっとも満足感をえられるんではと私は思います。


自分探しの旅の結論は「探してみつかるものではないという事を知る」であると思います。

与えられた「今」を感謝し、毎日毎日同じことを繰り返していれば、探さなくても自分というものの存在意義はあきらかになってくるのではないかと思います。

あきらかになるように何事に対しても邁進することが大切ですね。























posted by orangeknight at 13:17

2014年10月06日

オレンジナイトの顧問税理士

月初にも書きましたが、今月オレンジナイトは決算です。

この一年間の集大成、決算は企業にとっては通信簿みたいなものですね。

創業以来増収増益&創業以来黒字続きを目標に今月は全員も全員で取り組んでまいります。


今日はその打合せ第一弾、顧問をしてもらっている税理士の宮藤先生の事務所に伺ってきました。

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オレンジナイトが五周年を迎えた後から顧問契約を結ばせてもらったので、早いものでもうすぐ二年になります。

創業から五年が経ち、とりあえずの目標として上場を掲げていますし、私の価値観により近い宮藤先生にお願いし新しくお世話になりはじめたのです。

どこともそうですが、成長する会社において、従業員と協力業者、そして取引先など関係者は全て変化していく人のみが継続し、変化が困難な人は離れていきます。

自身がより高いレベルになれば従業員も高くなるでしょうし、それはまわりの関係各位においても同じ。

そうすると従業員でも「おまえは昔はこんな事言っていたのにな〜」と私も彼、彼女から影響を受けもっと高まることができる。

取引先においても、変化において次元の高い工事やサービスを提供できるようになりますし、職人でも今どきみんなよく考えているなと関心しますし、勉強になります。

新築一位の積水ハウスでも昔は大工がタバコを吸いながらやっていたでしょうし、テキトウな事は多々あったはずです。どことも変化するとこは生き残り、成長し、変化しないところは消滅です。


そういう想いにおいて、私は先生と出会え良かったと思っています。

自分がパワーアップ出来ましたし、アドバイスが的確、そして志向が高いのがいいです。

頭がいいので質問に対する答えが早いですし、第一、年上に対して失礼ですが波長が合う。

やはり、こういうブレーンとなる人は重要ですし、会計において全幅の信頼をおいています。

先生の人間がいいと、そこで働いているスタッフの方もいいんです。

レベルが高いんでしょうが事務処理も素早く、そしてきっちりされている。先生の事も「私は、宮藤は年も下ですが尊敬していますし、大きくなってほしい」と仰っていました。

人間関係がきちっとできているのはお互いが相手のことを考えているからだと感じました。


うちが会計を頼んでいるのはこんな先生です。

今後とも末永くよろしくお願いしますと思っています。













posted by orangeknight at 16:57
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