社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2012年08月13日

娘、三歳の誕生日

画像今日は娘のまこの三歳の誕生日でした。

幸いお盆に生まれてくれたので、僕も休みですし家族も集まるので、いつもたくさんの人に祝ってもらえます。

実家には両親の他、祖父や弟夫婦が来てくれみんなで晩ご飯とケーキを食べました。

早いものでもう三歳、生まれた瞬間のサルみたいな顔や泣き声、大切に触らないと折れてしまいそうな細い指や、鼻を近付けて臭った臭い、そして妻の苦しそうな顔は今でも鮮明に覚えています。

最近はやはり女の子、ませています。どこで覚えてきたのかわかりませんが、毎日いろんな言葉をしゃべります。

僕が「ただいま~」と帰ると、「遅かったのね~」と言われた時は唖然としましたし、少々注意したぐらいでは逆に「分かりましたから静かにしなさ~い」と返してきます。

少し前からできていると妻に聞いていましたが、昨日娘が僕に「パンツパンツ」と言ってきたのでパンツを脱がせてあげると、おまるに座っておしっこをしていました。

親バカですが泣きそうになりました。

「パパー、できたー」と言ってピースをしてきました。子供がいる家、いない家それぞれどちらにもそれに起因した幸せがあると思います。

どちらが良いとかはありませんし、いろんなライフスタイルがあって然りです。

そんななかうちは結婚して五年間子供ができませんでした。できないのかなぁと少しあきらめかけた時、妻が「妊娠したかも」、と言ってきました。

娘のおかげで家での笑いが増えました。くったくのない笑顔はあらゆるものをリセットするすごい力をもっています。

笑顔の素敵な、人のいたみがわかる、名前の通り真心をもった女性に育ってほしいなと願います。全力で育てたいなと思います。


posted by orangeknight at 21:08

2012年08月12日

読書のお盆

画像
いよいよお盆休みがやってきました。

ちなみにローテーションなんで、姫路本店、赤穂店ともお盆中も開けていますのでお越しくださいね!

お盆あいだは墓参りと娘の誕生日が主な予定という、仕事以外はいつもノープランな僕ですが、本を読みたいなと思っています。

なかなか普段は時間がとれず、読書のすすみも悪いんですが、ハイペースで読みたいなと考えています。

本からは実際体験したことがないことを知り得ます。

考え至らなかったことを教えてもらえます。

そして知識を入れないと勝っていけません。

休み中、本をはじめとするいろんなものから充電してパワーアップして休み明けをむかえたいですね。
posted by orangeknight at 13:25

2012年08月11日

5%から8%

既定路線ではありましたが、消費増税法が成立しました。

思えば昔は100円のお菓子を買いに行く時、100円玉を握りしめて近所の駄菓子屋さんに走っていったものです。

それが103円になり、105円になりやがて110円になる。

僕は国が財政的に苦しく、役人がきちんと精査しなおしたうえで、なお不足であるというのなら日本のためですから喜んで税金はお支払いします。

ただ一点、これだけがひっかかるというものがあります。それは、下請けの中小企業が大企業に対し消費税分をそのまま価格に添加できないという事実です。

国はこれは公正取引委員会がきちんと対応する、ととりあえずは言っていますが日本全国、大企業の担当に「請求は5000万と消費税で、5400万ですか~、う~ん込みの5000万にしといてくださいよっ」と言われてしまうと、今まで5000万に5%で5250万、これを値切られて5000万、実際消費税は払わないといけないわけで、中小企業にとっては5000万の税込みとは4762万の事でした。

これが8%になると5000万の税込みとは4630万の事となり、132万円も減額ということになります。

シカマ工務店は元請けしかしていない会社なので、企業間でという事はあまりありませんが、お客様からはご指摘を受けます。

売り手にとっては380万の水廻りリフォーム工事なんですが、買い手にとっては380万と消費税8%の合計である410万の水廻りリフォーム工事と当然ながらなります。

これを「税込みの400万に」というのは買い手の意見としては分からない事はありません。

しかし、税込みの400万とは8%で換算するとすなわち370万のことであり、今の5%の税率で380万と消費税にすると399万となり不思議なことにあまり値切られません。

ここでも8%と5%という差が10万円の減額をおこしています。これがボディーブローのようにジワジワと効いてくると予想できます。

消費税率のアップというのは実際のモノ(サービスを含む)と総支払額の乖離を大きくするので、ここを気をつけておかないと僕らのような若く小さな会社はひとたまりもありません。

きちんとしたサービスを提供するためには適正な利益率というのが絶対条件です。これが浸食されるとあらゆるものが歪んできます。

国が決めた事ですので従いますが、お客様にこれまで以上に満足していただけ、かつ健全な経営を本当に意識しないとこわいなぁと思います。
posted by orangeknight at 09:36
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