社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2014年08月04日

店ごとのPLを作るべく

先週末からこの三日間かけてしています。おそらく明日にはあらかた仕上るとは思いますが、現在、店ごとの損益計算書を作るべく、まずは店ごとの損益分岐点を計算し表にまとめています。

先月からこれを作るための下準備をしてきましたが、今までの私はザルでした。どんぶりでした。

今、すごい反省をしています。

もちろん決算は税理士の先生にしてもらっていますし、その際も「まっとうにお願いします」と思想も伝え、税金もきちんとおかしなことを一切せずに納めています。

しかし、全体での決算しかしていませんでしたし、とにかく丼勘定だと感じています。

会社の成長ペースと私の成長ペースが少し乖離してしまっているのか、今くらいの規模だと店ごとのPLがあってもおかしくないのに私が怠っていました。

だいたいのことは把握しています。

その感覚に狂いはでていないと思っていますし、今まで会計上と税務上の差こそ決算時に生まれましたが、ほとんど思惑通りに着地していました。

しかし、これではいけない時がやってきたのです。何が原因というわけではないんですが今猛烈に気づいています。

もっと細分化してみないと正しい現状が把握できないなと思いました。

それと同時に、各店舗で損益をきちんと出すことで、また示すことでそれぞれの店長が経営者感覚を持ち出すと思います。

例えば、今まででしたら姫路別所店が赤だったかもわからないのに何となく赤穂店と太子店でカバーしていたという事があるかもわかりません。

全体ではそういう時があってもよいのかも分かりませんが、それが続くようではそんな店舗は潰せばいいですし、そうなる前にきちんとミニ経営者の店長に把握させて、真剣にそれを受け止めて、そして店のみんなで盛り返してもらわなければならない。

理解しいなければそんな対策も練れませんし、まず私がもっと細かく把握していないと半年先のことを今しているんですが全て間違った方向に導いてしまいかねません。


戦は全勝する必要は歴史をみてもないと思っています。

信長でさえ秀吉でさえ命からがら逃げ帰ったことがありました。

三方ヶ原の戦いでしたか、人生で一度だけしか戦に負けたことがない家康でさえその戦いと本能寺の変から逃げるときは必死だったと思います。

でも大切なのは死なない事と、大きく勝たなくて良いから、全て勝たなくて良いから全体で勝ち続けることだと歴史が教えてくれています。

いつもこのように考えています。


後悔や失敗は早急に、異常な速度で是正してまた挑戦しようと思います。

細分化でより細かくPLが作れたら今より一層足下が強い会社になるはずです。

従業員はみんな賢いので、きちんと数字をみせてあげれば理解し、より努めてくれるものです。私がたいして忙しくもないのに忙しいなどと怠慢だったなと感じています。


机の上は数字がぎっしり詰まった書類まみれです。

追われていますが今すごく楽しいです。今気付けて良かったと心から感じています。






posted by orangeknight at 15:52

2014年08月03日

感性は鍛えるもの

感性というものは仕事をしていくうえで非常に大切なものだと思います。

感性というものは物事が起こったときにどのように本人が感じ、また受け止め、そして考え行動できるか、またその全体をさすのだと私は思う。

同じものを見ても人によってそこから数秒の間によぎる思考は異なります。

会社に入ってくる人を観察していると、伸びゆく人はまず全員が感性を訓練により磨いています。

私は感性というものは先天的な素質ではなく、小さいときから今日における日頃の考え方によって差のつくものだと考えています。

感性を磨くにはまず真似だと思います。

理屈云々考えず、また関係なく、ただひたすらに感性が良いなと思う人と同じような行動や思考や仕事の仕方をすることです。

分からないうちにあれこれ意味を考えても分かっている人の境地には永久にたどりつけません。なのでまず考えずに真似をする。

そうこうしているうちにそれが自分のものとなり、そういうことだったのかと理解できるようになると思います。


小さなことからそれは全てに表れます。

私は会社で広告の入ったチラシの箱や新しいコピー用紙を並べる時、新しいものを奥や下に入れるのは当然ですが、必ず印字されたシールや刻印は手前に向け全て向きも揃えます。

道を通っていてどこかのおうちが工事をしていると何の工事をしているのか?またどちらでしているんだろうとジローっとあれこれ観察します。

洗車は洗い流したあとの泡を流す水を少なくするため洗剤量は必要最低限、それよりも水流によりバケツの中で泡立てることに注力しますし、捨てる洗剤は極力無くしたいと思っています。

掲示物が歪んでいるのが嫌いですし、額などどうしても水平がとれない場合は絶対に向かって右側を上げています。右肩上がりです。

営業をしていてお客様にどうすれば好印象をお持ちいただけるかなどは、第一印象とその後の瞬間瞬間の感性が全てを左右しますから、常にその瞬間に正しい選択をできるよう自分でも訓練してきましたし、新人の頃は真似をしまくりました。全く同じ言葉を使ったり、同じ行動をするんです。


いろんなことに全て当てはまりますが、真似をするとそれが自分のものになるんです。これはもう絶対だと思います。

そして、真似をした瞬間「あっ今真似している!」と自分で最初は思いましたし、少し恥ずかしくも感じました。しかし最初は思うんですが知らないまに自分が開発したみたいに自分のものになっています。

そこではじめて感性が磨かれたとなるのではないでしょうか。

電話の受付の仕方、本当に僅かな間合いやニュアンスで言葉以上の印象の良し悪しがお客様にもたらされることは多々あります。

それに気付かない人は問題ですが、良いなと思ったらそれを完全に真似をする人が伸びますし、大切な人だと思います。

営業なんてその最たるもので、いくらでも真似しまくれば良いと思います。

真似は感性を育てるうえで最大の訓練であります。


とてもありがたいなと感じるのは、一緒に働いていて私の感性を理解してくれるようになった人間と同じく仕事をしているとき、短い指示にもかかわらず皆まで察知し進めていってくれるとき。


感性は今現在毎日毎日磨いていくものであり、訓練して力を上げていくものです。

それがお客様の満足につながることは当然ですし、良い会社へとなっていくのではないでしょうか。

私は男性でも女性でも髪型を変えたり、初めてのネクタイやカッターシャツを着てきたり、マニキュアやつけまつげの変化でも全て認識できます。

女子が前髪を5ミリくらい切ったら気付くのがまともな感性の持ち主ですし、それが同僚や部下のやる気や悩みのあるなしが分かるということにも繋がります。


朝から晩まで感性を鍛えまくったら景色が変わってくると思います。どんどん鍛えようと思います。















posted by orangeknight at 17:33

2014年08月02日

スマ放題カケホーダイカケホとデジラ

「スマ放題」ってご存知ですか?

私は聞いたことはありましたが、何かとは知りませんでした。

では「カケホーダイ&パケあえる」は?

「カケホとデジラ」はいかがでしょう?

私が疎いだけで「そんなことくらい知っているに決まっているよ」という方も多くおられるとは思いますが、ことオレンジナイトの社員に限っては、特に私より上の世代はほとんど知りませんでした。

若い子と違い、日常の会話にスマホトークが無いのが影響しているんでしょう。


先ほどお昼にソフトバンクに行ったんです。

会社用のスマホを解約しようと手続きに行きました。

その際、店の方に「私の個人のこのスマホですが、毎月15000円くらい払っているんですがもっと良い料金プランはないですか?調べてください」と言いました。

店の方は私の番号から現在の状況を調べ言いました。

「スマ放題はご存知ですか?」と。

私は「知りません」と答え、教えて下さいと言うと「簡単に言いますと、月々2700円の定額で通話が完全に無料になるプランが7月にでたんです」とサラリと言われた。

「えっ!」と私は食いつきました。

詳しく教えて下さいと聞くと、店の方は「テレビコマーシャルでも頻繁にやっているんですが、ドコモさんに続き、ソフトバンクも定額制を導入し〜ペラペラ〜。」と言う。

そんな話があるとは知っていましたが、もう既に世の中にその新サービスが出回っているなどこれっぽっちも知りませんでした。

ドコモは6月から「カケホーダイ&パケあえる」、ソフトバンクは7月から「スマ放題」そしてauは今月の13日から「カケホとデジラ」といういずれも月々2700円という価格で通話を完全定額制にした、またはするのだと言う。

ドコモでもauでもソフトバンクでも、どこに電話しても無料。

固定電話でも携帯電話でも、ウイルコムでも無料らしいです。


もう本当に驚きました。それなら今、うちの従業員に持たせているウイルコムは必要がないです。

従業員みんなの通話料金が高くならないように会社が契約し、それぞれに持たせることになったんですが、今後そういう料金体系ならみんな自分のスマホでお金の負担もなく仕事ができるんではないかと思いました。

昼から会社の人間をウイルコムに行かせ、状況や詳細の話を聞いてきてもらおうと思っています。

現在もメールはBYODの一環で個人のスマホに送っています。

ウイルコムはメールには不向きで、画面もスマホのほうが大きいので見やすいからです。

もしウイルコムを解約しても影響がないのなら全て解約することにしようと思います。

会社の月々の負担もなくなりますし、みんなが携帯をお金のために2つ持つという煩わしさがなくなると思います。


それにしても全く知りませんでした。

携帯のコマーシャルなどしっかり見ていなかったなぁ。

今、思い出せるのはauのコマーシャルで剛力あやめがミニスカートで「おっとっくー!」と言っているものくらい。おそらく少し古いとは思いますがそれくらい。

たまたま今知ったから良かったですが、これを半年後や1年後に気付いていたらスマホの支払いも旧料金プランのままで毎月損をしていましたし、ウイルコムも月10万円として半年で60万円、年間100万円以上損をしていました。

「おっとっくー!」どころか「おっおっぞーん!」と叫ぶところでした。

もっといろんなところにアンテナ張ります。





















posted by orangeknight at 13:43
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