社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2012年07月02日

節電の夏はじまる

節電の夏がいよいよやってきました。関電からは計画停電のお知らせが二度もきました。

世間では、何か去年よりも節電熱は下がっているのに関電が去年より叫んでいる気がします。

計画停電なんかされたら仕事になりませんので、もちろんうちも節電はしていきますが、電気の本当のところはどうなんでしょう?

節電を叫ぶ関電、時を同じくして再び動き出した大飯原発、そして再生可能エネルギーの買い取り制度の開始など大人の世界はいろんな理屈で動きます。

国のためでしたら、多少の不便や値上がりはやむを得ませんが、またそれが昔からの日本人の考え方でしょうが、そういうふうに理解する人々が一番大切であり、一番怖いというのを為政者は覚えといてほしいです。

「脱原発」が「脱原発依存」にすりかえられたパワーってすごいと思います。

ただ、力のない人が原発で苦しみ、心の優しいおじいちゃん、おばあちゃん世代が昼の暑いなか節電に協力しようとエアコンを切って耐えてもらったりするのはダメです。間違っています。

知恵とお金のある人はメガソーラーでまた潤う。良いことをしているんですから、もちろん儲けてもらったらいいんですが、お金を稼ぐ才能はあまりないけど、国や地域を想っていてくれたり、心のある人々にとって痛い節電にはしてほしくないなぁと思います。
posted by orangeknight at 11:18

2012年07月01日

下半期の抱負

7月が始まりましたね。早いもので今年も折り返し地点です。

情報化のせいか、とにかく時代の流れが早いので、半年後の事を考えているくらいでは話にならないなと実感します。

実際、今年の正月に計画していた事も次から次に具体化しているものの、時の流れが時速100キロだとすると、僕が会社ですすめている事の実行の速度は80キロだと感じます。

一つの事を決定して実行する。決断は得意で、あれこれとアイデアも浮かびますが、自分の実行速度には不満です。

多分、そろそろもっと組織の力での実行をしていかないと時の流れにおいてきぼりにされてしまうと思います。

決める事でリードしても、実行速度の遅さでそれがたいしたリードでなくなってしまっているのが本当に惜しい。

今日からの下半期、もっともっと先をみて、実行速度も上げる経営を心掛けたいなと考えています。
posted by orangeknight at 19:19

2012年06月30日

必然を僕なりに考える

最近、それが正しいのかどうかは今の僕にはわかりませんが、仕事をしていてあらゆる事が「必然」に思えてなりません。

ここでこの結果がくる事は「必然」であったと。

元来、僕は「たまたま」という概念はほとんど持ち合わせておりません。無いと言ったらウソになりますが、例えば入社まもない新人が良いお客様と出会ったり、大きな額の受注をする。

よく本人は「たまたまです」と言う。本当にそう思っていたり、謙遜だったりするが、僕はそれは全て必然だと思っています。そこにチラシをポスティングしているから反響があるんでしょうし、それが休みの日にしたものだったりすると尚更そういう事だと思います

クレームがおこるのもそう。おこるべくしておこっています。僕は今一件クレームをいただいています。玄関ドアの工事なんですが、そもそも特注ドアなんですがサッシ屋が寸法を間違えて、僕に報告なく施主様と話をし、ドアの寸法をカットして納めさせていただいた。

何も知らない僕は次の日に現場に行き、当然のような顔をしていてまずお叱りをうけた。当たり前ですが、まず謝らないといけませんし、何のための特注かわかりません。

そしてその日の夕方、板金の職人が作業中に電気の配線を断線させてしまい、復旧に何時間もかかりました。

他にも、ドアの納まりの説明を僕が伝えきれてなくて、細々したところでもご満足していただけていません。

まず、僕に報告がなかったというのも僕のそうすべきという徹底力が弱かったからだと思いますし、工事のミスも気をつけようともっと強く思えば防げたはずですし、僕の説明不足は絵にでも描いてお見せしていればうまくいっていました。

たまたま重なったんではなく、おこるべくしておきたクレームです。でも必ず最後は丸くおさまるようにきちんと対処しようと思っています。

今日は月末ですが、一ヶ月の売上げなんて必然の極みだと考えています。会社としての目標額、おかげさまで今月も達成させていただきましたが、まずきちんとした目標設定ありきで、それを達成させられるか否かははっきりいって日頃の広義での営業活動につきると思います。

きちんとしていれば達成しますし、していなければ達成しません。ただそれだけで、営業の世界によくあるウソのオーダーなんて僕やうちの会社はしたことがありませんし、ゴミみたいなオーダーだと心の底から思っています。

必然から逃げて、真っ向勝負できないんだなとそういう話を聞くたびに思います。

話はあちこちいきますが、結果を追求する営業の世界では結果が全て、ただその全てである結果をもとめるには必ず過程が伴うと思います。

過程を伴った結果が必然であり、僕はシカマ工務店でそれを重視したいなと思っています。必然を語れるプロセスを仕事をしていてあれこれ考えてしまう土曜日の夕方でした。










posted by orangeknight at 19:18
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